月別アーカイブ / 2010年06月

朝起きるとこの日も雨。
日曜日の午前中はみな別行動ではじまる。
母は第1日曜日は無料で観覧できるルーブル美術館へ。
マメちゃんは明日、先に日本に戻るため、1人パリ散策へ。
僕らは日曜日に朝からやっているはずのBIOマルシェに行きたく
ボン・マルシェの近くへ散歩に出かける。
小雨と風が強くとても寒い朝。
中心地にも関わらず、まだ誰も歩いていない。
人のいないパリの街が静かで、どこか寂しく、よりいっそう寒さを感じさせる。
歩いている時から、なんだかマルシェがやっていない雰囲気を感じていたが
マルシェの通りに着いてみると、案の定、なにもなかった。
日曜日なのでボン・マルシェも閉まっていたが
せっかくボン・マルシェの近くまできたのでボン・マルシェ前の公園で遊ぶ事に。
前回パリに来た時はボン・マルシェに通っては
その日の昼食や夕食などのお惣菜をはじめ友人のお土産などを購入しに
よく訪れ、帰りには前の公園で休んだり、スケッチしたりした思い出がある。
今回、その公園に娘と来ていることで、前回来ていた公園とは少し違った景色に
見えたり、その公園で娘と遊んでいることなど少し不思議な感覚になった。
この日は本当に寒い朝。
たまらず近くのカフェで暖をとることに。
カフェで十分に暖まった後も
あまり人の歩いていないパリの街を散歩しながらホテルの近くまでもどり
11時に待ち合わせをしていた
Brasserie Lippの前でマメちゃんと会う。
11時からブランチを食べられると思っていたが
12時からしか入る事が出来ず、道路向かいの本屋さんで時間をつぶす。
12時になりLippへ。
予約はしていなかったが、開店と同時にいったため2階席に案内してくれた。
ビシッとした雰囲気とスタッフに少し緊張し
フランス語のメニューもほとんど理解出来ず、戸惑っていたが
親身な接客にそれぞれ食べたいものも注文出来
ワインと贅沢な昼食、デザートまで頂き大満足で店を出る。
いい金額の昼食だったが、勉強するにはいい時間を過ごせたと思う。
娘が眠そうだったのでマメちゃんとLippの前で別れ、1度ホテルに戻る。
疲れが出たのか夕方まで娘は爆睡し
僕はホテルの窓から見える景色をスケッチしたり、近くを散歩したりと
ゆっくりとした日曜の午後を過ごした。
娘が起きる頃、ルーブルから母が戻って来たので
そのまま夕飯の買い出しにホテルの近くをみなで散歩する。
ワインやパン、チーズや生ハム、チキンやお惣菜など買い込んで
マメちゃんの部屋で大いに晩餐を楽しむ。
夕食後、マメちゃんはパリ最後の夜なので映画を見に行くと言っていたので
僕だけついて行く事にした。
フランスで始めての映画館。
当然言葉はフランス語だったけど「セルジュ・ゲンスブール」の映画だったので
言葉は解らなくても、十分楽しめる内容だった。
フランス人に混じって、夜の映画館で映画を見ている事が
なによりも楽しかったと思う。
夜12時頃、映画が終わり、マメちゃんと散歩しながらホテルに戻る。
部屋の前で別れ
翌朝マメちゃんは日本へ帰った。

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がらんとしたパリの街。

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ボン・マルシェ前の公園

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湿った遊具で遊びたがる娘。
薄暗い朝でとても寒い。

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散歩途中に見つけたキミドリの奇麗なギャラリー

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Lippのモンブラン。ギャルソンのおすすめ。

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食事とデザート、サービスに満足の吹乃ちゃん。

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ホテル近くのお気に入りパッサージュを散歩中。

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オデオンの小さな映画館。

A LA MERE DE FAMILLEでチョコレートを買い
オレンジ色の紙袋を持ってパリの街を歩く。
今日は朝から蚤の市、昼はA LA MERE DE FAMILLEという予定だったので
この先の予定は決めていなく、今からどうするか話し合う。
まゆさんがここまで来たのならモンマルトル方面に
今日行っておきたいお店があるということで
そのまま74番のバスにのりモンマルトルの近くまで行く。
着いたバス停の近くにあるのが、もう1つのお目当てのチョコレート屋さん
「A'L`Etoile d'or」(ア・レトワール・ドール)
ここも老舗のチョコレート屋さんで、友人からお土産を頼まれていた事もあり
行っておきたかったお店。
小さなお店だけどその分、チョコレートやキャラメルやキャンディーが
ぎゅぎゅっと詰まった店内をぐるぐる何度も見渡しては
かわいいラッピングやお菓子が入った缶やショーケースのチョコレートなど
何を買おうか迷いながら買い物の時間を楽しむ。
おさげが似合う名物マダムもお店にいて
(あとから知ったが雑誌や本などでよく紹介されている)
すごく丁寧で親切な対応をしてくれたり、
びっくりしたことに、1個いい値段のする高級チョコを
うろうろしている娘の口の中にひょいって入れてくれた事だ。
見ていたこっちは
「ええええ~あんな高級チョコを惜しげも無く~いいんですか~!?」
って思ったけど、とても幸せそうな娘の表情を見て
マダムはすごく嬉しそうにしていて
チョコをもらったわけでもない僕もとても幸せな気分になった。
ここにも日本人のスタッフがいて、終止親身なサービスをしてもらい
満足してお店を出る。
お店のすぐ先にはムーランルージュの赤い風車が見え
モンマルトルにも友人に教えてもらった材料屋さんがあったので
そのお店だけ見に行く事に。
ここまで止んでいた雨が急に降り出し
どしゃ降りのなかそのお店を探したけれどなかなか見つけることは出来ず
あるはずの場所にお店はなく、どうやらなくなっているみたいだ。
あきらめてまたバス停にもどりホテルの近くまで戻ることに。
ホテルの近くに戻る途中、郵便局の本局がある事を調べていて
ここでなら休日でもT/Cが換金できると聞いていたのでバスを途中下車し
本局に行ってみるとすごい人の行列。
どこに並べばいいかわからずうろうろしていると、入り口にいた係の人が
なんの用事か聞いて来たので、T/Cを換金したいと伝えると
明後日来てくれとあっさり言われる。
やっぱり今日はダメなのね~。
結局換金できないままホテルにもどり、近くで夕飯をすませ今日はそのまま寝る。
なんだかんだでよく歩いた1日。


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「A'L`Etoile d'or」(ア・レトワール・ドール)

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入り口にあるかわいい缶のディスプレイ。

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ここのパックのディスプレイ。

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ムーランルージュ前、なにやらキャーキャーという声が聞こえてくる。
声のする方向では、低い円筒形の台の上で観光客が騒いでいる。
近づいてみると、そこは地下鉄の通気口の上で
下からすごい量の風が突き上げてくる場所だった。
真っ先に娘がのりたいと言い出し、台の上で他の観光客と騒ぎ興奮する吹乃ちゃん。

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モンマルトルで見たトリコロールのドア。

パリに来て最初の週末。土曜日の朝。
この日は蚤の市に行く予定を立てていたが朝起きると雨だった。
なんだかいっきに蚤の市に行く気分じゃなくなったが、それでもホテルの外に出る。
みんなでホテルの近くのカフェで贅沢に朝食をとりながら今日どう動くか話し合う。
結局、やっぱり蚤の市には行っておこうということになり
完全に出遅れたが、蚤の市に行く。
サンジェルマン・デ・プレから95番のバスにのりバンブの蚤の市へ。
雨にも関わらず、人は沢山いて、当然日本人も沢山いた。
みんな別行動で物色しながら歩いたが、結局みんなあまり購入しなかった。
僕は出来の悪いフェブを少しだけ買い、1番買い物したのはマユさんだった。
絵本やアクセサリーのパーツなどなど購入していた。
なかでも絵本は、おじさんがウサギやクマやペンギンのぬいぐるみを
色んな所に連れて行って写真撮影している絵本で、とてもいい絵本だったので
それだけでも雨の中、蚤の市に行った収穫はあったと思う。
バンブに向かう途中、ジョルジュブラッサンスの古本市の前を
バスは通り過ぎ、バスの窓から少しだけ眺めていた。
帰りに行くかどうするか決めようと言っていたけど
帰りのバスはジョルジュブラッサンスの古本市の前を通らない事もあり
今回はあきらめた。
パリから帰った後、やはりジョルジュブラッサンスの古本市は行っとけば良かった
というのが、みんな同じ意見だった。
パリにいると、今回はいいか~と思う事は沢山あれど
日本に帰ってくると、やっぱり行っとけば良かったと思う事ばかりである。
バンブの蚤の市からバスに乗りオペラ周辺まで行く。
オペラ周辺ではT/Cを換金したいと思っていたのだが、
通常週末でも開いているはずの銀行がすべて閉まっている。
ネットで確認して来たはずなのに・・・・・・。
ここで肝心な事に気がつく。
今日はパック(イースター)だった。
パックのおかげで週末開いているはずの銀行もすべて閉まっていて
換金したかったT/Cもすべて換金出来ず。
クレジットカードはホテルの支払等に当てたかったのであまり使いたくなく
なんだか所持金がとても少なく感じはじめ、買い物する意欲が無くなってしまった。
海外に旅行慣れしていないと、お金の問題は面倒だ。
結局ポアティエに行くまで現金がほとんどないまま過ごす事になるとは
この日になるまでまったく予想していない事だった。
T/Cを換金できないままオペラ周辺で昼食をとり
そのまま目当てのチョコレート屋さんを目指す。

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バンブの蚤の市。

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雨のせいもあり、この日もとても寒い。
蚤の市の真ん中あたりではケバブやコーヒーを売っている
移動販売車が来ていたので、寒さしのぎにショコラを頼み、娘と分ける。
支払いをする時に店員のごついおっさんが娘にキャンディーをくれた。
今回パリのいろんなお店で娘はいろんなサービスを受けたと思う。
ショコラを飲みながら休憩している所を後から来たマユさんに撮られた1枚。

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オペラから9区にあるチョコレート屋さんに向かう途中
パッサージュを発見。(Passage Verdeau)
ここも前回来た事があったパッサージュだったがせっかくなので散策。

paris84ガラス天井と看板を見ているだけで楽しい。

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お目当てのチョコレート屋さん
「A LA MERE DE FAMILLE(アラ・メール・ドゥ・ファミーユ)」
創業1761年。フランス革命前から砂糖菓子をパリジャンに提供し続けてきている、
老舗中の老舗。などとよく本に紹介されている。
パック当日ということもあり店内は大混雑。

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歴史を感じさせるドアとパックのディスプレイのウサギの対比が面白い。
この店で買い物をすると品のいいオレンジ色の紙袋に商品をいれて渡してくれる。
お店から出てくるお客はみんなオレンジ色の紙袋を持って幸せそうにパリの街に散って行く。
そんなお客を見ているとこのお店のオレンジ色の紙袋を持ってパリの街を歩くのは
一種のステータスなんだと感じさせる。
その光景はこのお店が歴史とともに作って来たパリの風景の1つなんだと思った。

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