ラグビーのW杯、ここまで日本は2連勝と幸先の良い滑り出しですね。大会の事前の注目度はさほど高くなさそうでしたけど、どの試合も観客が入り興行としても成功しそうです。私もテレビで日本戦以外も何試合か観たりしています。そういえばウェールズは北九州市がキャンプ地でしたので、いま小倉の街はあちこちにウェールズを応援しようとののぼりが立っていたりもします。ウェールズも強いので日本と大会の終盤に対戦があったりするのでしょうかね。
しかし、ですが、だけれども。誰もが思っていても口にしないこと、いや、口にするのはもはやタブーなのか野暮なのか、いや、そもそも関心が薄いのか、それを言ってはおしまいなのか、…あるいはこのブログくらい超マイナーメディアでないと書けないことなのか、それはそう、日本チームとはいえ半分くらいは日本人じゃない(←日本語を話すことは出来るくらいの居住歴はあるようです)ということです。日常的に多(他)民族とフラットに仕事や生活している国ではない日本なのにラグビーだけはこのチーム、「これがラグビーだ」と以前かの五郎丸選手が言ったことで日本人は納得する形になったようですが、しかしこれでは私の心は動かない。アナタはどうですか?…ただそもそも、日本チームが強いか弱いかよく知らない、選手も知らない、そんな私がラグビーのW杯を全面的に楽しいと思えないのは当然ですが、昔からラグビーが好きな人の意見を聞いてみたいところです。
…そんなネガティブなこと言わないで、皆で盛り上がって外国から応援に来た人と交流して、ビール飲んで国歌を歌って、試合後のスタンドはキレイにして選手はお辞儀して、日本が勝てば大騒ぎ、全てがポジティブに楽しく終わればそれでいい、試合が終わればノーサイド、いまのラグビーはそれでいいのかもしれません。つまらないなら見なきゃいい、現代はそういう時代なんでしょうけどね。半分が外国人選手だけどルール違反ではない、なんだって勝てばいい、勝てば感動、それで良いのか考えてしまいます。
こうして強くなった日本チームですが、一方であまり勝てていないトンガ、フィジー、サモアなどの太平洋諸国は、選手が経済的に豊かな国に出て行ってしまうようです。それらの国出身の選手は母国での勝利より、先進国でのサラリーを選んだ、プライドよりお金を取ったことに、将来葛藤するかもしれません。人生、競技引退してからの方が長いですしね。そして他国の代表チームに入った選手は、母国の代表チームには入れないというのは、なんか切ないですよね。日本の勝利は他国から選手を引き抜いたおかげとも言えないでしょうか。
結局、お金持ちが自分たちに有利なルールを作って勝つという、スポーツって資本主義社会そのままになってきてるな(つまんねえ)、という気もしてきますが、ラグビー日本代表チームは、早稲田慶応、明治法政、帝京東海日本、同志社天理あたりの大学OB(の日本人)がバランスよくいたら、もっと盛り上がるはずです。多分勝てないんでしょうけど、そういったチームで頑張るということの方が日本らしいし負けても良い、負けは失敗じゃないゼと思うんですが、どうですかね。古いですかね。