午後の空に、ほんの少しだけパラパラ
雪が降った日でした。

3月7日
民謡歌手の曾我了子さんが、亡くなりました。





その日は8月に生まれた息子の
毎月恒例のRSウイルス予防接種で
心エコーの日。


息子は、心室中隔欠損症という
心臓に穴があいて生まれてきて、


細菌が入らないようにとか、
2歳までに閉じればいいなとか、

ずっと、そんな半年間でした。





検査の結果、穴は塞がったと。



すごく嬉しくて、家族に電話をかけていたら、

となりで電話していた母から
「了子ちゃんが、30分前に亡くなった」と聞きました。





ここ数日、気になっていたことでした。

家族にも電話をしてと話していたところでした。








了子ちゃんは、わたしの両親と
ずっと、仲良くしてくれていました。

出会って50年くらいの間、
どんな事が起きても、

変わらず仲良くしてくれました。



だから、私も弟も子供の頃から、
ずっとお世話になりました。



とくに私が三年ほど、
鬱病で入退院を繰り返すほどの状態になったときも


池袋にインドカレーに連れて行ってくれたり、
娘のリュックサックを買いに行ったり、
浅草へ出かけたり、

家でぼーっとする私を
いろいろと外へ連れ出してくれました。



たくさん、たくさん、いろんな話をしました。





でも、一昨年、私と娘の大事な親友が亡くなり、
いろいろと手続きがあったこと、
引っ越しもしたり、出産があったりで
最近は会えずにいて。



だからずっと、気になっていて。



あれから、いろいろ思い出しました。



私の結婚式にもウエルカムで、
了子ちゃんが唄ってくれたこと。

かつらが似合わなくて、
一緒に選びにいってくれた事。





たくさん、たくさん。






昨日、新座でお通夜でした。

久しぶりに会う了子ちゃん。

目で見ても、
なんだかよくわからなかった。


本当にもう会えないんだってことも
よくわからなかった。






ただ、会場に流れる了子ちゃんの唄は、
どれも美しく、うっとりするようなものでした。



だから、それが、
とても悲しかった。





次に出会える時がきたら、
今度はたくさん、お礼を言います。


それから、うたをたくさん教えてもらいます。





めぐ留テントウムシ(黄緑色)