私が人生で後悔していることは、高校を卒業するくらいの頃から近眼になったことです。これまでいくつのメガネ、コンタクトレンズを使ってきたのか、それに伴うお金と時間は目が良い人なら費やさないものですからね。また、災害に遭って何かの拍子にメガネが壊れたりコンタクトの保存液が手に入らないことになったら、本当に私は何も出来ません。災害時の視力弱者の扱いってどうなってるんでしょうか、個人的に気になります。
長い人生、目が良いままでいられるかどうかは結構大きな問題ですが、大抵目を悪くするのは良くも悪くも多感な思春期や若い頃、メガネをかけることになったらこれまでとは違う自分のようでちょっと嬉しかったり、それは大きな間違いですけどね。そして日本において人間を知的な感じに表現する際、メガネをかけたキャラクターが典型的です。知性と目が悪いことに関連はないはずですが、なぜでしょうか、我ながらちょっと面白いことに気づきました。
さて。私は先日コンタクトレンズの交換に行きました。私の場合、月額2000円くらいで1年に一度レンズの交換を行えるという契約を昨年からしています。コンタクトレンズというものは2年くらいは使えるもの(使い方によっては汚れて2年持たない)を2万円くらいで買うということもできるのですが、毎月2000円くらい払えば破損や汚損しても安く交換、コンタクトレンズの保存液も定期的に送られてくる(ドラッグストアに買いに行く手間が省ける)などの特典を受けることにしたのがちょうど一年前でした。その特典の最大のメリットと言える1年での新しいレンズとの無料交換、それをするべく店に行ったわけです。そうしたら…新しいレンズへの交換は特に異常なくとも3カ月おきとかでもOKとのこと、私が昨年もらったパンフレットには1年でと書いてありますがね。
その気前の良さ、なぜでしょうか?…コンタクトレンズの交換とは言っても医療行為ですから、交換するには眼科検査が必要です。この日私が支払った検査料は保険が使えて1000円、つまり全体で約3000円の医療費がかかっています。眼科からすれば新しいコンタクトレンズを無料で渡しても(実際は年間2万円以上支払ってますしね…)、3000円の医療費でペイできると推測されます。
かくして、日本の医療費は健康な私でも言ってしまえばコンタクトレンズの交換ごときの為に使えてしまいます。膨らみ続ける日本の医療費ですが、こんな風に経済に関連している現代ではもはや減らすことは不可能なのか、でも私が新しいコンタクトレンズにどんどん交換することが眼の重大な病気に罹ることを予防出来て結果的に医療費の節約になるのか、結論は見えませんね。