月別アーカイブ / 2018年02月

私は営業部長ですので毎日ではありませんが、主に都内の顧客に訪問営業をします。外回りの日は昼食は飲食店にて取るのですが、先日のお昼の喫茶店でのことでした。
私より5分くらいあとに、一人のご婦人が入ってくるなりタバコが吸えるかどうかをマスターの奥さん(と思われる)に尋ねました。その店は個人経営のやや年季を感じる、灰皿がテーブル毎に置いてあるような喫茶店です(ので吸えます)。コンセントのプラグはありません。私は非喫煙者ですが、こういった喫茶店は得てしてくつろげるという特徴がありまして、あえて受動喫煙を厭わずといったところです。昼食は味より雑誌や新聞でも読みながらゆっくり出来ることが大事で、昼食のために行列に並ぶ価値観は私には無いですね。席が空くのを待つ人に見られながら狭いカウンターでラーメン食べるなんて、美味しくても嫌ですもん。
さて、さきほどのご婦人は席について程なく、今度は奥さんにライターかマッチがないかと尋ねます。忘れたんですね。すると奥さんは無愛想にありませんとの返事、そんなのでよく客商売やってるねぇと私は内心苦笑しましたが、そうしたらご婦人の隣に座っていた別のご婦人がライターをどうぞと差し出しました。喫煙者同士のこんな火の貸し借りはなんだか良い光景ですよね。そして、喫煙できる飲食店が減っている昨今、こんな店(失礼ですが)でも徐々に席は愛煙家で埋まり、吸っていないのは私だけになりました。案外、喫煙可の飲食店の方が皮肉にも商売としては上手くいく時代かもしれないですね。
…東京五輪に向けて、厚生労働省は受動喫煙対策を進めています。その案は当初、飲食店は原則禁煙という中々に過激なものでした。私が入ったこの喫茶店の最大の長所(←最近、「強み」って言うのが流行ってますね)は、喫煙可です。この店を国からの命令で禁煙にしたら、おそらく閑古鳥がやって来ます。この店にとっては幸いこのたびの受動喫煙対策は当初案からしたら甘いものになりました。非喫煙者の私も、出来れば受動喫煙は避けたいですが、昭和の色濃い時間のゆっくり流れる喫茶店が姿を消すのも寂しく思います。私は気忙しい禁煙店よりもくつろげる喫煙店にこれからも行くと思います。
タバコのさまざまな害を減らしたいのなら、私の考えとしてはタバコの生産量と販売量を減らすのが早いと思います。それを減らさない限り、どんな対策もさほど効果ないですよね。これだけ売っといて社会の害悪扱いするのは道理に合わない話かもしれません。もちろん、健康診断の結果が悪いのにタバコを吸い続けるのも、道理に合わない話ですけどね。タバコと人間がうまく付き合っていける国こそが本当の先進国ではないかなと私は思います。

その1
私が何となくためてる某ポイント、ある日いきなり100ポイント増えていました。おやと思いそのポイントの管理画面のようなところを見に行けば、この100ポイントはインターネットでの買い物限定で、しかも使用期限があると。いい大人がたかが100円のためにこんなのに時間かけないですし喜ばないですし惜しむこともないですよね。普段よく行くコンビニで使えるからそのポイントは貯めてあげてるだけですよってねぇ。
その2
妻(社長)の母から聞いた話です。スーパーのクジ引きで旅行が当たったとのこと。ただ、旅行に行けるのは1人だけで、同伴者は7000円かかり、食事も店が前もって決められていてその店はあまり大したことはないことを義母は知っていると。そして旅程には宝飾店での買い物時間があるという…。こんなの余程の世間知らずしか行かないですよ。お義母さん、この話色んな人に言いふらすでしょうね。
その3
ある日、弊社がお金を払う立場の取引先から郵便が来ました。なんでも、弊社との昨年一年間の取引量が一定水準にないので契約を解除するとのこと。私の感覚的にその水準はクリアしてるはず、本当に解除されるとかなり困るので書面の担当者に電話すると、データ集計の期間を「昨年度」一年間を根拠としており、昨年度1月から新規契約の弊社は、僅か3ヶ月の数字で判断されていたと、その後は水準以上に取引量がありました、すみません…って、その会社は世間的には日本のインフラを担う巨大一流企業様ですけどね。まあ、弊社との取引なんて無くても構わないという本音が垣間見えて感じが悪いです。それに弊社が解除の対象外でよかったなんて単純なことではないですよ。零細企業は切り捨てる非情なやり方ですよね、それ。
以上3つの話、けっこう現代日本を象徴してるように思います。働き方改革なんて空疎なことを首相が率先してやろうとしていますが、それ以前に各企業の経営者や決裁権を持つ方々に、仕事というものの意味を考えてほしいです。現場でやらされる社員が楽しくもなんともない仕事は大した成果は上がらないどころか企業の価値を減ずるものと思いますが。

2月はプロ野球選手にとって新年の始まりと言われます。なぜならこの2月からユニフォームを着てチームとして公式に練習なり試合なりが出来るという決まりだからです。各チームは沖縄や宮崎などの温暖な地域で2月からキャンプといういわば合宿を1ヶ月くらいするわけです。
プロ野球は12チームあり、昨シーズンは東京が本拠地の2チームが不甲斐なく、特に親会社が某乳酸菌飲料メーカーのチームは、シーズン143試合で96敗という記録的な弱さでした。そこまで負けたら、問われるべきは選手個々の能力だけではないと考えられます。
その乳酸菌飲料チームの今年のキャンプは、昨シーズンの悪夢を払拭すべくまさに練習漬けの様相を呈しているとのこと、先日テレビのニュースで見たときは名のある選手含めて陸上選手のように走り込み、全体の練習が終わっても各選手が自主的に練習に取り組んで、目の色を変えているらしい様子でした。
しかしながら、私の分析ではそのチームの不振は複数主力選手の怪我による離脱と、怪我は無い主力選手の技術的なスランプが折悪しく重なっただけですよ。主力選手は怪我をしない身体づくりが大事かもねと私は思いますが。身体に良いであろう乳酸菌飲料のメーカーなのに形無しですね。そのチームには、今シーズンから球団OBのいまどき珍しい鬼コーチが就任したのですが、私が察するに鬼が見てるから練習しなきゃ怒られるという気分がチームを覆っているのではないでしょうか。練習したらしただけ上手くなる、強くなる、というのは彼らが小学生から高校生の頃の体験であって、プロになった今は違うやり方がありそうですけどね。猛練習で優勝なんて、プロ野球としてつまらないと私は思うのですがそれはひねくれ過ぎでしょうか。
ここで一つのポイントは、この乳酸菌飲料チームは、ほんの3年前の2015年には79勝してリーグ優勝を果たしているということです。そのときのキャンプも今のように練習練習また練習だったのでしょうか?そのときにも鬼コーチがいたのでしょうか?私たち日本人は何かダメになると現場を鍛えがち、つまり現場が悪いとして現場の緩い雰囲気を排する方向に走りがちですが、仕事の成果というものはそんなに単純なものでしょうか。一方の経営者も現場と同じくらいに鍛錬、練習しているでしょうか。
もちろん、現場の一人ひとりも何をすれば成果が上がるかを考えながら練習なり仕事なりに取り組むことが大事であること、「やらされる」のではなく「やる」ことが大事だろうなあと、経営者兼現場なので「やる」しかない私は思うのでありますよ。…考えてみればプロ野球選手も経営者兼現場です。私はプロの集まりだからこそ、今年この乳酸菌飲料チームには優勝してほしくないと思います。猛練習して優勝の何が悪いのか、いや悪くはないんですが…。このチームには、今シーズンはアメリカ大リーグで7年プレーした実力のある選手が戻ってきます。チームが上手く行くかどうかは彼次第な面もあったりするとも思うんですよね。プロ野球の面白さはそういうところじゃないでしょうか。

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