私の事務机の左側の壁に貼ってある紙に、正の字を書いて数えていることがあります。それは請求書などの書類を作り直した数、つまりはミスプリントした数です。基本的にはケアレスミスなので、意識を持っていれば防げることです。一つのミスで幾円かが失われていくので、防がないといけません。
一応会社を経営する立場ですし、1円たりとも無駄にしたくないというか、すべての収支が自分の財布に関わってくるので、嫌でもこうなるものですよ。ケチになるわけでもないんですが。取引先に安くするよう強要したりしてはダメですが、安くしてくれる取引先はありがたいですしやはり探してしまいます。ただ、安いんだから多少仕事が粗くてもいいだろうといった開き直りがまかり通るのは良い世の中ではないですよね。
さて、日々の仕事で色々な取引先とやりとりする際にも、やはり無駄なミスは経費の無駄をなくす観点から極力無くしたいものですが、はっきり申し上げて、いまの日本の会社員の皆さんはミスや無駄が多すぎです。やはりその原因は会社員ならどういう風に働こうと給料は変わらないという仕組み、場合によっては働く時間が長い方が残業代をもらえたりするという、ここですよね。会社員であることがミスが減らない原因であるなら、由々しき問題です。もちろん好んでミスをしている会社員はいないと思いますが、ミスしても自分の財布に響かないことがミスがなくならない遠因かもしれません。ミスしたら上司が叱るより、罰金制にした方がミスは減らないでしょうか。ミスコピーを10枚したら30円(プラス紙代)の損失ですから、ミスした本人から徴収すれば良いのですよ。それは現実的ではないと思いますが、個人的なミスが会社に与えているダメージは相当あるでしょうね。
今回こんなことを私が書いたのは、実際に仕事上で体験しているからなんですが、ただ私はそれでは世の会社員の方々にミスのない隙のない仕事をしてほしいかと言うと、それは仕方ないこととして受け入れようと思います。会社員の方々がミスしがちな世の中だからこそ、自分はきちんとすれば自社の評価を上げられる面もありますし。そりゃあミスで迷惑をかけられたら腹は立ちますが、反面我が社は気を付けよう、なるほどこういった対応は企業価値を損ねるなあと勉強になります。最近印象的だったのは、金額的には小さいミスのやり直しを求める私のクレームに対して社長が首を縦に振らないので応じられません…という某社の言い訳です。余程社長がワンマンなんだろうなあと同情かつ呆れてしまいましたね。それで、そうですねー社長さんがそう言うなら仕方ないですよねー…なんて事にはならないわけですし。しかも結局は応じてくれましたし、何やってるのか訳が分かりませんね。
人間はミスをするものだからこそ、経営する立場の私はミスをしないことに挑戦しようと思います。ちなみに私のミスの正の字は今年に入って33を数えます。少なくはないかもしれないですね。ミスはおそらく地球環境にも良くないですし、私はミスゼロを目指して頑張りますよ。