月別アーカイブ / 2010年05月

コンフィズリーのお店
「LEGRAND Filles et Fils」
を出ても雨はやまず、ざーざー降りの中、近くの地下鉄を探す。
フランス人はあまり傘をささないと聞くが
ほとんどの人が本当に傘をさしていない。
降るか降らないかわからない雨のために傘を持って家を出る事が
きっと嫌なんだと思う。
男の人に至ってはバックを持っている人もあまり見かけない。
ざーざー降りの中、びしょ濡れのフランス人とすれ違う。
彼らは雨が激しくなってきても走る事をあまりしないのか
みんな普通に歩いている。
びしょ濡れのビジネスマン、びしょ濡れのカップル、びしょ濡れの老人。
みんな頭から額から顎から
ぽたぽたぽたぽた雨の雫が落ちている。
だんだんアホなんじゃないかとさえ思えてくる。
ここまで降ったら傘はさそうよ。といいたい。
地下鉄でホテルの側まで行く事ができ、地下鉄を出て
1本しかない折りたたみ傘に親子3人で入り、一度ホテルへ戻る。
友人と会うまで時間が少しあったので
ホテルで休憩。
夕方近くに友人が住んでいるサンマルタン運河方面に遊びに出かける。
ちょうど雨も止み、空はだんだん晴れてきている。
サンマルタン運河沿いには
前回パリに行った時にもとても興奮したお気に入りのお店
「Antoine et Lili」がある。
はじめにこのお店で少し買い物をし
みんでサンマルタン運河沿いを散歩する。
散歩しながら雑貨屋や子供服など見て回り、友人の家にお邪魔して
友人夫婦にディナーをごちそうになった。
パリのマンションや部屋のつくり、飛び抜けてかわいいキッチンなど
実際パリで暮らしている生活風景を垣間見ることができ、とても嬉しかった。
友人には前日もディナーについてきてもらい、今日は一緒に遊び
2日連続会えて、ゆっくり過ごせたこともよかった。
旦那さんとも会え、吹乃ともたくさん遊んでくれて
吹乃もすごく楽しそうだった。
帰りは少し遅くなってしまったので
タクシーでホテルまで戻る事に。
20~30分くらい乗っていて20ユーロちょいだったので
パリのタクシーは少しやすいのかもと思った。
ホテルに着いて母の部屋をノックし
今日のモン・サン=ミシェルがどうだったか
その後、どう過ごしていたかなど話し、今日は寝る事にした。

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サンマルタン運河。
天気もよくなり景色もいい。
人が立つ鉄橋と街路樹が水位の低い運河に写り込む姿は
それだけで絵になると思った。(写真ではわかりづらい.....。)
セーヌ川は文句なしにいいが
サンマルタン運河のこの鉄橋の景色も前回同様、写真に撮りたくなるパリの景色。

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3色の建物がこの地域で異色を放つお気に入りのお店。
「Antoine et Lili」
ピンクがレディースブティック(洋服とアクセサリー)
キミドリが子供服、イエローが雑貨屋さんと分けられている。
日本でみるいろんなパリ特集の本や雑誌にもよく掲載されている。
雑貨のセレクトがよく、価格も手頃なものが多く、ついつい大量買いしてしまう。
Antoine et Liliにくるとトランクの中の容量と欲しい物と
ついつい頭のなかで計算してしまうほどお気に入りのお店。
実は今回サンジェルマンのホテルの近くでも
Antoine et Liliの路面店(他にも18区にもある)を見つけたが
雑貨のセレクトショップがあるのはここだけらしい。

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外壁の色のセンスのよさにも驚くが
中はすごい。
大好きなビビットカラーの什器や洋服、カーテンから絨毯まで、
柄と色の使い方にただただ魅了される。
ため息がでそうなくらいいいものが所狭しと置いてある。
そんなカラフルワールドに
どこか嬉しそうな吹乃ちゃんを外から激写。

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子供服のところで購入したピンクのラッパ。
お店の前でチン ドン シャン と、へなへなラッパを吹きながら踊る
吹乃ちゃん。

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友人のともみちゃん案内のもと運河をお散歩。
縁石をず~とふらふらと歩く吹乃ちゃん。

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散歩途中で見つけた子供服とおもちゃのお店。
お店の色や形、ショーウィンドーがとてもかわいい。
中にも欲しい物があったがトランクの事を考えると
沢山は増やせない。
毎回トランクの事を気にしながら買い物するけど
もうちょっとどうにかならないかな~。

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サンマルタン運河にある商業施設。
映画館や飲食店が入っている。
運河の両サイドに映画館があり反対側の映画が見たい場合
ボートで反対側まで運んでくれるシステムらしい。
川岸はのどかで、ゆっくりしている。
パリに来て4日目の夕方、ちょうどパリにも慣れてきて
こちらもようやくゆっくりした気持ちを持てるようになってきた。

早朝4時半に目がさめる。
パリに来てから子供と一緒に早く寝ているせいか起きるのも早い。
今日はみんな別行動の日。
まず最初に動くのは母で、
せっかくフランスに来たからには見ておきたいと
今日はバスに乗ってモン・サン=ミシェルまで行く。
朝6時半に一緒にホテルをでてオペラ近くにあるバスの集合場所まで同行する。
母を見送った後、一緒に来ていたマメちゃんと朝のパリを散歩する。
この日の朝もとても寒く散歩しながらホテルまで歩いて帰ったが、
体が冷えきっていたため帰る途中、開いたばかりのカフェに入る。
まだテーブル席の用意はなく、カウンターで飲む事になった。
カフェのカウンターで飲むのは、パリに来てからはじめてのことで少し緊張する。
テーブル席とは違い、少し大雑把な対応で
飲み物やお金もバンバン~みたいな感じで出されてちょっと戸惑ったが
入って来てコーヒー1杯飲んで仕事にでて行く客も
常連みたいな客も、どこかみんな大雑把に見え、
カフェのカウンターはこんなもんでいいんだろうな~とも思った。
ホテルに戻ると、マメちゃんは朝1番でルーブルに行くといって出て行き
今日1日、1人で散策に出かけるそうだ。
僕らは午後から友人と会う約束があったため
午前中は少しだけ動く事にして
オペラ周辺にある手芸屋に行きたかったのと
その近くにあるコンフィズリーが置いてある、
古いお店を見てみたかったのでオペラ周辺に出かける。

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ルーブル近くの時計と外灯。
朝の7時10分だけど、まだ暗い。
暗いといっても昼同様、透き通るようなブルー。

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オペラ、ルーブル周辺。

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まだ開いていない朝のルーブル美術館のカフェ。

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誰もいないルーブル美術館。

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朝の静かなセーヌ川。

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オペラ周辺にある手芸屋さん
「ULTRA MOD」
日本で見るパリのお店を紹介している本には
よく掲載されています。
店員さんの中に日本人がいてびっくり。
今回のパリ旅行でいろんなお店に行きましたが
有名なお店には結構日本人が働いていました。
日本人が来るようなお店には
日本人スタッフがいた方がいいという考え方なのでしょうか。

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ULTRA MODからコンフィズリーのお店を目指す。
途中雨が降って来て、どうしようと思っていた矢先
なんだか雨宿りできそうな建物があったので入ってみたら
パッサージュのGalerie Vivienneだった。
前回も訪れたパッサージュだったが、今回こんなタイミングで
また来る事になるとは思わなかった。
せっかくなのでゆっくりする事に。

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Galerie Vivienne

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Galerie Vivienne

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Galerie Vivienne

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ちょっと疲れたのか、何か買ってもらえなかったのか
少しふてくされ顔の吹乃ちゃん。
ビビエンヌの古本屋さんの前。

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お目当てのお店
「LEGRAND Filles et Fils」
とても古い店内にカラフルなお菓子がいっぱい。
奥にはワインなどのお酒がたくさんあり
店員さんの対応もとても易しかった。
雨と眠気と疲れで元気の無かった吹乃ちゃんも
カラフルな飴ちゃんパワーで元気いっぱいでした。
車が邪魔でいい写真を撮る事ができず。

パンテオン広場前の坂道を下ってリュクサンブール公園に向かう。
坂道には沢山のカフェがありテラス席は観光客らしき人たちで賑わっている。
その人たちが何を食べているのか何を飲んでいるのか、観察しながら歩く。
カフェによって使っている食器も様々で、それだけを見ているのも楽しい。
パリに来てから、歩いて、観察して、歩いて、その繰り返しだけでず~と満足しっぱなしだ。
観察しながら坂道を下り終えると、ようやくリュクサンブール公園に着いた。
植物園からリュクサンブール公園まで歩くのは
大人だけだとたいした距離ではないが子供と一緒に歩くと少し距離を感じた。
結局、今日もたくさん歩いている気がする。
リュクサンブール公園で娘と沢山遊ぶ。
夕方まで遊び一度ホテルに戻る。
今晩はパリに住んでいる友人と食事の約束をしていたので
友人がホテルに迎えに来てくれるまでの時間
娘とホテルのお風呂場の窓から見える景色をスケッチして遊ぶ。
夜、友人が来て、みんなでカルチエ・ラタンで食事をする。
博物館に行き、モスケでお茶を飲み、公園で沢山遊び
ワインを飲みながらわいわいおしゃべりをし、
美味しい夕食を楽しんだ。
パリでの3日目をゆっくり過ごせたと思う。

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パリに来て、始めての広い公園にご機嫌な吹乃ちゃん。
公園の敷地には自由に座る事のできるパイプイスが沢山置いてあり
み~んな好きな場所にイスを動かしては、ご飯を食べたり、本を読んだり
おしゃべりしたり、日光浴をしたり寝ていたりと、
おのおのゆっくりとした時間を過ごしている。
空は晴れているが、気温は少し低く肌寒い。
それでもみんな水辺の前や日向にイスを持って来ては日光浴などしていた。
見るかぎり地元の人たちばかりに見えたが、みんな仕事は?と思ってしまう。

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パリで1番古いとも言われている、リュクサンブール公園のメリーゴーランド。
塗装のはがれ具合や、動物達のフォルムなど
他のメリーゴーランドにはない歴史や子供達に愛されてきた愛着感など、
いろんなものを感じる事ができる。
このメリーゴーランドは木製で、
回りだすとゴトンゴトンと木のいい音が聞こえる。

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パリに来て2回目のメリーゴーランドにチャレンジしたかった娘だが
自分だけで動物達にしがみついて乗っている事ができない娘には
ちょっと無理そうだと思った。
小さい子用に赤と緑のカゴのような乗り物もあり
それにチャレンジしようとしたが、まだメリーゴーランドに乗り馴れてない娘は
お母さんと一緒がいいと言い出し、なくなく降りる事に。
このメリーゴーランドに乗っている娘の写真が撮りたかった父ちゃんも
なくなくあきらめる。

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メリーゴーランドの側にある売店。
バーバパパ(綿菓子)やキャンディーやおもちゃなど
子供達が喜びそうなものがいっぱい。
この売店も古く、いい雰囲気だが、
外に置いてあるガチャガチャが雰囲気をこわしている。
ブルーグレーともミントグリーンともとれる外観の色、日よけの色。
空のブルーと若葉のグリーン。
力強い木々。
公園の中にある、なにげない売店もこれだけ素敵に存在している。

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入場料を払って入る事ができるセレブな子供広場。
当然同伴の大人も入場料を払う。
子供2.6ユーロ/大人1.6ユーロ
外国の子供と遊ぶ吹乃ちゃん。
言葉は通じ合わなくても、なんのその、すぐに仲良し!
この自動車が気に入っていて何度も乗って遊んでいました。

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ぐるぐる回る円盤形の遊具。
僕の子供の頃はよく公園にあり人気の遊具でした。
フランスでもこの遊具は人気で娘が乗った時は1人しかいなかったのに
この後、6人くらい外国の子供達が集まって来て
とんでもない早さでグルグル回転させられてしまった吹乃ちゃん。
はじめは楽し~と言っていた吹乃ちゃんも最後は怖い~と叫んでいました。

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閉まっていた、ギニョール小屋(人形劇)
今回のパリ旅行では結局中に入って見る事は出来ず。
次回は娘と見に行きたいな~。

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入り口の看板。
演目のイラストと色分けされた文字盤。
かわいいデザイン。

植物園内を散歩して進化ギャラリーへ。
中に入り、人数分のチケットを買いに行く。
するとチケット売り場のお姉さんが何やら言っている。
はじめ何を言われているのか解らなかったけど、どうやら26才以下はチケット代が安いみたいで
「あなたは26才以下でしょ」と言われている事に気づく。
僕は31だと答えたけど、鼻で笑われる様に
「私が聞いている事わかってないでしょ?あなたは26才以下でしょ?」と決めつけた様に聞いてくる。
何度も31だと答えるがなかなか伝わらず戸惑っていたらマメちゃんが来てくれて
この人は26才以上だと言ってくれた。
少しびっくりしたような顔でお姉さんはチケットをくれたが
すごく若く見られていた事と、31才だという事を伝えるそれだけのことが伝わらなかった
情けなさ両方に少しへこんだ。
進化ギャラリーは本でみていた以上に迫力があって見応えがある展示だった。
薄暗い展示会場に巨大な生物の剥製がいくつもあって
はじめは怖がっていた娘もだんだん慣れてきて後半はすごく楽しんでいた。
この日は展示物の剥製をスケッチしている美大生らしき集団がいて
みんなの描いているスケッチを覗くのも楽しかった。
展示会場は3階までありとても広く、歩き疲れてお腹も減ってきたので
進化ギャラリーをでて近くのモスケにてお目当ての昼食をとることにした。

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進化ギャラリー、すごい量の剥製がある。
巨大なクジラやゾウやキリンの剥製は圧巻。
動物達が生きていた頃を意識した動きのある展示物も多数あり、
動物達のポージングの演出も見ていて楽しい。

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モスケでの昼食。お目当てのクスクスとミントティー。
クスクスは食べきれないほどお皿にもってある。
マメちゃんががんばって食べていたが
後から友人に聞いた話では、
あれは全部食べず残していい様に盛ってあるらしい。
当然食べきれず、ちゃんと残して帰りました。

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モスケの天井の装飾が曼荼羅のようで見ていて楽しい。
青やピンクや緑の組み合わせがとてもこのみだし
照明がこれまたかっこいい。

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モスケでお腹いっぱいになった後は歩いてリュクサンブール公園を目指す事に。
公園に向かう途中、センスのいい古本屋さんを見つける。
中に入ると、親切な接客をしてくれるおじさん店員がいて
娘に古い絵本をいくつか見せてくれた。
少し欲しい本もあったが値段は高く、結局なにも買わずに出てしまった。
とてもいいおじさんだったので何か買ってあげたかったが何も買わなかった。
おじさんごめん。

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ショーウィンドーには古い絵本やセンスのいいサイケデリックな古いポスター。

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リュクサンブール公園を目指していたら、何やら観光地!というような建物の前に来てしまった。
地図で確認したら、パンテオンだった。
偶然(地図を見ていなかっただけだが)パンテオン前に出て来てなんだかラッキーな気分に。
パンテオン広場からリュクサンブール公園が見え、その向こうにエッフェル塔が見えた。
景色の中にエッフェル塔が入ると、それだけでいい写真が撮れそうな気がして
ついつい撮ってしまうが、思うような写真はなかなか撮る事はできない。

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大きな建物と広場。娘のテンションが上がって来て走り出した。
この日は比較的天気がよく晴れの時間も長かった。
大はしゃぎで走り回る吹乃ちゃん。

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テンションが上がりに上がり、パンテオンバックにハイポーズを決める吹乃ちゃん。

この日の朝もホテルで朝食をとる。
昨日は1日、大人のパリ散策に娘を連れ回したので
今日は娘が楽しみそうな所へ行こうということになり
自然史博物館などがある植物園に行ってリュクサンブール公園でゆっくり過ごすことに。
ホテルを出て散歩しながらodeon駅から地下鉄で植物園のあるjussieu駅まで行くつもりが
odeon駅は工事中だったためさらに隣駅のcluny la sorbonne駅まで歩くことに。
たいした距離ではないが、案の定、娘から抱っこをせがまれる。
このちょっとの抱っこの積み重ねで僕の少ない1日の体力は少しずつ失われていく。
jussieu駅を出て、少し歩くと植物園に入る。
今日の目当ては自然史博物館の進化ギャラリー。
園内を散歩しながら進化ギャラリーを目指す。
今日は気温は相変わらず低いけど、とても気持ちのいい天気。

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ホテルの近くの路地。
ガラス窓はないが、この路地もパッサージュだと聞いた事がある。
出かける度に通る。
歴史を感じる石畳や、個性的な看板、古い通りが持つ独特の雰囲気がとても魅力的。

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ランプやモザイクの装飾が覗かずにはいられないcafeの入り口

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建物の間をつなぐ、カラフルなライト。
薄暗い通りにひときわ目立っていて、絵の参考になるな~ついついカメラで撮ってしまう。

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植物園の入り口(裏口のような所)に建っている古い建物。
ボロボロだけど、これも絵になる建物。

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おんぼろの窓や手前にある外灯もいいが、なによりもこのグレーの色。
パリに来て、この時までに何枚か絵を描いているのだが
今回1番感じたのは、普段使わない色を混ぜ合わせて描かないと
なかなかパリの建物の色を出す事が出来なかったということ。
新しい色の発見、現地で物を見て描く嬉しさを、
こういったグレーの色が気付かせてくれる。
そして空の青。
日本にいて資料を見て描く世界を一瞬にして否定してくる
現場の色。
グレーの色もそうだけど、空の青もまた今回の大収穫だと思う。

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そしてこれも大収穫の公園の木々。
こういった木々の並木道がパリの公園の至るとこで見る事ができ
その度に写真を撮り、スケッチをする。
今回の「七色めがね」の作品にもよく登場するほど気に入ってしまった。
前回パリに行ったのは9月だったので緑の生い茂る頃。
木の枝が持つ魅力に気がつかないままだった。
絵本の「マドレーヌちゃん」シリーズではこういった木々を作者がよく描いていて
何度か真似をして描いていたこともあったけど
今回実物をみながらスケッチ出来た事がとても嬉しかった。

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この並木道は圧巻。
映画のような世界。

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植物園のパノラマ。

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博物館。
空の青と雲の形。

パリの青空に圧倒される。
周りに高い建物も山もないせいか
空気が澄んでいるだけなのかのか
空が広く青く感じる。
空の青が透き通っていて、絵の具で描くなら、なにも混ぜたくない青。
茶形で黄ならせる事も、白を混ぜる事もなく
チューブから出したそのままの青と水で薄めた濃淡だけで表現したい。
白い雲は画用紙の白を使おう。
建物のグレー、芝の緑、木々の黒、雲の白、空の青。
この色の対比がどんどん目に飛び込んでくる。

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