月別アーカイブ / 2017年09月

【話その1】
今年の1月30日から東京のタクシーの初乗り運賃が1キロちょっとまでで410円になっています。それまでは2キロまで730円でしたが、タクシー事業者の8割超が国土交通省に申請したらしく、それが認可され実施されています。弊社とみにんから私の自宅ならそれで帰れますが、まあ歩くよね、って距離なので、タクシーで帰宅したことはありません。
【話その2】
先日新聞に載ってたことですが、農林水産省が、今年の春先のポテトチップスの品不足をふまえ、ジャガイモを増産するために、生産者の品質改良や機械化に支援金を30億円出すとのことです。税金をそんなことに使う?と率直な疑問を感じます。しかも今月から、病害虫の発生で輸入を停止していた米国アイダホ州のジャガイモの輸入を11年ぶりに解禁したそうです。そこまでする必要があるんでしょうか。
【話その3】
厚生労働省が2015年度の国民医療費を発表しましたが、42.3兆円に達しこれで過去最高を9年連続更新したとのこと。私個人の意見では、医療費の窓口負担がゼロの生活保護受給者と子ども(自治体によっては高校生くらいまで対象です)からも、一旦はいくらかお金を払ってもらい、申請により返還する、あえてめんどくさい仕組みにすることで医療費抑制をはかるべきと思います。危機を孕んでいる医療の状況を管轄する厚生労働省は今後の日本にとって非常に重要な役割を担っています。
【まとめ】
医療費が増えれば、医療機関や薬局などは潤いますが、病院にかかることがあまりない健康な人及び国保、健保など保険運営主体の金銭的な負担が益々増えますよね。しかも少子高齢化社会です。なので、厚生労働省は2008年から生活習慣病やガンを予防するために、特定健診(メタボ健診)を始め、なんとか病院にかかる人を減らそうとしてるわけです。遺伝的な要因ではなく、運動不足や身体に良くない食物のとりすぎが原因の生活習慣病の患者は、人間の行動と意識を変えれば減らせるはず、そのために厚生労働省は策を講じているのに、国土交通省は歩けばよい距離をタクシーに乗れと言い、農林水産省は品質が悪いかもしれない米国産ジャガイモを身体に悪いアブラで揚げたポテトチップスを、絶対品切れさせないので皆さんどんどん食べろと言う。
縦割り行政の弊害があまりにも鮮やかですが、誰か日本をきちんとマネジメントしてくれませんかね。

歌手、安室奈美恵があと一年で引退すると発表しましたね。本当はすぐやめたいのかもしれませんが、まあ、あと一稼ぎという思惑が関係者にはあるんでしょう、テレビでやたら取り上げるのも、世間に対しての需要喚起に私には見えます。彼女は最近テレビには出てなくて、ライブを精力的にこなし、CDを出せばバーンと売れるような売れっ子歌手ではなくなっており、すごく彼女が好きないわゆるコアなファンにとっては思うところはあるでしょうが、ほとんどの人は引退するからって寂しいとか惜しいとかビックリとかは感じないのではないですかね。そしてそれは、彼女自身が望んでいた歌手としての形ではないかと、ファンでもなんでもない私は思います。
さて、そのことを伝えるテレビの情報番組内で、ある中年男性タレントが、11月に安室奈美恵がベストアルバムCDを出すことに対して、100万枚絶対売れるでしょうねと言ってましたが、本気で言ってるのかなと疑問を持ちました。ちなみに安室奈美恵は本人が10代20代30代それぞれの年代で100万枚の売上を記録したCDを出しており、そしていま40代でもその記録を作りそう、という意味での発言だったんですが、私が思うにいまの時代レコード会社に、100万枚プレスする度胸があるでしょうか。おそらく、もう一度歌い直して録音するのではなく、これまでのヒット曲を並べるだけではないかなと私は推察しますが、ましてそれが二枚組だったりして(彼女のキャリア的にそうなんじゃないかと)、販売価格が5000円くらいすれば、100万枚はとても売れないと、今の時代的にそう思います。歌手が歌をCDにして売るという商売は、いままさに衰退しており、CDを売る店も昔ほど見当たらないですよね。
そして安室奈美恵がすごく人気があるとしても、今さら聴いたことがある曲ばかりのCDを喜んで買うほど現代人はウブじゃない、いま求められるのはライブ、体感、唯一無二のもの、一度きりの素敵な時間、そんな時代を感じたからこそ、安室奈美恵は活動をまさにライブ中心にしていたんじゃないでしょうか。なので、本人としては今さらCDなんか別に出さなくていい、売れなくていいと思ってそうですけどね。なんか、彼女でお金儲けしたい人たちが必死で世間を盛り上げようと騒いでるだけに思えます。100万枚絶対売れるとの発言のあった番組も、なんとなく統一された雰囲気が不自然に私は感じました。そんなだから彼女は引退したくなったのかもしれませんよね。本当は小さなライブハウスなんかで好きに歌い続けたいんじゃないかなと心中察します。

少し前、私のとっている新聞の中面あたりに、両面見開きの全面広告がありまして、それは大手専門学校が新しく通信制の大学(情報処理と福祉の学部がある)を開学することをPRするものでした。こういった全面広告は、おそらく日本の主要5新聞全てに載せているはずですので、当事者にとってかなり大掛かりな話だと思われます。
さて、その専門学校、これまでは服飾関連や美容師などの人材養成で名を馳せてきた印象が私にはあります。このたび開学する通信制の大学、つまりネット動画で授業が受けられる(スマホがあればOKとか)ので、通学不要とのこと。いま日本は少子化で大学全入時代、一部の人気大学以外は学生集めに四苦八苦していますが、通信制なら日本全国いや、場合によっては世界中から学生が!という思惑でしょうかね。ただ、高校を卒業した後に進む普通の大学とは異なり、学びたい気持ちがあれば誰でもOKとのことですが、では入試はあるのかとか、何年通信授業を受けたら卒業なのかとか、そもそも本当に「大学」なのかとか、でっかい広告の割に不明な点が多々あります。また、ネットで授業するなら広告もネット上ですればいいのに、ネットでは見かけません。そして一方で不幸にして学校に通えなくなった「弱者」を社会的に救済するという大義名分のようなものをうたっているものの、それは本来公的な機関がやるべきことだし、それなら新聞広告でバーンとPRするより違う方法があるような気もします。
しかしながら、ファッションやヘアメイクのプロを目指す学校を運営して大きくなった法人なのに、寝癖すら直さなくてよい、寝間着すら着替えなくてよい、そんな通信制の学校を始めるなんて、ちぐはぐではないでしょうか。私がその法人の理事長なら、面接試験が必ずありそこでダサかったら不合格にするような、見た目重視かつ追求の大学を開学します。世の中、家から出たくない人より、そんな人の方がうまく立ち回るもんですよね。身繕いして町へ出る、それは人間生活の基本の一つですし、それを世に訴えかければ、アナタのところの専門学校卒業生の美容師やスタイリストが社会から必要とされ、活躍の場を得ると思いますけどね。
学校というものは、そのくらい理念に基づいて物事を考えてほしいところです。損得優先の商売をせざるを得ない普通の企業とは違うんだなと、思わせてほしいんですが。

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