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久しぶりの映画日記

天使の分け前
THE ANGELS’ SHARE(原題)

小さな悪や大きな悪
生活環境の違い
職があるもの無いもの
貧困と裕福
社会環境が生み出す負のループ
抜け出せる者、抜け出せない者
みなそれぞれに生活があり
みなそれぞれの幸せと不幸せがある。

タイトルになっている
「天使の分け前」
木製のウィスキー樽で貯蔵すると
水分やアルコール分が蒸気となって少しずつ樽からしみ出ていって
ウィスキー樽の中のウィスキーは
1年で約2%なくなっていくらしい。
その無くなった量を「天使の分け前」というらしい。
貯蔵する期間が長ければ長いほど
その天使の分け前は多くなっていく。

このタイトルが実に絶妙で
映画を見終わった後に
少しだけ幸せな気持ちにもさせてくれる。
主人公達のやり方は間違っているのだが
それを一言で悪とは表現できない社会背景もある。
人はそう簡単には変わる事は出来ない。
描かれている事は希望や願いであり
生きていく糧になるような
2%程度の幸せは誰の身にも降り注ぐのかもしれない。
人生も熟成していく。
その降り注ぐ微々たる幸せの量を貯めていく事が大事なのだと思う。

★★★☆☆

あ〜美味しいウィスキーが飲みたくなった。