月別アーカイブ / 2015年06月

イケダツカサ 2nd full album「Songs of Will」サウンドプロデュースしました。

去年ぐらいから相談を受けながら実行時期やボリュームは決まらないまま。
そんなある日ZEPPET STOREのライブリハにて同じスタジオに入っていたvezと遭遇。
彼の兄貴分高木フトシくんから「イケダツカサをよろしくお願いします」と挨拶を頂き、そのあと本人から「フルアルバムでいきたいです!」と正式オファーとなりました。

前作とは全体の構成を変えたいねという打ち合わせをし、書き下ろしてもらう曲の方向性とストックされていた曲のアレンジ内容を見据え、俺からも1曲提供することになった。

そのタイミングでAstronomia NovaのiTunesでの発売が決まっていたのだが全編インストのあのアルバムからの曲に新たにメロディを乗せてみるのも面白いかもと思いNeptunusを提供した。

中西智子にベースで参加してもらう案もそこで決めた。
思いつきを実行に移すことが信条の俺に智子も付き合ってくれてTime Goes Byではフレットレスベースで存在感を示してくれている。

Heartedでは同時期に進行していた別プロジェクトcattleのある曲のドラムトラックを再構築しECO利用したり…実験的な側面も忘れていない。

彼の声と歌詞は不器用だが実直な人柄がそのまま出ていて、彩る背景が何色でもマッチするわけではないのだが。

ゼペット脱退直後、たまたま出会った俺たちが長い付き合いで成立しているのも「俺はこういう性格です」とお互いを理解できている証。

考一郎のジャケデザインもいい。


2015.08.19 発売

¥2,000 (without tax) / ZCST-030
発売:ZERO COOL
販売:ULTRA-VYBE

イケダツカサ



収録曲
01. Neptunus
02. Hearted
03. Moon of Love #02
04. One
05. As the snow gently falls
06. 泡沫
07. Time Goes By
08. Today's the day
09. 縁
10. Song of Will

ナポリの旅の目的は「食」。

カプリ島から戻り
2日目のこの日はこれまた前回行った
卵城のふもと、サンタルチアのマリンハーバーに隣接する洒落乙な店のテラス席での豪華ディナー。

この店での想い出は
猫がテラス席に訪ねてきてはご飯をおねだりすることと
店員がグッド・フェローズやカジノの俳優、ジョー・ペシそっくりでオススメ料理を頼まないと『F○○K!!!」を連呼しながらよく研がれた長ーい包丁で刺してくる(のではないかと不安になる)。
そのオススメ料理のイイダコのトマト煮が美味しかった。

俺も山田も割と正装(とはいえ6割ぐらい)。
てくてく…てくてく…
ホテルから20分海岸沿いを歩く。

俺は歩きを見越してスーツにスニーカーだったが山田は白い洒落乙な革靴だった。きっと疲れたことだろう。


サンタルチアの海沿いの通りは週末ならではの混み様…だけではないなと思っていたら、やはり地元で何かのお祭りが開催されているようだった。

店、到着。


席を取ろうとしたが
「予約じゃないとテラス席は取れない」と。

早い時間に着いたのでまだ店はガラガラ。
「(人種差別でもくらっているのか、おい?)」と若干の不信感も感じ、今一度マネージャー(ジョー・ペシはいなくアレッサンドロと呼ばれてるアントニオ・バンデラス似の大柄なロン毛オールバックのイケメン)に確認してもらうがやはりダメなようで
仕方なしにテラス側の店内の席をとってもらう。

結論から書けば、やはりこの日は週末な上に祭りですぐ店内は満席になり、客層も地元の家族連れが多かったようだ。
テラス席はすぐに埋まる。
ということは前回は席を予約していったのかも。

テラス席の奥には夜に染まったマリンハーバーの夜景。


最初出迎えてくれた女性の従業員は英語が無理なようで若い英語が話せるエドワード・ノートン(ファイトクラブなどの俳優)似のイケメンに担当が変わった。

12年前なんかはローマもナポリも英語なんて一切通じず、それでも気持ちで伝わったのだが(イタリア語はローマ字読みのまま発音とかを気にしないでぐずぐず言わずに思い切って話せばけっこう伝わる)
イタリア人の観光に対する受け入れ態勢が変わったのかどこでも割と英語でなんとかできた。

話を戻すとこの若いイケメン従業員がとても良くやってくれて、メニューの説明やお勧めの内容から全体の注文の構成具合、完璧で思わず少し多めにチップを弾んで帰って来たのだった。

と、ここまで書いてはたと気づく。
旅日記…随分と細かく書いてるなぁ…。
で、また気づく…もう最終章だから、いいか、想い出、想い出。

テラス席に猫が訪ねてくる件も結局確認すら取れなかったのだが、もしかしたらそんなのんびりした時代は終わったのかな。
カプリ島のマリーナピッコロ辺りで1匹見かけたが、そういえばナポリでは1匹も猫を見かけていない。
ナポリの街中は相変わらずのゴミだらけなのだが猫や犬は見てないな…。
テラス席に来る猫たちはどいつもガリガリだったが可愛かったな…。

メシはどれもこれも美味しかった。
若手イケメン従業員、ワンダフルジョブ。

途中、ギターで弾き語る流しもいい雰囲気を作ってくれた。

ムール貝とアサリのソテー


生牡蠣と小ぶりだが生ハマグリ


イイダコのフリット


海の幸のリゾット


トマトベースのニョッキ


パスタの形状と食感が新鮮だったズッキーニとクリームのパスタ


帰り際にはアレッサンドロも笑顔で見送ってくれた。
疑ってすまぬアントニオ・バンデラス。


ホテルに戻り風呂からあがると、2km先のサンタルチア港とホテルよりもう少し丘をあがった辺りの2カ所で、祭りのフィナーレを迎えた盛大な花火が打ち上がっている。

29階から見下ろすナポリの素晴らしい夜景と花火。

思わず窓を開ける。
まじかに響く打ち上がった瞬間のローと火が散る瞬間のチリチリと鳴るハイのハーモニーが何分も続く。

完璧だった。

映画のエンディングのようなラストシーンでこの旅は終わった。

グランドフィナーレ。

50年生きて
これまでも多くの別れを経験した。
そう、人生はいつ止まるかわからない。

実はこの旅の背中を押してくれたのは山田浩文だった。
マムが召された日のことだった。


ナポリを見てから死ね。

また来たい、何度でも。

翌日ホテルをチェックアウトしナポリの空港からローマに戻り
ローマから成田へ。


長いブログでの振り返りもようやくこれにて。


カプリ、広場から路地、マリーナピッコロ


前回は青の洞窟がメインで島内の散策があまりできていなかったこともあり、この旅では新たなカプリ島の魅力が堪能できた。

ローマ2代目皇帝ティベリウスの別荘跡は行くかどうするか悩んだが結果やめた。
この島ではもう遺跡巡りはいいか…と。

まずはマリーナ・グランデからケーブルカーに乗って島中央の「カプリ」へ。


傾斜のきつい勾配にも民家が並び、樹にはレモンが生っていて徐々に地中海の地平線が広がっていく。


一番賑やかで華やかな広場は人で溢れ、それでも雰囲気は12年前のままでどこか嬉しい。
前回昼食をとった店の近くでは鮮やかな色の花が上品に植わっている。


広場のテラス席を出す店の奥に分入ってみると路地になっていて、そこには知らなかったカプリ島の魅力が満載。

人通りも減り、その奥にもレストランや、小さなホテルや(でも実は高そう)、別荘だろうなという家々が点在しながら、俺の乙女心をくすぐる。













iPhoneのカメラ機能なのに入念にシャッターを押したくなる。

路地を抜けるとメインの広場に戻る手前に高級なホテルやブランド店が軒を連ねる高そうなエリアに。


手頃なテラス席のある店を見つけてランチ。


次は、広場に戻り、バスでマリーナ・ピッコロを目指す。

急斜面を下りる道はくねくねとカーブを描き、バスの中には爽やかな風が入り込む。
入り組んでる道の前方からコンバーチブルのタクシーが何度もすれ違うのだが、車幅ギリギリなところをバスの運転手もタクシードライバーもみんな顔見知り風でうまくすり抜けていく。

マリーナピッコロの停留所から階段を降りると、小さなビーチが見えてくる。


小さなビーチの先にはディルニア海の青い海が広がる、天国。


ティベリウスがローマを離れこのカプリ島に移り、10年間もの間この島から公務を行った(元老院とローマ社会をリモートコントロールした)こともうなずける。帰りたくないよな。

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