月別アーカイブ / 2014年04月

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福島県伊達市にある「りょうぜんこどもの村」で
マリーニ*モンティーニ原画展&ワークショップを開催します。

現在りょうぜんこどもの村では
企画展「想像の世界の入口は日常の中のそこらじゅうにひそんでいる」を1期2期にわたり開催中です。
その2期にあたる5月18日〜7月13日の中でマリーニ*モンティーニの原画展を開催します。
これまでの作品原画を約40点を四季別に展示をいたします。
中2階のギャラリースペースでは絵本「僕のツール・ド・フランス」の原画展もご覧頂けます。
会期中に2回ワークショップを開催します。

「想像の世界の入口は日常の中のそこらじゅうにひそんでいる」
2期
「marini*monteany -four seasons」
会期 2014 5月18日(日)〜7月13日(日)

ワークショップ
「うごく動物をつくろう」
マリーニモンティーニが用意する紙の素材を切ってつなげて動く動物をつくります。
5月18日(日)
10:30~12:00
13:30~15:00
各回定員40名

「ぼくとわたしのそうぞうのせかい」
マリーニモンティーニが用意する紙の素材を切り貼りしてそうぞうのせかいをつくります。
持ってくるもの 自分お全身写真(L判くらいのもの)(当日100円でも撮影出来ます)
6月15日(日)
10:30~12:00
13:30~15:00
各回定員40名

ワークショップの予約お問い合わせは
りょうぜんこどもの村
tel:024-589-2211まで

りょうぜんこどもの村



ただいま開催中の長崎「浜屋」福岡天神「LOFT」での
マリーニモンティーニ展にて
GWは会場でサイン会を開催します。

長崎「浜屋」
本館6階 アートステーション
5月3日 
14時〜16時
サイン会当日までにお買い上げいただいた額装品の裏板に作家がサインをお入れ致します。

http://www.nagasaki-hamaya.com/

福岡天神「LOFT」
1階特設会場
5月4日
14時〜16時
サイン会当日までに額装品をお買い上げいただいたお客さまに、額裏に作家がサインをお入れいたします。
お問い合わせは 直通TEL:092-713-6220

http://www.loft.co.jp/shoplist/tenjin


somewhere
somewhere(原題)

ものすごく日常的で
ものすごく非日常的。
見ていて退屈だと思っていた時間が
気がつくと幸せで懐かしく心地のいい時間に変わっていく。

思い出はいつまでも色褪せず
優しい時間が流れている。

クスクスと笑える滑稽さが愛おしく
エル・ファニングはいつみても
瑞々しく透明感に溢れている。

★★★★☆



フローズン・グラウンド
THE FROZEN GROUND(原題)

実際にあった連続殺人事件を
映画化したもので
もっと見応えのある内容に出来そうな題材にもかかわらず
被害者、犯人、警察とそれぞれへの描写が物足りなく
結果、感情移入が全く出来ず
映画にも入っていけない。

素材はいいのに
調理の仕方が大雑把で
大味の料理が出来てしまった感じ。
それなりには美味しかったが
なにも印象に残らない感じ。

エンディングに流れる被害者の方々の写真とロックな音楽が全くあっていなく最悪で
誰に向け何を描きたかったのか
ますますわからなくなる。

ジョンキューザックの演技が秀逸なだけに
もったいないと思える。

★★☆☆☆

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海と大陸
terraferma(原題)

光が強ければ強いほど
影もまた深く色濃くでる。

南イタリアの太陽と美しい島
そこにバカンスで訪れる陽気な人々
島でしか生きる事の出来ない島民と島民の抱える問題
アフリカ大陸から命がけで海を越え島にやってくる難民
これら光と影の対比を
力強い輪郭線でくっきりと描きだす。

主人公の青年の心が
一夏の出来事を通して大人へと変化していく様を
93分という短い時間で描き切っている事も
この映画の魅力だと思う。

南イタリアの映像とカメラワークの上手さが
ただただ美しい。

★★★★☆

追伸
しかし海はいいな~
僕の心象風景にも海ばかりあり
美しい海と海岸での生活の映像は見ていて飽きない。
なにより
潮風にあたる人々が美しく、そしてエロい。
2人の女優さん
ドナテッラ・フィノッキアーロとマルティーナ・コデカーザ
の色気が特に良かったな~。

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Donatella Finocchiaro
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Martina Codecasa
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LIFE
The secret of life Walter mitty (原題)

雑誌「LIFE」への
強い尊敬を感じる。
LIFEの写真や
この映画から感じる
ヒューマニズム。
写真に写るモチーフ
撮られた場所も
そこに行き撮る写真家も
すべてが世界にきちんと存在し
その存在力は
いつでも見る側を魅了する。
行った人間や見た人間にしか得られないパワーはあるが
写真や映像をとおして
ほんの少しだけ感動をもらうことができる。
LIFEの写真からたくさんのインスピレーションをうけ
これまでたくさんの作品を制作してきた。
LIFEの写真になぜ惹かれるのか
少しだけわかった気がする。

行動したものだけが
見ることの出来る世界があり
得ることの出来る感動がある。

にんまり。

★★★☆☆

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久しぶりの映画日記

天使の分け前
THE ANGELS’ SHARE(原題)

小さな悪や大きな悪
生活環境の違い
職があるもの無いもの
貧困と裕福
社会環境が生み出す負のループ
抜け出せる者、抜け出せない者
みなそれぞれに生活があり
みなそれぞれの幸せと不幸せがある。

タイトルになっている
「天使の分け前」
木製のウィスキー樽で貯蔵すると
水分やアルコール分が蒸気となって少しずつ樽からしみ出ていって
ウィスキー樽の中のウィスキーは
1年で約2%なくなっていくらしい。
その無くなった量を「天使の分け前」というらしい。
貯蔵する期間が長ければ長いほど
その天使の分け前は多くなっていく。

このタイトルが実に絶妙で
映画を見終わった後に
少しだけ幸せな気持ちにもさせてくれる。
主人公達のやり方は間違っているのだが
それを一言で悪とは表現できない社会背景もある。
人はそう簡単には変わる事は出来ない。
描かれている事は希望や願いであり
生きていく糧になるような
2%程度の幸せは誰の身にも降り注ぐのかもしれない。
人生も熟成していく。
その降り注ぐ微々たる幸せの量を貯めていく事が大事なのだと思う。

★★★☆☆

あ〜美味しいウィスキーが飲みたくなった。





冬枯れし、放置していた
ベランダ庭を片付ける。
新しい植物を買いに行こう。

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