月別アーカイブ / 2006年01月

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■marini*monteany exhibition

■2006 2/7(tue)~3/4(sat)

■9:00~18:00 初日は14:00~ 最終日は16:00まで。

■日曜日、月曜日定休。2/19の日曜日は開いています。

■marini*monteanyがいる日。
 
 2/7 . 2/11 . 2/19 . 2/25 . 3/4

■2006最初の展示です。原画、木の立体作品やこれまでの仕事や作品の
 展示になります。

■DMの内容と一部変更があり、雑貨の販売はmarini*monteanyが
 いる日のみになりました。

■RBR
東京都港区元麻布1ー5ー15
 tel.03-5475-6171

■地図などの詳細

 http://www.rbr-art.com/

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毎日、歯の治療ばかりやっているので息抜きに映画をみてきました。長崎には昔からやっていて、とてもいい雰囲気をもっている映画館がいくつかあったのだけど5~6年前に長崎駅に大きな駅ビルが建って、そこに大きな映画館が出来た。そこは、大作も沢山来て、大きなスクリーンで見られたり設備もいいから、みんなそこに行くようになり、それから昔からある街の小さな映画館から人がいなくなってしまった、そうして沢山の映画館が閉館してしまい、今ではほとんど残っていない。大好きだった映画館「新世界」も「松竹」も閉館してしまった。そんななか、いち早く上映する作品をインディーズよりの物ばかりにきりかえ、駅ビルでは上映されない映画ばかりをやっていくスタイルに変更したのがうまくいって、
それでもかろうじてだけど、今だ残っている長崎に昔からある映画館がある、
それが今日「クレールの刺繍」を見てきた映画館「セントラル」である。
セントラルは本当に思い入れがある映画館で、高校生の時は学校を早めに抜け出して映画を見にいったり、浪人生の時も予備校を何度かさぼって行ったりしていた。
セントラルのいいところは、いつ行ってもお客さんがほとんどいないというところ。
さぼったりして行っていた当時から、映画館で知り合いに会うということがほとんどなかったから、安心して行く事ができたし、そのおかげでなによりもくつろぐ事ができた。
大好きな映画がみられて、こころから落ち着く事ができた場所だった。
高校生の時、当時のセントラルといったら、汚い、狭い、臭い、といった感じで、
今思うと、そりゃ~お客さんはこないな~といった不潔感漂う映画館で、
あの頃は、そのなんともいえない街の廃れた映画館という感じが大好きでよく行っていた。
そういえば、当時こんなこともあった。
学校を早めにきりあげて、たしか「シンドラーのリスト」を見に行った時の事
自販機なんかがあるロビーみたいなところで、あの時間はお客さんが自分一人じゃなかったかな、映画がはじまるまで錆びれた椅子に座って待っていた時、ふと横を見ると
ぼろぼろに破れた段ボールの箱があった。
汚い箱だな~と、思ったけどよく見ると、正面に半分くらい破けた紙が貼ってあって
読めるところだけ読んだら、どうやらそこに書いてある内容は
「この映画館に関する御意見などございましたら、この箱にいれてください。」
といったことが書いてあった。
だけど、そこにあるのは箱だけで、ペンも紙もなにもない。
その時、暇だった事と、ちょうど学校帰りで、筆記用具もノートも鞄に入っていたことから、その「御意見」とやらを書いてみた。
あの時、本当に汚い箱だったし、椅子の隅っこに捨ててあるように置かれていた事から
絶対にもう使用していないと思って、ボロくそに文句を箇条書きで書いてみた。
「映画館が狭い、臭い、汚いだとか、漠然と、もっといい映画が見たいとか。」
その文句しか書いていないアホないたずらみたいな落書きをした紙に返事でもきたらおもしろいなと思い名前と住所を書いて、その何も入っていない箱に入れて、その後、映画を見て家に帰った。ただの暇つぶしとして行ったことだったので家に帰る頃には忘れていたし、
その後たまに思い出しても、万が一映画館のスタッフが見つけても、内容を読んで捨てただろうと思っていたのであまり気にすることもなかった。
そんな何週間かたったある日、学校から帰ってきたら自分宛にセントラルから手紙がきていた。まさかと思い封筒を開けてみたら、中には
一枚の手紙と一枚のチケットが入っていた。
まず手紙の内容は
「この度はセントラル映画館について御意見をくださりありがとうございました~」
という文からはじまり
「お客さまからの御意見に関する返答は」
と続く
「1.臭い、汚いという御意見に関して、早急に館内をクリーニングいたしまして、現在は臭いもなく清潔な館内になっております」等の返答。
「2.狭いという御意見に関しましては、当映画館の敷地、立地などの問題から、これ以上、広くする事は出来ませんのでご了承下さい」等の返答。
その他にも、書いたことすべてに関してきちんと返答してあり、高校生ながらに
「この映画館はただもんじゃないぞ!」とえらく興奮したのをおぼえている。
そして入っていたチケットを見てみると
ただで映画が見る事ができる映画鑑賞券が一枚。
「御意見をくださったお礼です,きれいになった館内に映画を見にきて下さい。」と書かれていた。
まさにすごいの一言。
それ以来、セントラルに対する愛情はさらに深まった。
駅ビルが建ち、長崎から沢山の映画館がなくなったけど
こうやって長崎に帰って来た時に今だセントラルが残っている事が本当に嬉しい。
今日、セントラルで映画を見た事、見られた事が本当に嬉しかった。

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今日は午前中は歯の治療をし、午後は「ツル茶ん」にトルコライスを食べにいきました。
「ツル茶ん」は創業1925という歴史あるお店で九州ではじめて出来た喫茶店らしい
(お店にかいてあるまんまかいちゃった)
トルコライスといえば長崎人にとって、チャンポンと同じくらいメジャーな食べ物だけど一歩長崎からでると以外と知られていない。
■トルコライスとは■
バターライス、あるいはピラフ、あるいはチャーハンの横に
ナポリタン、あるいはなんだかのパスタ、その上に
ポークカツレツ!その上にデミグラスソース!
という洋食の英雄達が一皿に盛らているという夢の食べ物!
DREAM LUNCH!まさにKOY! (KING OF youshoku ヨウショク ノ オウサマネ~)なのである。
長崎に帰ったからには、これを喰わずして東京に戻るべからず。
それこそ長崎にはうまいトルコライスが食べられる名店が沢山あるのだが、
正直どこが元祖で、どこが発祥なのかは知りません~。
今回トルコライスを食べるお店に選んだ「ツル茶ン」は元祖説の最有力候補のお店である。
ちなみに「ツル茶ン」のカツの上にはカレーソースがかかっており
「うちはみんなのアイドル、カツカレーにも化ける事ができるんだぞ!」という
圧倒的なパワーをライバル店に見せつけています。


そのお味は 「うん、うまかばい~」と大満足。

まさに至福の時、まさにKOY! 調子にのって食後のコーヒーも追加。

ちなみに写真がボケているのは、一人で机にきたトルコライスを写メールで撮るのが恥ずかしく焦ってシャッターをきったからであります。
しかし不味そうな画像です。

今日は少し時間が出来たのでパリ、ロンドン旅行のアルバムに手をつけようと
写真や集めてきたスクラップペーパーを整理していたところ
AIR FRANCEから持ち帰った安眠セットがでてきた。
中には耳栓やらアイマスクやらイヤホンやらおしぼりやらが入っていたのですが、
それらを袋から取り出してみると失笑。
アイマスクに目が書いてある・・・・・・・。
あ~思い出した。
フランスから帰る時の飛行機
飛行機に載ったはいいが、飛ばない飛ばない。
「エンジンの再点検をやっています、だの、滑走路が混雑しています」だのいってたな~
結局離陸するまで2時間滑走路でまたされ、やっと飛んだとおもったら
今度は全席のモニターが故障。
音楽も映像も聞けない見れない状態に・・・・・・。
え~あと13時間あるんですが何をして過ごすとよいのでしょうか・・・・・?
スチュワーデスもなんとなく開き直って、みんな寝てろ、みたいな対応に。
飛行機の中も電気が消され薄暗~く。

本当にすることがなかったんだな~
横では相方は寝ていたし、かまってくれる人もいなかったな~。

んで、アイマスクにボールペンで目を描いて、相方を無理矢理起こして遊んでいたことを思い出した。

このアイマスクを発見したことにより
結局、今日もアルバム制作に取りかかれず。
anminset

aimask

●▲■おしらせ■▲●

こんにちは~
今年もみづゑワークショップの講師をすることになりました。

今回は「時計をつくるワークショップ」です。
木材やら布やら紙やらなんやら、なんでもつかって
オリジナルの時計を作るワークショップです。

■ワークショップ
タイトル

●marini*monteanyの時計をつくるワークショップ

■会期

●2006/02/18 14時 - 2006/02/18 16時

■開催場所

▲世田谷ものづくり学校(IID) みづゑ教室

■さらに詳しくは
http://www.bijutsu.biz/CGI/mizue/info/list.cgi

興味のある方など参加おまちしています。

まだ正月でしたが、今年最初の仕事をしました。クリスマス展でお世話になった*cotlieが
西東京市の田無にある某会社のフロアーにあるキッズルームを
『お菓子の家』にするという仕事のお手伝いをしてきました。
*cotlieからの外注でうちらの仕事はお菓子の家の窓枠部分に取り付ける
ビスケットを10枚制作するといった内容。
そこそこ早めに注文をうけていたのですが
去年の暮れは展示でめちゃめちゃ忙しかったので
結局とりかかれたのが年始。
1/3、1/4は寒いなか家の外でビスケットの回りのギザギザをきったり
ビスケットがおいしく見えるようにペンキで色を塗ったりと
まる二日はぶっ通しで作業におわれていました。
その成果あって無事ビスケット10枚の制作も終わり翌日1/5は現場に搬入。
AM11:00に現場入り、*cotlieのメンバーはもっと早くから現場に入り作業を開始していました。
その会社のオープンが翌日の1/6だったため、この日はたくさんの業者が仕事に来ていて、そのごったがいしたなかでのお菓子の家作りはなんとも奇妙で滑稽な作業風景だった感じがしました。
今回勉強になったことが二つ。
一つはこちらに確認もせずに変更になったフロアーの設計(図面に無いところに柱があったり、壁の規格が図面と違ったり)がたくさんあり、
設計図通り作ってきたもの(キャンディーの柱やビスケットの窓枠など)が
きれいにその予定していた場所にはまらず、急遽現場でジグソーを使って切り落としたり
カッターなどで修正したりでサイズを修正しなくてはならなくなったことが
こういった現場仕事では臨機応変に対応できないといかんな~と勉強になったこと。
もう一つは*cotlieから外注を受けたことで普段つくらないような大きな物の
制作ができたこと、素材の扱いやセットのような大きな物の色のぬり方など
いろいろ二人で試行錯誤してなかなかいいものができました。
次にいかせる作業で、勉強になりました。
結局すべての作業が終わったのはpm7:00をすぎていました。
でも出来上がったお菓子の家をみて大満足。
*cotlieいい仕事するな~と感心!!!!
その後、遅くまで打ち上げしてました~。
おつかれさま~。
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