日曜日の晩は翌日から仕事だし、気が沈んで楽しくはない、という人は珍しくないでしょうし、人間としてそれが自然ですよね。仕事が楽しくて月曜日が待ち遠しいって人がいたら、どういう仕事をしているのか教えてほしいものです。素敵な先輩に会える、とかは無しで。…そんな日曜日の晩は家でボンヤリとテレビでも、となるのでテレビ局としては日曜日の番組作りに力を入れるわけですね。
日曜日の晩と聞いてピンときた方もいるかもしれませんが、私の購読している週刊文春で日曜日の晩8時からの、日本テレビのバラエティ番組でヤラセがあったらしいとの記事があり、それがインターネット上でも取り上げられました。多くの人が明日から仕事だなぁと思いながら見る番組なのですから、なるべく屈託なく笑えるものが求められると思いますが、ヤラセをしていては見る側もなんだかゲンナリしそうです。バラエティ(楽しい)番組なのに制作しているスタッフは青息吐息なんだなぁ…と。ちなみに私は日曜日の晩にテレビを見るとしたら、7時からはメンバーが1人減ったことで今年注目された同じく日本テレビの番組を時々見ています。私が好きな魚介類の生態についてよく取り上げるのが良いのですが、やはり1人減って面白さも減りました。
ところでこのヤラセについて、大手メディアでは真っ先に朝日新聞が紙面とインターネット上で記事にしたのは興味深いです。少し前にいまテレビの視聴率は日本テレビの牙城をテレビ朝日が崩しているという記事を読みました。読売対朝日の全面対決が行われているわけですね。その番組司会のウッチャン(内村光良)が現在テレビ朝日に全く出演していなかったり、彼の妻が今年10月からテレビ朝日の晩10時からのニュース番組に起用されたばかり、という事実が何を物語っているのか、私の興味と想像がかきたてられます。
テレビでのヤラセが発覚した、これに対し皆の意見は様々ですが、大きく分けてダメとバラエティだしまあいいんじゃないの、に分かれています。いいんじゃないの派の意見としてはバラエティなんだし演出は当たり前、テレビなんて昔からそんなものだし他局の番組もやってるでしょ、面白ければ問題無い、そんな感じです。…そういった意見は自分があくまでも無関係だから言えることで、例えばいいんじゃないの派の方がラーメン店をやっていたとします。そしてその方のライバル店が最近流行りの街歩き的な番組でヤラセの行列を作り、有名タレントが日本で一番美味しいなんて連呼したら、面白かったからいいでは済まないですね。テレビ番組はスタジオから外に出たなら、そこにある現実は曲げてはいけないと私は思います。物事の善悪を考える際は、自分が当事者ならどうか、また、その物事を皆が皆同じことをやり始めたら世の中がどうなるか、私はそれを判断基準にしています。他の人もやってるからバレなきゃいいじゃない、世の中そんなものサというシニカルなそちら側に私は行きませんし、皆さんも行かないでほしいです。