月別アーカイブ / 2010年04月

パリ日記の途中ですが
明日から吉祥寺「にじ画廊」にて個展が始まりますので
ここで告知。
nijidm
marini*monteany Exhibition

七色めがね 展

2010年4月29日(木)~5月11日(火)
12:00~20:00(会期中無休)

2階ギャラリースペースでは
新作の原画や立体作品など七色をテーマにした
作品を展開します。
1階奥のギャラリースペースでは
マリーニ*モンティーニの雑貨屋さん
petit MOLINTIKAを開きます。
新作雑貨をたのしく展開します。

●オープニングパーティー
4月29日(木)18:00~20:00
ドレスコードは「めがね」です。お気軽にお越しください。

●木製メガネブローチワークショップ
小さな木製のブローチをつくります。
5月2日(日)、3日(月)、4日(火)
14:00~17:00
各定員5名予約制
材料費込¥3000
お申し込みは4月1日(木)より
にじ画廊(0422-21-2177)まで。

にじ画廊
〒180‐000
東京都武蔵野市吉祥寺本町2‐2‐10
(JR中央線/京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩4分)
tel  0422-21-2177

本日搬入に行ってきます。

パリ日記は5月に入ってから再開します~。
お楽しみに~。

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夕方6時くらいだったと思うが、
まだ日が暮れる気配もないパリの青空。
この季節の日本だったら、もう薄暗くなりはじめる時刻なのに
こういったところでもパリにきたのだと実感できる。

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petit panをでて向かった先は
マメちゃんが行ってみたかったというサン=ルイ島 (île Saint-Louis)にある
老舗のアイス屋さんBERTHILLON(ベルティヨン)へ。
遅めのランチで、まだお腹がいっぱいだったので、
僕はフランボワーズのソルベを1つだけ食べたのに対し.....。

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マメちゃんが頼んだのはスペシャルな苺のアイス。
お腹いっぱいの僕の目の前でぺろっと食べてしまいました。

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BERTHILLONをでてサン=ルイ島 からシテ島方向に散歩しながらホテルへ戻ることに。

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ようやく陽がなんとなく沈んできている様子。
まだ7時くらいだったと思う。
ノートルダム寺院の裏通りをゆっくり散歩して。

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ノートルダム寺院の裏の公園を通りかかった時
娘が公園に反応、日本にあまり見かけない遊具で遊びだす。
1日相当歩いて疲れさしたと思っていたが、まだまだ遊ぶ元気いっぱいの娘。
公園の木々も独特の形をしている。
この日は8時くらいにホテルへ戻り、お腹もすいてなかったので
みんなで夕食をとることはせず
それぞれの部屋でゆっくり過ごす事に。
帰ってすぐ寝てしまった娘。
明日は少しゆっくり過ごそうと思った。

おまけ
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パリの警察署を通った時、外壁の工事をしているのか
こんなカバーが建物に覆いかぶさっていた。
どうやら警察署で働く人たちの紹介みたいな内容だが.....。
それにしてもひどい警官、
いや景観。

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本気なのか冗談なのか、よくわからない。
こんな事をして観光客の誰が喜ぶのだろう....。

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結局、写真に撮ってしまった僕みたいな観光客が喜んでいるのだろう。
それにしてもひどい。

メリーゴンランドに乗った後は、引き続きピカソ美術館へ向かう。
向かう途中BHVに(日本だと東急ハンズのような材料デパート)寄ったり
マレ地区の個性の強いお店のウィンドーを眺めたりと、なかなかピカソ美術館に着かない。
若干迷い気味でようやく美術館に到着。
ん!?
門が閉まっている。
観光客らしき外国の方々も、みんな門の周りをウロウロしている。
張り紙がしてあり、どうやら2012年まで休館らしい。
今回、いろんな下調べはしてきたつもりだが完全に見落としていた。
場所が動く事の無い美術館が掲載されているようなガイドブックを
今回あらたに購入していないため、美術館の情報は常に古いままだという事を実感する。
日本でネットで調べてくれば、2012年まで休館だということぐらいはすぐにわかるものである。
前回同様、ピカソの作品群を見る事は出来なかった。
ピカソ美術館でピカソの作品を見る事が出来なかったり、入れなかったり
どうやら本当にピカソに嫌われているみたい私。
門の前にいてもしょうがないし、お腹も空いているので、そうそうに退散。
カフェやビストロのお店の前の看板に書かれたメニューとにらめっこしながらランチの場所決めにさまよう。


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ランチをすませマレ地区のお店を散策。
今回パリの街はパック(イースター)直前でどこのお店も(等にスイーツのお店)
ウィンドーはパック一色に。
ニワトリやウサギ、タマゴをモチーフにしたチョコやお菓子が店先に並ぶ。
こんな時期じゃないとなかなか見る事ができない貴重な風景。
この写真じゃガラスが反射していてなにが写っているかよくわかんないけど。
どこの店もラッピングもこだわっています。

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この店もパック用の飾り付け。
カラフル。色の好みもあるが日本のお店よりも色やリボンの使い方が上手だな~と感心する。
商品に着いているタグの使い方などさすがである。
とにかく見ていて楽しい。

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これはパックとは関係なさそうだが、かわいいディスプレイに目がとまる。
このお店はお昼休みで入る事が出来なかった。

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パリの路地裏、石畳の細道を駆け巡る吹乃ちゃん。元気元気。

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石けん屋さんの店先のディスプレイ。
カラフルな石けんがかわいい。

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お目当てのお店「Petit Pan」

買って来たパンや果物、ヨーグルトなどで朝食をとりながら
今日はどこに行くのかを話し合う。
今回の旅行には、子守り役として長崎の母も同行。
僕とマユさん+娘+マメちゃん+母の計5人での行動となる。
毎日一緒に動くわけではないが、初日くらいはみんなで動きたいというのが
パリに着いたばかりのみんなの心境だったと思う。
みんなそれぞれ行きたいところはあれど、同じ目的もあり
それがすんなりそろいそうなのがマレ地区のほうに行く事だった。
僕は前回、行ったはしたけど、作品がほとんど海外に出張していてほとんどの作品を見る事が
出来なかった、ピカソ美術館に行けるうちに早めに行きたいという希望。
マユさんはパリで話題になっているお店や前から調べていたお店などなど
活動の材料や資料になりそうなお店を回るため、マレ地区を中心に動きたいとのこと。
みんな、その方向で意見をまとめてホテルを出る事に。
晴れてきそうだった空もこの時には曇りに。
雨が降ってないだけいいと思い、折りたたみ傘を鞄にいれて出発。

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セーヌ川の橋の上を渡るときが1番パリに来たと実感する瞬間だと思う。
滞在中はセーヌ川を右岸に渡ったり左岸に渡ったり、何度も往復する。
この日はまずポンデザール(芸術橋)を渡る。
この橋を渡るときシテ島やポンヌフ橋が奇麗に見えて、ベタだけど何度でも写真を撮ってしまう。
曇り空がどんどん暗さをましてきて風もびゅうびゅう吹いて来た。
橋の上ということもあり体がどんどん冷えてきた。

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当初、橋を渡り、適当にバス停を探し、バスにのってマレ地区まで行ってしまおうと思っていたけど
橋を渡ってもマレ方面に行くバス停を見つける事が出来ず、
川岸の風の強い中、長く歩かなければならないことに。
完全に予習不足である。
この写真でも解る通り、木や古本屋さんの箱に落書きがある。
今回パリの建物の(さすがに観光名所の歴史的建造物にはなかったが)
至る所で落書きを多く見た。前回来た時よりひどくなっている印象があった。

paris13
結局歩いてマレ地区まできた。
ホテルがあるサンジェルマンデュプレ地区からたいした距離じゃないが
2才の子供と1日パリの街を歩こうと思うと、バスや地下鉄は常に上手く使いたい。
体も冷えきったのでカフェに入る事に。
事前の情報だと(日本で見て来た、本やネットでは)カフェには子供厳禁と書いてある事が多い。
「子供と行く~パリ」みたいな本の多くも、カフェで子供と過ごすみたいな記事はほとんど載っておらず
みんな、公園などで子供と休憩をしている。
これがどの範囲までOKなのか行くまで全然解らず、カフェに入るときも戸惑う。
マメちゃんがカフェのムッシュに聞いてくれて、なんだかすんなり入れる。
結局パリに滞在中、子供連れで断られたカフェやビストロは1つもなく
むしろ子供連れで易しくしてくれたりサービスしてくれた店が多かった気がする。
単に観光客には別なのか、それとも
ベビーブームの影響か、不景気の影響か、パリのスタイルも変わって来ているのかなと思った。
娘は始めてのパリのカフェでショコラをのんでいた。とても美味しいと満足。
外のテラス席には寒くない様、暖を取る事ができる器具がほとんどの店についている。
ほとんどのお店が日本でいうとこのハロゲンヒーターみたいなものがついていたが
この店では、古い感じの暖房器具がついていて、中でごうごうと火が焚かれていた。
ぱちぱちとたまに音をたてるストーブを見ながら
火の粉が飛んでこないか少し不安になる。

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カフェにあったポスター。
さりげなくかっこよさを演出していて
それがどうしようもなくかっこいい。
こういうかっこよさはパリの至る所で感じることができる。

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カフェを出てしばらくすると雨がざーざーと降り、しばらくすると止み
しばらくすると晴れてきた。パリに滞在中はこういう日が多く
晴れ~曇り~雨~晴れ~曇り~雨を1日のうちになんども繰り返す。
パリの人は傘をささないとかいいうけど、こんな天気が多かったら、傘を持ち歩かないのは納得である。
雨宿りすれば、すぐに雨は上がると知っているからだと思う。
でも雨宿りする事無く、ずぶ濡れで頭からぽたぽたと大粒のしずくが垂れているにも関わらず
走る事もなく普通に歩いている人もよく見かける。
よく解らんな~と思う。
しかしすごい空の青。
気持ちがいいほど晴れる。


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パリ市庁舎前でメリーゴーランドと遭遇。
多分実物を始めてみる娘も興奮。
娘はメリーゴーランドに乗りとても楽しそうだった。
メリーゴーランドという言葉は娘がパリで憶えた言葉の1つ。
娘風にいうと「メリーゴンランド」
この日からパリの至る所でメリーゴンランドを見つけては乗りまくる娘。

paris17
メリーゴンランドのチケット売り場もまたかわいい。

タクシーに乗りパリ市内へ
空港からパリへ向かう高速は大渋滞でかなり時間がかかった。
せっかくフランスへ着いたのにパリになかなか着かずもどかしかったが
1番もどかしかったのは渋滞にはまっているタクシーのドライバーだったと思う。
ホテルに着いた後の別れ際の笑顔と
空港でmolintikaと書いた紙をもって待っていてくれたドライバーさんは
ほとんど話しはしなかったが、いい人だったな~思う。
ホテルについてすぐ、目の前にあるスーパーへ。
前回もホテル(前回と同じホテルに泊まる)の前のスーパーには何かとお世話になり
今回もず~とお世話になる。
コンビニなんかないパリでスーパーの存在はかなり助かる。
それがホテルの前にあるから、水や果物やちょっとした生活用品がすぐ手に入るのはありがたい。
ただ前回いった時とは違うスーパーになっていた。
スーパーで水や明日の朝食の材料やお菓子などを買い込み
またホテルの部屋へ。
日本を経つ前、無理無理仕事をしていたので
ほとんど寝ていなかったこともあり、この地点で体力、眠気の限界に。
まだ8時くらいで、外もまだまだ明るかったけど、明日に備えて今日は寝る事に。
今回、一緒に同行しているマメちゃんはカルチェラタンの方へ散策に行くと言って出て行った。

paris07 フランス窓はいつ見ても惹かれるものがある。
絵のモチーフにも何度も登場。実物はやはりいい。
先ほどのスーパーで花も買い、ちょっと飾ったりしてみる。

paris08
次の日、早朝4時くらいに目が覚め、ホテルの窓から
まだ静かなパリの街を眺めたり、少しスケッチしたり。
少しづつ空が明るくなってくる。

paris09
パリの町並みの屋根や煙突を見ると
またパリに来たんだな~と実感が湧いてくる。
いつみても気持ちが高まる飽きない景色。
お向かいの片方の窓に明かりがつく。
オレンジ色の明かりが、屋根や空のグレーのなかでひときわ奇麗に見えた。

paris10
日本にいるときにず~とパリの気温や天気が気になっていた。
出発前日、ネットで見たパリの週間天気予報では
毎日雨になっていた。
飛行機の中でも天気はず~と気になっていて、ずっと雨だったらどうしようと思っていた。
パリに着いた時は雨は降っておらず
この日の空も青空が見えてきて今日の天気に期待がでてきた。
雨ではない空を見て、どこに行こうかとわくわくしてきた。

フランスに行ってきました。
フランスに行った第1の目的は
昨年、フランスで出版された
「ふうチャンのニッポン12かげつめぐり」の出版社がある
フランス西部の街poitiers(ポアティエ)にご挨拶&絵本屋さんでの
子供達とワークショップ&サイン会。

第2の目的はパリでの散策。

14日間の小旅行でした。

「1日目」
朝6時西荻駅
西荻~総武線にて新宿駅へ
7時10分の成田エキスプレスに乗り8時30頃成田空港到着。
10時からチェックインだったため、空港でゆっくり朝食をする。
11時50分発の飛行機は出発時刻が11時40分に変更されていた。
早めに搭乗ゲートのあるカウンターの前でくつろいでいたが
11時丁度には、みんな飛行機に案内される。
40分前搭乗に早すぎるな~と少し不満をいいながら飛行機に乗る。

paris01
前回、フランスに行ったとき同様エールフランスの直行便で。
フランスまで12時間のフライト。

paris02
機内のシートは充実していて映画やらゲームやら暇つぶしにはもってこいの設備。
飛んで早々、お菓子やドリンクを配りだしたので、ワインを頼み飲んだくれる事に。
ワインを飲みながらゲームをしたり、映画を見たり。
日本で公開前の映画、アカデミー賞で主演女優賞を取ったサンドラ・ブロック の
『しあわせの隠れ場所』を見る。
優雅なひと時。

paris03
しばらくすると機内食登場。
これは娘の吹乃ちゃんのお食事。
今回は日本に置いて行く事は出来ないので娘も連れて行く。
国内線と同じ様に3才未満は飛行機代がただだと思っていたら
しっかり75%も取られてしまった。せめて半額ならいいのに75%はかなりの出費。
その分、機内食はしっかりでて、おもちゃも付いてきたりと、ちゃんとサービスを受ける吹乃ちゃん。

paris05
娘mpトレーには紙マットが
そこにはかわいくボナペティ!

paris04
12時間のフライトもなんのその、寝たり食べたりゲームで遊んだり
あまり文句も言わず、大人顔負けのタフさで飛行機に乗り続ける娘を
退屈させまいと父ちゃんも奮闘。
前回同様、支給のアイマスクにお目目を描いて、娘と遊ぶ。
アイマスクが似合ってる吹乃ちゃん。

paris06
12時間のフライトを終え、無事にフランスに到着。
夕方16:30くらいでした。
知り合いの方が頼んでくれていたタクシーに乗ってパリ市内へ。

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