2017.07.01.
SHE IS SUMMER
1st ONE MAN LIVE

Swimming in the Live

梅雨明けしていない東京・渋谷WWW

私がライブをする意味ってなんだろう?
私が歌うべきことってなんだろう?
私が産むべき空間ってなんだろう?
沢山考えて挑んだSIS初のワンマンライブ。

SISを始動した頃はとにかく空っぽで、自分には何もなくなってしまったように思えていた私は、流れに身を任せて、運命というものの言いなりになってみることに必死で、自分から無理やり色んな激流の中に身を投げ入れて、流れに流されてここまでやってきました。
始動から1年、たくさんの人に出会い、運命に流される中で私は本当の私探しをする旅に何度も出ました。
その中で自分が知らず知らずのうちに選んで集めてきたものは、一番のオリジナリティなのではないのかしらと思い、それを大切に大切に磨いてみました。

そうしてたどり着いたのは、ファンタジーではなく現実の中で起こりうる限りなくファンタジーに近いものを探して目の前に広げたい!というコンセプトでした。

普段はお湯しか入れないお風呂場に水をはればプールになるし、普段は寝てる時間に起きてドライブに出かければいつもの街がちがく見えるし、久しぶりにブランコにのればまるでジェットコースターみたいだし(無料なのにすごいっ)・・・

こういう考え方はたぶん私の母から受け継がれたもので、私が母の一番好きだなと思っているところです。奇抜な考え方に困らされる日もあったけど・・・(笑)母のユニークな発想はお金がなくっても、平凡な街でも、なんだかたまに魔法がかかったみたくすっごくトクベツな気分にさせてくれました。

私がライブハウスという箱のなかいっぱいに広げたい景色・・・それはただの箱の中をなんだかトクベツみたいな気分にさせるユニークな発想だと思いました。

それに加え、今回リリースした「Swimming in the Love E.P.」の”忘れたくない瞬間”と”忘れてはいけない気持ち”を忘れないように歌うというテーマも意識して、一瞬で過ぎ去っていってしまう空間たちと、だからこそそれを忘れないようにしたいという想いをぎゅうっと詰め込みました。

次から次へと”まさか”しか起こってこなかった私の人生みたいに、次の展開が読めない1時間半を私はまるで走馬灯を見ているかのように泳ぎきりました。

いつものライブはライブが終わった後、歌った~!!と満足するのですが、今回のワンマンライブは気持ちに集中しすぎていて、まるでみんなに話しをしているような感覚で、全く歌いたい欲が満たされなかったのが可笑しかったです。。笑
おうちに帰ってからカラオケいきたくなっちゃった。笑

でもきっとそれは正解で、歌うより表現したかったから・・・最近私にとってライブは作品で、ちっちゃい頃NHKでわくわくさんをかじりついて見ては何かを作っていたように、何もない空間にSIS BANDのみんなの演奏とSISチームのアイデアと私の歌と動きと照明で何かを作ろうと挑んでいます。

今回のライブを経験して、もっともっと作りたいものがあるなと感じました。
自分の体まるまるひとつぶん精一杯がんばったのに、まだまだ出来ないことだらけで悔しかったです。
でも今の自分にしかできないライブがひとつ残せたと思います。
見守ってくれた全ての皆様!本当にありがとうございました。
同じ時間をこれからも共有して積み重ねないと得られない思い出という最高の作品をみんなとこれから作っていけたら嬉しいです。

みこ

P.S.
お花を贈ってくれたみんなありがとう。
ライブ後ちゃっかり飲み会を開いたりしている仲良しなみんながなんだか可愛くって大好き!

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「Swimming in the Love E.P.」ついに発売しました。聴いていただけてるでしょか・・・。
TwitterやInstagramでCDにタグ付けをしてくれているのを見て、本当にみんなの手に届いたんだなぁと感慨深い気持ちになっています。
去年の秋頃から少しずつ制作をスタートさせて、SHE IS SUMMERとして自分が形になった姿をみたいなと思うものに一歩でも近づくようにと作っていきました。
今はそれを更にライブで目に見える形で表現できるようにワンマンライブに向けての準備をしながら、リリースイベントもさせてもらっているのですが・・・渋谷HMVと新宿タワレコが終了し、リリースしてから初めて聴いてくれているみんなと顔を合わせることができる感覚を久しぶりに思い出し、とても感動しました。
リリースイベントはライブとは少し違うなと思っていて、とにかく、今回のこのCDに詰めたものの理解をより深められるような、そんなイベントに出来ればと思い、MCもライブの勢いみたいなものとは少し違い、しっかりと内容に触れたものにしています。
そして、作りたての歌を歌うときと同じような気持ちで、おうちで初めて出来上がった歌を歌うときのようにその輪郭を噛み締めて歌っています。
共感してもらえても嬉しいし、いつも視点を向けてないけど、そんな景色もあるのか~と物語を見ているような気持ちになってもらえても嬉しいなと思っています。

前置きが長くなってしまいましたが、サイン会のときにお手紙を渡してくれた皆さん、本当にありがとう!何よりも、とってもとっても嬉しいです。
将来私の写真を撮りたいと思ってくれていること、毎回来てくれる理由、上京したてで慣れない気持ち、私の曲で好きなタイトル、MVの好きなところ、私に会いにきてくれたときの思い出、私と出会って好きになったもの・・・沢山伝えてきてくれていること、全部読みました。
まっすぐな想いにいつも涙が出てしまいます。
この地球上でみんながしているお仕事はめぐりめぐって私の生活を支えてくれたりしていて、私も沢山生きている人間の一人として、歌を歌うということで、そんなみんなのどんな形でかは分からないけど、役に立てるようになれるといいなぁと思いました。
お手紙はみんなの生活に私の歌がどんなふうにフィットしているのかが分かってとても嬉しいです。
便箋を選んで、文字を綴るのはとても労力がいることだよね・・・本当にありがとう。

みんなのお手紙には夢や目標が書かれていることが多くって、ふと気づいたことがあるのだけど。
バンドの頃は、よくインタビューの最後の締めくくりに、「今後の目標は?」と聞かれていたのですが、ソロになってからは聴かれなくなったんです。
なんでだろう~~。と思ったのですが、もし聴かれたらなんて答えようかしら?と考えたときに、今の私には目標がないなあと思いました。
でもそれは後ろ向きな意味ではなくって・・・今まで私が生きてきた人生は、ひとつも思い描いていたようになってなくって、それでも前に進み続けているし、後退はしていないし、まさかなことの連続でここまできました。
そんな今の私にとって目標をたてることは自分の可能性を狭めているように感じていまして・・・。
むしろどんなことが来てもそれに向かっていける柔らかさを持ちたいと思うようになったんです。
昔よりは色んなものを知ったけれど、それでも私が知っているものはこの世界のなかでちっちゃくてちっちゃくて、そんな視野で見えるものの中だけで目標をたてちゃうのは勿体無いなと思っています。
こんな風に考えてるのがどこか伝わって目標を聴かれなくなったのかしら?
それは分からないけれど・・・!今回インタビューもかなり詳しく制作過程を話しているのでうたまっぷやMusic voice読んでもらえたらいいなと思っています!
そして、またお暇なときにお手紙じゃなくってリプライでもいいのでゼヒゼヒ感想くださいな♪

夜更かしのあなた、読んでくれてありがとう~。
残りのリリースイベントもお待ちしています。
おやすみなさい。

2nd E.P.リリースまであと11日!



今日は、「Swimming in the Love E.P.」発売を待ってもらっている間に前作「LOVELY FRUSTRATION E.P.」について振り返りたいと思います。発売を待っている間にもう一度、新しい気持ちで聴いてもらえると嬉しいなぁと思います。


「LOVELY FRUSTRATION E.P.」はSISとして初めてのCD作品だったので、音の方向性からコンセプトまですべてがまっさらな状態から制作がスタートしました。


まずはMICOちゃんの好きなものを形にしていこうよということで、"本当に私が好きなものってなんだろう?"という自問自答を繰り返したのを覚えています。

バンドをやっていた頃は全てが"ふぇのたす"が発する"音"を元にキャラクターやファッションを作っていっていたので、"本当に自分が好きなもの"を数年見つめていなかったので、これが結構難しい作業でした。


このE.P.には裏テーマとして、海外のWEBマガジンROOKIEのように悩みを個人の独特な観点から解決できるようなものにしようというものがあり、曲のタイトルもコラムのタイトルのように長いものにしようと決めていました。

なので、私がタイトルをつけた「とびきりのおしゃれして別れ話を」と「あなたに電話しない夜」はこんなに長いタイトルになったのです。

コラムのタイトルって内容が読みたくなるものが多くていいなぁって思ったんです。

色んな想像ができるというか、想像してから聴いてみて、想像と一緒でも、違ってもおもしろいし。

(ちなみにこのコンセプトは2nd E.P.にも引き継がれています。)

この2曲はタイトルから決めて作詞をしていったのですが、その他にも「気が済まない夏には」「ヘアスタイルが決まらない」「私の映画のラストシーン」「まだ残ってる初めてのこと」などなど色んな案がありました。いつか気が向いたらこの子達も作るかも・・・。


アルバムタイトルは"愛すべきフラストレーション"という意味で"ラヴリー・フラストレーション"と名付けました。フラストレーションが溜まるほど誰かのことを愛せるって素晴らしいことじゃない?という意味が込められています。


さて、ここからは1曲ずつ制作秘話をお話していこうと思います。



M-1「君のせい」


作曲者の高橋海くん(LUCKY TAPES)が作詞作曲をしてくれたナンバーで、これはデモの段階で海くんがつけてくれていた歌詞のまま収録しているのですが、最初、MICOちゃんが書いてみる?という話もあって、「SUMMER END ROLL」というタイトルの歌詞をワンコーラスだけ書いたのですが、やっぱり音の気持ちよさを重視しようということになり、デモ通りの歌詞で収録しました。歌う人が書く歌詞と音を作る人が書く歌詞は結構違うんですよね。よく作りながら出てくるという人もいますが、リズムが心地良いというか・・・違った魅力があるなぁと感じています。



M-2「ナイトブルー」


この曲は映画「おんなのこきらい」のスピンオフ作品「あのこの話をすこしだけ」の主題歌になることが決まっていて制作がスタートしました。スピンオフの打ち合わせ段階でいくつか出来ていたデモを加藤監督に聞いてもらってこの曲を使いたいといってくれたことがキッカケで決定しました。「おんなのこきらい」と対になるように、男の子視点の映画にしたいという監督の意見から、きっと私が歌詞を書くよりも男の子に書いてもらったほうが良い!と思い、Yogee new wavesの角舘健悟くんに作詞を依頼しました。健悟くんの歌詞は愛に溢れていてずっと好きだったので、まさか承諾してもらえるとはおもわずダメもとで頼んだのですが、快く承諾してくれて制作がスタートしました。健悟くんに映画のプロットを渡して、それから普段私が感じていることを2時間くらい色々お話して歌詞を書いてもらいました。健悟君らしい言葉が美しいとてもお気に入りの歌になっています。



M-3「あなたに電話しない夜」


これはライナスオブハイウッドという木村カエラさんの「Magic Music」などの作曲を手がけている海外のアーティストさんが作曲をしてくれたナンバーで、サビの繰り返しのメロディーが印象的だったので、そこに何か可愛い言葉をはめたいと思い、昔から電話の歌が好きな私は「Calling」をはめよう!と思い歌詞をかきました。昔「テレフォン・ランデヴー」という歌も作ったことあるんだけどね。


今月号の"bounce"でも少しお話しているのですが・・・電話をかけたいけれどかけちゃいけない日の処方箋になる歌詞を書きたいと思い作ったので、忙しい恋人に電話をかけたいけれど、今日は邪魔しないで我慢しようという日に是非聴いてほしいなと思います。笑

この曲でどこかの恋人たちが喧嘩をせずに済んでいますように~



M-4「とびきりのおしゃれして別れ話を」


ラストのこの曲はまさにROOKIEから着想を得て、私がコラムを書くなら・・・と想像を膨らませて作った一曲です。このタイトルにしたから興味を持ってくれた人がたくさんいてとても嬉しかったです。

私はバンドに加入する前、シンガーソングライターをしていた時代もあったのですが、その頃から自分が書くラブソングはどこかへそ曲がりなラブソングが多くて、その成分を残した集大成のような作品にしたいと思っていました。ヤマモトショウ氏との共作の流れは、私がタイトルを考えて、その後に文章でストーリーと主人公の気持ちを羅列したものを送り、それをショウさんが音にはめて歌詞に落とし込んでくれるというものでした。ふたりじゃないと作れないものが作れたな、と思っています。



最後に、曲順なのですが、普通はリード曲を1曲目にすることが多いと思うのですが、今回はリード曲が一番最後になっています。というのも、最初「君のせい」をリード曲にする予定だったのですが、「君のせい」はリード曲にしなくてもライブで一度歌っただけでみんなが覚えてくれるほどのキャッチーな力を持っていたので、ならばじっくり聴かないと浸透しないであろう「とびきりのおしゃれして別れ話を」でMVを作ったほうがいいのでは?という案がでて、それが採用されたので、視聴器に入れてもらったとき一曲目に聴いてもらうのは「君のせい」にしよう!とこの曲順になりました。

SISとしても一番にできた曲だし、物語としても恋の一番初めの歌なので、とても気持ちいい曲順になったなぁと思っています。「君のせい」でもMV作ってみたかったんだけどね。


「LOVELY FRUSTRATION E.P.」は、1年弱経った今聴いても全然色褪せていない大切なE.P.です。2ndでもデザインを勤めてくれているれもんらいふの永瀬由衣ちゃんが初めてアートディレクターを勤めたジャケットも宝物です。デザインについても話せば色々とあるのですが、今日はここまでにしておきます・・・。


ここまで読んでくださった方ありがとうございました!色んな楽しみ方をしたいと思ってくださっている方に少しでもエッセンスを落とせたなら嬉しいなと思っています。ではでは「Swimming in the Love E.P.」発売までもうしばしお待ちください!

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