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森田療法では、不安は自然と湧きあがってくるものと考え相手にせず、やるべきことや、やりたいことをすることが大事になってきます。

しかし、やっぱり不安。中々難くてなかなか行動できないということはよくあります。

そんな人に対して、昨日の森田療法の演題で、千歳病院の芦沢 健先生の発表で、「歌う森田療法」というものがありました。

芦沢先生、blogにする許可をいただいて誠にありがとうございます。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

なぜ歌うのか??

不安を司る脳の偏桃体は、脈拍、呼吸とリンクしております。

その為、脈拍、呼吸が早いと不安になるし、不安になると脈拍、呼吸が増えます。
呼吸をゆっくりとすることで落ち着きます。

よく、不安な時の対処法で、呼吸法やヨガがあるのはそういったことに共通しています。

しかし、中々、呼吸やヨガは身につけるのが難しい所がありますが、歌なら意識せずとも簡単に呼吸を整えることが出来るということで優れています。

また、歌っている時は、歌詞やリズムに意識がいきますので、不安な考えからも離れることが出来ますので、そこからやるべきことややりたいこと等の行動に移されてください。

かといって人前で歌うのは、恥ずかしいと思いますので、小声で鼻歌でも構いませんので試してみて下さい。

歌は、自分の好きな歌、楽しい歌が良いとのことです。

Let`s singing♪