10代20代は体調が悪くなると
それ以上悪くならないように
すぐに薬ばかり飲んでいた。
20代後半で子供が生まれ
離乳食や予防接種や
まだ自分で選択することができない
小さな体に何を与え
何を与えたくないか
を考えるようになり
ある時期から
自分の体に必要以上に薬をいれることが嫌になり
少々のことでは薬に頼ることをやめた。
薬の代わりに食べ物に気を使い
体温もなるべく下げないように生活すると
全く風邪をひかなくなり
考えただけでも4、5年は風邪で寝込むようなことはなかった。
このまま一生風邪などひかないのでは
とも思っていたが
先日何年かぶりに風邪をひいた。
ひくときはひくんだな。
熱はあまり上がらず(本当はがっと上がってほしいものだが)軽度の関節痛、喉の痛み、頭痛程度だったので、薬も入らず家でずっと寝ていた。
5日目の今日はほとんど回復し、公園へ散歩する。
さすがに絵は描かないだろうとは思ったが
念のため色鉛筆とノートを持って散歩にいったが
描きたい木々を見つけ描いてしまう。
何があるかわからないから描く道具はやはりもって出かけるべきである。
一方で喘息や花粉症など、気管支に関わる症状には、少量の薬は服用している。
これも前に比べると量はほとんど減ってはいるが。
薬に頼らず生きていけるのは理想だが
薬を嫌悪する性格になってしまったことは
少々やっかいな気もする。
大きな病気をした時に、いろんなことをすんなりうけいれられるといいですが。