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舞台 魔界転生

感想書くとかいいながら
どうにも言葉にしがたく
時が立ちました。

ストーリー的には有名なお話

この度
堤幸彦監督が演出ということもあり
1幕から、これでもか!な映像演出。

プロジェクションマッピングの嵐
一揆の映像と、舞台幕中の演者とのシンクロ
ぶった切るは、飛ぶは、消滅するは、

映画なのか
アトラクションなのか
演劇なのか

目が寄ってしまうほどでした。

そして2幕後半

柳生十兵衛(上川隆也さん)
と、その実の父であり剣術を教え込んだ
無念により、妖術で蘇る
十兵衛の父・柳生但馬守宗矩(松平健さん)


親子の確執、嫉妬、
もうもうもうもうもうあれやこれやの思いと念が入り混じった
立ち回り…。

向き合い、静かに同じ、構え
(だって剣術は父さんに教わったんだもん)

ここで鳥肌

1幕が、派手な分、ここの静けさが引き立ちまくり。

もう、心臓が、口から出そうになります。

苦しくて、苦しくて、切ない、一騎打ち


一太刀、一太刀が、お稽古されたものとは思えない
ガチな格闘を見ているかのような緊張。

生きているうちに

生で、こんな、迫力のある立ち回りを見られて
本当に、幸せでした。


当然
十兵衛が勝つわけですが、

勝っても悲しい、なお悲しい。

そして父の死に際の
これまた悲しく、むなしいこと…
経験値でも覆い隠せぬ「老い」と
愚かな、切ない嫉妬心、
そして垣間見える息子への愛

テレビで見ていた
暴れん坊将軍が…
悪に心を売り、果てる姿…
(暴れん坊将軍ではないのだけど)

だって、松平健さんなて、
なんか勝手に無敵なイメージだったんだもの。

ああああああああああああああああああああああああああああああ

苦しかった。

そしてその父を殺めざるおえない、
息子、十兵衛のこれまた、悲しいこと…

あああああああああああああああああああああああああああああ

楽屋で、化粧を落とした
上川兄貴は、当たり前だけど
もう十兵衛ではなくて

今更ながら
「演じる」って不思議な仕事だな…と
他人事のように思うのでした。

重ねて言いますが…
来年3月「ヴォイサリオン」で
またご一緒できるの、楽しみです。