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休日は娘と善福寺公園で過ごす。
ボートに乗ったり、遊具で遊んだり。
今、善福寺公園では園内にART作品を展示する
「トロールの森」の真っ最中。
園内を散歩しながら作品を見て回る。
自然の多い園内に溶け込んでいる作品から
違和感を感じさせるように設置されている作品まで。
中でも興味を持ったのは
YAK PETERS(ヤック・ピーターズ)の作品。
木材や廃材を使って作られた掘っ建て小屋のような映画館。
休日のみ上映をし、映画館の中では作家が作ったストップモーションムービーを上映。
娘と映画館の中に入り、映像を見ていたが
掘建て小屋が怖かったのか、早々に映画館を出る娘。
もう少し見ていたかった。残念。
僕が見た時は、都市の高層ビルが徐々に解体されていく映像だった。
善福寺公園は自然が多く気持ちのよい公園。
木々や植物、水辺はあるけど、自然そのままの姿ではない。
そこは利用する人たちが快適に過ごしやすい様に人工的に整備されている。
そういった公園に、木を伐採し加工し出来た木材で人工的な映画館を作り設置。
中では近代構造物が解体される映像が映し出され
その映像や映画館の造形を見ていると
破壊や再生、人と自然と都市との共存、そこに問いただされる造形物のあり方。
また映画館という形をとったことにより作品を見てもらう、
見たいと興味をもってもらうという作家の姿勢など
色んな事を考える事の出来る装置であり、メッセージ性のある作品だな~と思った。