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神戸市の市こども家庭センターで、真夜中の3時に小学6年の女の子が、当直業務を請け負うNPO法人の男性職員に追い返されていた問題というか、もはや事件?が起きました。


この女の子は、「警察に相談しなさい」というアドバイスに従うだけの勇気がありました。でも、やっとの思いで、児童相談所にやってきたのに、それも、こんな寒い時期の真夜中。勇気を挫かれてしまう子どもが多いと思います。よく、勇気を振り絞って警察に相談した!と思います。この女の子の中に、人を信頼する力が残っていたのが嬉しい。


当直を請け負うというからは、その施設のマニュアルに沿って業務を行っているのでしょう。でも、マニュアルはあくまでマニュアルであり、意味のある行動に繋げていくには、一人ひとりの感性や感受性が大切だと思います。


そして、その根っこにあるのは、何の目的で児童相談所が在るのか?という共通認識や、何の目的で児童相談所に自分がいるのか?という自己の信念です。


その当直の男性は、「警察に相談しなさい」と言葉にして、何も心が違和感とか不快感を感じなかったのかな?


「よく相談してくれたね!」とその女の子の勇気ある行動を受け止めてやる、そして安心できる居場所を提供してやる。私たちのできることって、それだけのことかも知れないけれど、その小さな行動が大切だと思いました。



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何歳になっても、雪を見ると童心が舞い戻る私です!


寒いけど、嬉しい
初雪です。



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NHKの番組作成の視点が興味深い。昨日の「車中の人々」という番組では、色々な理由で、車の中で暮らすことを選択した人々に焦点を当てていた。


経済的に困窮して車中生活をしていたり、人間関係に傷ついて、人との関わりから逃げるようにして車中生活を選んだり。


いくら車中に住むことで、人との関わりを避けようとしても、全く関わらずには生きていけない。


何か食べないといけないし、ガソリンも入れる必要がある。年金を受けとるためにコンビニへ行く必要もある。


ただ、私も一人暮らしをしていると、何が孤独感を強くするか?と考えると、誰とも喋らないこと。喋らなくても思考は働いている。でも、その思考すら澱んできて、頭の中にヘドロみたいにへばりついてしまう。


そうなると、生きてるのか?存在しているのか?分からなくなる。


全ての悩みは対人関係の悩みである、とアドラーは言っている。車中で一人で暮らして、他人との関係も糸のように心もとなくて、もしかしたら、悩みから解放されるのかもしれない。


でも、逆に孤独に飲み込まれて、悩みを感じる感性すら失いそうで恐ろしい。


やはり、少しくらい対人関係の悩みがあっても、愚痴をぼやいていても、ずっと健全な気がするし、幸せだ。





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