初日だけ観に行ったので、DVDが出るまで内容を記憶しておくためのメモ。


ケントが現れる。

アイの声が聞こえてくる。
学園長の代理をするために、ダンス部顧問から外れる命令。

浮かない顔で退場。


いつものオープニング


影山が出てくる。
昼になるからと食事に呼びに来るが、ケントは今はいいと断る。今日は休みで、仕事をするということらしい。ケントを案じる影山は心配そうに下がる。


執事たちが食事の支度をしている。
会話で、アイはフィンランドに伊織を連れていっていること、屋敷のバリアフリー化のための改修工事をしていること、アイのティーカップのコレクションが多すぎて困ることなどが分かる。
席に着いたカイトと、遅れてケントがやってくる。
食事を出しにきた隈川に、いきなり仕事は最後だと言い出すケント。隈川は首にされるとパニックになり、泣きながら謝りと懇願をする。
冗談だとケント。

食事をカイトが食べはじめても動かないケントに、香川が合図をして皆でサプライズの余興をする。
なぜかラップ調で歌い出す。香川に指名されて景山(ペットボトルのネタ)百合野(ソーシャルディスタンスを守れなかったまる子のパート2)

執事たちの気遣いに答えて、ケントは出された食べ物を無理やり流し込み、あとで仕事の手伝いをしてもらうと言って自室に帰る。
カイトも外を散歩すると退室する。

リンネが屋敷にくると、外にいたカイトに出くわす。ケント先生なら部屋にいるからと、通りかかったティーカップを運んでいる隈川に案内を頼む。荷物を運んでからと、隈川の荷物を持ってリンネはついていく。

能見と影山はそれぞれの部屋でネットの準備をしている。ケントは部屋でホワイトボードを用意して、オンライン授業の練習を始める。
能見は化学の授業を楽しげに聞いている。影山は機械に弱く、ケントの授業を聞けることを光栄に思っている。


隈川とリンネが出てくる。隈川はケントがまだ取り込み中だからと日向ぼっこに誘う。サボりではないかというリンネに、チョコを上げながらこれは友だちと言うのだと隈川。


授業が終わって、片付けて配信を終えると能見は接続を切るが、影山は切り方が分からないとそのまま画面を見ている。


屋敷の片付けをしている百合野は、隈川がいないことに気が付く。チョコの包み紙を見て、もしかしてと手袋をつける仕草で殺気を漂わせて退場する。

ケントの部屋に隈川がリンネを連れてくる。

リンネは、何故辞めるのか、どうして皆と一緒のタイミングで聞かされたのか、とケントを責める。友だちだと思ったのに、と持っていたビー玉の袋を床に叩きつけて、嘘つきだと泣きながら出ていってしまう。

一人取り残されたケントは、納得がいってないのに言えるわけないだろうと叫んでノートパソコンを閉じる。
配信でそれを見ている影山。


リンネが出てくる。裏切られたことで、昔の苦しみがよみがえったようなダンス。


ケントも辞めるとに大して納得していない。


外にいるカイトは、ヒロシが最後に言った言葉を思い返している。落ちろ、落ちるだけ落ちたらケントの見ている空の高さがわかる、というもの。香川が水筒で紅茶を持ってくる。香川にモーニングは似合わないと言うと誉め言葉と取っておくとカイト。


香川は、教員を辞めたくないというカイトの気持ちを組んで、アイに頼むことを提案する。
血の繋がらない自分を愛して育ててくれた自分は母の気持ちに答え、尊重したいと言うカイトに香川が尚も言うと、お前には分からないと強く言うカイト。お前というのは、使用人に言う言葉か、それとも30年来の付き合いの親友に言うものかと珍しく声を荒らげる香川に、カイトは気持ちを変える。
先ほど出された水筒の紅茶を飲んで温いと一言言う。涙を流していることをやんわりという香川に、誉め言葉と取っておくとカイト。



そこにフラフラとリンネがやってくる。泣いているリンネに事情を聞く。辞めることに何も言わなかったケントを、ケント先生らしいということにリンネが問いただす。

カイトは、ケントはまだ現実を受け入れてないから言わないのだと言う。明日までに自分が話してみるからとリンネを帰す。


百合野と隈川が話しているところに、暗い面持ちの影山がくる。ケントの苦しみをどうにも出来ないとこに無力感を感じる影山に、隈川と百合野は、太陽の5ヶ条の、主人の後をついて支えることを説く。


一人で誰かに電話をするカイト、しかし携帯の電源が入っていないという音しか聞こえない。


能見と影山が夕飯の買い出しから戻る。昆布の佃煮を買うように頼まれていたらしく、香川が受け取って嬉しそうに戻っていく。影山に夕飯を作るのではない、主人の笑顔を作るのだと能見は励ます。


自室にいるケントは、自分を嘘つきだというのも仕方ないと一人で考えている。百合野が夕飯を呼びにくる。ケントのために能見と影山が激辛ラーメンを作ったと言う。ケントはいらないと断る。

現れたカイトは部屋の異常な臭いに驚く。台所から辛い臭いに目や鼻をやられた影山が出てくる。能見はラーメンは二人分茹でていいかと意気揚々と聞くが、百合野はケントは要らないと言ったと言う。カイトは能見に頼みたいことがあると言う。


部屋で考え込むケント。パクもタツキも、泉もアキラもすごい、自分が高校生だったら卒業なんて大きな決断が出来ただろうからと独り言を言う。

どうやらラーメンを食べたらしいカイトがケントの部屋に訪れる。


ケントを諭すカイト。学園長の仕事をするなら、いつかアルスマグナを辞める日もくると思っていた、でもこんな早いと思わなかった。ずっと一緒に要られると思っていた、信じたかった。それなのにこんなに早く辞めなければならないなんてと言うケント。

いつかその日が来るのだと分かっていたなら納得しろとカイト。ケントはアイの決め方がひどいと言う。リンネを押し付けられたし、いつも意見を聞いてくれない。自分には譲れないものがあるんだとケントは言う。新しい部員も6人も入った、だから、教えたいことも、見せたい景色もまだ沢山あるんだと言う。

カイトが大人で仕事なのだと言うと、兄さんはなんでもハイハイ聞けて、父のやっていた理事長にもなれていいことだらけだと言う。
それを聞いて、机の本を床に叩きつけて激昂するカイト。自分だってやりたいことがあるんた、自分がどれだけ我慢してきたか分かっていないと言う。

余りの剣幕に圧倒されるケントに、いきなり前任のS高の七不思議を披露するとカイト。(話し方は落語みたいなかなりのハイテンション)
最近はトイレの花子さんがトイレじゃないところにも出るらしい、服も黒ずくめでホラーじゃないかという。ある日男子生徒が授業中に個室のトイレに入っていると、ドンドンドンとドアを叩き、何をしているかと怒る声がする、見るとトイレの花子さんではなく、カイトだった。七不思議じゃなくて、それはカイトだと言う。

あっけに取られたケント。笑うな、いや笑えとカイトは気恥ずかしそうにこれは能見が考えたと言い訳をする。ようやく腹から笑ったケントは安心したと言う。
さっきは声を荒らげですまなかったというカイトに面白かったとケント、いや、それじゃなくてその前だと言う。
ケントはタバコを出して勧めると、百害あって一理なしだと断る。吸ってからタバコをしまう。


カイトが教員をやりたかったと聞いてよかったとケント。カイトは、ヒロシにお前の真似をしろと言われたと告白する。カイトは初めは悔しかったが、ケントの教員としての在り方に憧れたのだ、だから教員を続けたいのだと言う。リンネが心を開いたのも、ケントがやったのだと。
アルスマグナが歩んできた軌跡を一つ一つ思いだす。
ケントはアイに頼んでみようと電話をかけようとする。またしても電源が入っていないと音がする。まだ飛行機が着いてないから繋がらないから、あとでかけることにする。
カイトがポケットから、アルミに包んだ小さなおにぎりを出す。昔の婆やが作ってくれた、喜びを結ぶ、と縁起のいいおにぎりをケントに渡す。サイズが小さいと言うと、このあとの夕食に障らないようにだとカイト。影山が作った辛いラーメンが辛かったと言う。

執事たちが出てきてラップの余興をしている。
終わると、もう一度電話を掛ける。

伊織が出て、免税店で買い物をしているアイに取り次ぐ。

ケントは二つの頼みをする。
今すぐではなく、年末にオリジナルメンバーの卒業まで一緒に活動すること。
そして、卒業してもダンス部の顧問をすること。

ケントはみんなのためと同時に自分がそうしたいからだと言うと、アイは許可をする。
同じくカイトも教員をしながら理事長を務めることを願い出る。ヒロシが理事長をしながら教材研究をしていたように、自分も理事長をしながら教員をするのだと言う。甘やかされるのには慣れていないと言う言葉にそれも許可をする。


夕飯にラーメンを食べるとケント。無常という常に辛さを更新し続けるうま味を兼ね備えたラーメンと影山が説明する。自分はいいと遠慮するカイト。あとから出てきた隈川、百合野、香川はカイトは先ほど食べたからいいか、でも夕食に出されたものを食べない人ではないから辛味を抑えたものにするかと言う。注文の変更に急ぐ香川。


翌日、学校に着くとリンネを探すケント。
見つけると、リンネに一番先に話しに来たという。卒業は変わらないが、12月まではいること、卒業してもダンス部の顧問でいることを言う。

リンネは、ダンスに自信がないとか、色んなことで迷うメイトの気持ちが分かるはずだ、今度はメイトの皆のために頑張れと言う。
それに、リンネの一番始めに友達になったのは自分だから、何人友達ができたってそれは変わらない。自分が一番だってずっと言うと言う。
リンネが床に叩きつけたビー玉を渡して、キラキラするのはお前だと渡す。
いい笑顔で頷く。
リンネはそろそろ遅刻するからもう行くという。

執事たちが二人のことで喜ぶ。香川は二匹の龍が支え合う形になったことを感慨深く思い返す。

フィンランドでは、伊織が椎名執事に電話をかけている。沢山の荷物を運んでいるなかでティーカップの入った紙袋を落としてしまう。松前漬けを頼んだが持ち込めなかったから郵送したという。電話で待ち合わせ場所を聞いてからアイを探すと見当たらず、探しに走っていく。


カイトがケントのところに来て、リンネのことを聞く。ちゃんと話せたというケント。
始業のベルがなり、遅刻すると慌てる二人。校門が閉まっていないのをみて閉めないのかとカイトが聞くと、開いてないと困るやつだっているんだ、そういうのは風紀委員に任せてる、とケントは言う。
二人で教室に向かう。


エンディング。


最後の挨拶で、百合野が噛んだことを自分も噛みながら言うケント。

もうひとつだけネタバレで、劇中にチョコレートモンスターと言われていた隈川は、美味しくチョコを食べるために出番ぎりぎりまで冷蔵庫でチョコを冷やしていたことをばらされる。
そう言えばチョコをもらったとき冷たかったとリンネ。


二回目のカーテンコールの挨拶で、狭霧の光芒が思い出せず、リンネに小声で教えてもらう。

(素敵な舞台をありがとうございました!!)