高齢のドライバーによる交通事故が増えていることが報道されていますが、日本の社会においてそれについてどうするかが議論されています。たしかに、これから高齢者ドライバーは増える一方、新元号に浮かれる日本ですが、早めに取り組むべき問題です。ちなみに私の70代の両親は運転免許を持っていませんので、交通事故を起こす心配はありません。昔から広島市の交通・買い物の便が良い地域に住んでいるのですが、私が子供の頃には父とママチャリで近所の海に釣りに行ってましたよ。でも大変だったとか不便だったとかいう記憶はなくただ楽しかったですし、今どきの遊びは事細かに用意し過ぎでむしろつまらない面倒なものになっているのかもしれません。趣味や遊びすらきちんときっちりと真剣にコスパ重視で、それは現代日本人の特徴的な精神性ですよね…気楽に行きましょう。
それはさておき一方、妻(社長)の両親もやはり70代なのですが、自動車を各々所有していますので日常的に運転はします。家は福岡県大川市、家から歩いていける範囲に買い物ができる店はありません。お酒を飲む前にはもう今日は何の用事もないね、という確認をします。義父(元バス運転手です)は80歳になる前には免許返納を考えているようですが、この大川市において仮に70代の人が運転をしてはいけないことになったら、町を行き交う車がほとんどいなくなるでしょう。大都会東京の老人の運転ミスで大川市の老人から免許を取り上げるようなことになれば、あまりにも論理が飛躍しているというものです。
このGWの休み中にニュースで知ったのですが、福岡県の山間部を走る日田彦山線(ひたひこさん線、私が住んでいる北九州市から出ています)というJRの路線が2年前の豪雨以来一部区間が不通のままでして、この度JRは全線復旧はしないことに決めたそうです。理由は復旧工事に56億円かかるからなんですが、地元住民もさほど復旧を望んではないのは、やはり大川市と同様に皆自動車を持っているからで、その区間を廃線にするきっかけとしては妥当、それが結論でしょう。今の日本で田舎の線路に56億円は無駄ですよね。ただ、新しい形の公共交通のインフラ整備は模索してほしいです。皆、これだけ税金払ってんですから。
このGW中に私は思ったのですが、令和になり新時代風の日本、都市と田舎では物事を分けて考えることが必要で、そのためには法律や行政の仕組みを新しくしなくてはならないでしょう。例えば運転免許なら田舎の大川市では高齢者に市内と近隣の市町村だけ運転可能な限定免許を交付するとか、そういうことです。物事を柔軟に考え対応する、地域の特性特色を生かして計画を立てる、世代や性別の特徴や差異を考慮するetc…まあ、いまの日本人、特に政治家や公務員の方々が苦手そうなことばかりですが、そろそろ本気で皆が少子高齢化社会、都市地方間格差の諸問題について考えないといけません。皇居で日の丸振って万歳日本、そんな慶祝ムード(←東京あたりだけのようにも感じます)はGWとともに終わり、課題山積な日本の日常が今日から始まりますが頑張っていきましょう。