今朝、庭に出ると
つばきかさざんかか
はらはらと落ちるがそれで、
ぼとっと落ちるのがあれと、
前に公園でどなたかが教えてくれたけれど
名前はわからない花が
白い石の上に、桃色絨毯をひいてくれた。

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このお花はきれいだなと 台所に飾ると、あっという間にぽとっとおちてしまう。
「生を明らめ死を明らむるは
仏家一大事の因縁なり」とともに。

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前にチェンマイへ行った時、
立花さんと寄ったベルギー人イブさんの施設。
Jちゃんお友達のみちこちゃんの
古い友人の医師イブさん。
プーケットの津波の時、倒れていったたくさんの命に名前をつけた人だった。HIVのホスピでも、たくさんの命を見送った人。今は数人、事故で車椅子の生活になった子と暮らしている。


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芸術家でもあるイブさんの作品がいっぱいあって、白い洞窟のような場所だった。上は工房、下はイブさんの部屋。ピアノがあって時々弾くと言っていた。

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私と立花さんは、ご迷惑でなかったら演奏するといい、サックスと鼓を持って行きました。インプロビゼーション、ジャパニーズトラディションのジャンルなので😆なんでもできる(聴いてくれる人がいたら)。私は多分初めに、ごめんくださいと、瞽女歌の北海道道南口説からはじめたと思う。

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イブさんたちヨーロッパの人は、私たち日本人よりも、子どもの頃から、音楽などの文化に触れることが多いでしょう。耳や目もこえているとみちこちゃんが言う。じゃあなおさら、心をこめるしかないし、横浜野毛大道芸や流しのように、笑顔や言葉や曲にのってやる現場とも違う。

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静かな時間だった。
唄っておいて、演奏しておいて、なんだけれど
本当にシーンとして。だって周りはバナナ畑だし。

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終わった後、イブさんたちが泣いて寄ってきた。君の声はなんだとか、どうやって出すんだとか、君たちはわかった曲をやっているのか、全部即興かとか、リストになってるのか。わかんねー。でも、間違いないのは、聴いている人に一生懸命唄ったし、演奏した。心を込めた。立花さんを信頼して、立花さんも信頼してくれてると思う。確か、バンコクかどっかで、私が慌てたら、立花さんも慌てちゃう?と言ったら、あはははと笑っていたが、落ち着いて、余計なこと考えないで、自分の声が出てくるのを待っただけ。鼓は用心して、合皮ではあったが、紐をガンガンしめたら、音色はどうかわからないけど、響くのがわかったのもこの日。そして紅葉さんじゃない合皮のフェイクが、超お守りになったのも事実。

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オポちゃんたちにどう届いたかはわからないけど、食べたかったアイスも外出して食べたし、きっと喜んでいてくれたろう。レバーの焼き鳥もあげた。あれすごく安かった。↓

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イブさん施設は、ドネーション受け付けてない。すべてイブさん持ち物から運営してる。

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そして今、日本の元エンジニアおかべさんが寄り添って、コンピュータグラフィックとか、アニメーションの色塗ったり、まだ簡単なことだけど、そこにいる若者たちの自立とか希望になるように、何かいい方法ないかなと模索中。親心。まじではなまる先生も生きていけることが大事と言ってた。偏差値や大学進学、勉強も大事だけど、そのあと生きていけなかったらなんにもなんない。私たち親の1番忘れちゃいけないこと。命がけで、本気で、必死で勉強したり、仕事に取り組んだり、人を愛するのはとても大事だけれど、人間命は落としちゃいけない。そこは忘れちゃいけない。守らなきゃいけない。そういう意味じゃない。

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今朝わかったことがある。

前にチェンマイ初長期の滞在、4ヶ月目だったか。毎晩、ブラッセリーで飲んだくれて、音楽に飢えていたわけでもないのに、友達の家でラジカセから流れた、安室奈美恵ちゃんのsweet 19 blues、タイのグリコのCMでテレビから流れてたスピッツの曲、ターペーの街角で流れてた花、X JAPANのtears、のように、染みた日本語。私の孤独な心の癒しだった。涙が溢れた。


あの日の、私たちの唄や演奏はすごく良かったかもしれないし、そうでもなかったかもしれないけど、あの音もない静かな施設に響いた私たちの音楽は、なにかどこかに通じて、頭でわかることでなく、一生懸命働く人の心を癒せたんだろうなと思った。そう思ったらすごいな。音楽ってすごいなと思った。

メグルセカイ次はどこへ行くかわからない。
でもこうやって旅して、人と出会って、
また自分のことを知るのかな。
いろんな人に聴いてもらいたい。
いろんな人に出会いたい。


「生を明らめ死を明らむるは
仏家一大事の因縁なり」

私はお坊さんじゃないけど、ご先祖様や先人たちから、家族から教わったこと、友人や恋人から教わったこと、それと寄り添いながら歩いているのだなと思う。そして、それが子どもたちや周りの人にも伝わって、ずっと巡っていくのだなと思う。


3/11に寄せて、
あの日、家族や近所のそばにいる人らと
助け合って、声かけあっていたことを思い出す。そこに区別するものはなかったし、あたらめて、絆という言葉、愛という言葉を、身に染みて感じたと思う。言葉だけが先行すると、本質が歪んで見えるのかもしれないが、あの日教わった事をしっかり思い出そうと思う。


今日も明日も明後日も
みんな元気でありますように。
いつもありがとう。感謝しています。

めぐ留MEGURU with love

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