月別アーカイブ / 2011年05月

…を反省し
どんどん宣伝していきましょ。

セルフライナーノーツもやはりしよ。
リリースまでの期間を使い不定期に書いていく。



まず、このアルバム全体の話を。

バンドにおけるメンバーの離脱は
どんなパートであれバンドに傷を残す。
それがボーカリストとなればその深さは計り知れない。

sphereはいくらコマーシャリズムをなるべく押しやった
自分のやりたいことをやりつくす場とはいえ
リッチー・ブラックモアズ・レインボーではないのだから。
そもそもの結成も
前任中條有紀との出会いがきっかけでの
ユニットという形をバンド化したわけだし
俺が長いこと体現してきたバンド観とは
ボーカリストと自己との対比に他ならない。

しかし彼女の離脱に際して自分が選んだ選択は
sphereを止める勇気よりも続けたいという意志が上回った。
まあ今までであれば勇気というまでもなく止めていたのだ。
それが自分なりの歴史でもある。
が、前記したことに気づいたのだ。
体現してきたバンド観がボーカリストとの対比であるのであれば
新しく対峙する対象を迎えて継続するという選択もある…と。
それはいささか綺麗事ではあるが
前任者と作った作品たちをその後も連なれることにも繋がり
何よりその対峙につきあわされた二人への感謝でもある
…残った三人は決めた。

もちろんシバリをつけるのが好きな俺はひとつの大きな負荷を課した。

新しく迎えるボーカリストとは前任者との曲は演奏しない…である。
対峙する対象に対してでしか曲を作らないのだから
この負荷は中條有紀に対しても
いしばしさちこに対しても俺なりの当然の選択であったし
…まあこれも綺麗事として書いている。
それが自然だったのだ。
綺麗事を並べたがるのは残す側の配慮か。
このバンドは珍しく続けたいと思ったのだ。

逆に向かい入れられる側いしばしさちこにも
当然何かしらはあっただろうし
彼女はそれに打ち勝った。
もう時効だろうがバネちゃんにもあっただろうし彼も打ち勝ったのだろう。

前記したシバリは人選の枠を拡げ
結果いしばしさちこという
それまでのsphereとは全く違うベクトルに向かえる宝を得るに至る。

出来上がりを一聴していただければすぐわかる。
季節感がまるで違う。肌触りが。空気観が。
これまでが秋や冬、湿地や森、不安感をさらけ出す刹那。
今作は春や初夏、海や草原、不安感を覆い隠す光…である。
夏でも聴けるsphereである(笑)。

ポジティブな書き方をすればそうなるが
それは今まで培ったものを捨てゼロからの始まりを意味した。

アルバム収録曲の全容は
仮題S26というセッションデータから始まりS62にて完遂。
全8曲54分ということは29ものボツ曲が存在する。
記録的な燃費の悪さ。
それだけ楽しんだということだ。

また、本数は相変わらず少ないが
ライブを先行させて曲を熟成させるという
バンドの古典的な手法も楽しめた。
故に前二作に比べてもバンドらしい。
二年間と考えれば
ハタくんが言ってくれ
新ラインナップでの初ライブで
about tess takutoくんも近い事を言ってくれていたが
事の成り行きを考えればペースは良いのかも知れない。

ロックンロールの歴史が指し示すとおり
3rdアルバムは実験の場と捉え
制作途中に…実験的な要因が足りない
…と立ち返りかけたが
3rdアルバム制作前にバンドの顔が変わるという以上の実験などないことにも気がつき
断行した結果最高傑作ができた。

まあ毎度この時期はそう思いご満悦なのだ。


syvyys


sphere 3rd album "syvyys"
2011.7.13 on sale!
1.Topography of the White Sea
2.Balaenoptera Acutorostrata
3.Havis Amanda
4.The sunshine filtering through foliage
5.Impression, soleil levant
6.The forgotten planet
7.Flame color
8.Hope

DQC-732 2,520円(税込み)


sphere official websiteリリース情報ページへ


http://www.spheresongs.com/

http://igoagainstslider.com/

http://makotogomi.net/

http://www.tetrahedron-r.com/

13才のときに魅了されたバンドのライブを
この年になって初体験できるなんて経験もRUSHだから可能なのだ。
デビューから37年の現在なお現役。

ツェッペリンはペイジ/プラントで経験出来たわけだから
KISSもQUEENもVan Halenもメイデンもジューダスもレインボーも
バンシーズもマイブラもダイナソーもソニックユースもSWERVEDRIVERもThe Posiesも
…自分の中での重要バンドを全盛期のライブで経験出来た幸運は
残るはThe Smithsぐらいで。
音楽ファンとして純粋に楽しめる唯一の現役は残るはRUSHのみ。

国内のライブではコネやらなんやらで金も払わず関係者席で偉そうなところも
席も最悪、12時間かけてあくせく行くわけです。
席が最悪だろうがそこまでした甲斐ありの経験ができた。

席が最悪なわけだからPA環境が良いわけもなく
演奏している姿がバッチリ見えるわけもなく
その日の彼らのパフォーマンス自体が
よかったのかどうかも計りかねるような状況だったのだが
そんなこともどうでもよかった。

彼らがそこで演奏し
彼らを愛するオヤジたちが歓声をあげ
その空間を共有する。
日本人も数名見かけた。

質、音楽性、独創性、シーンの向上と新しいなにか…
そんなことばかり考えている普段の自分を解放し
往年の名曲のオンパレードに
その身に染みついた変拍子に体を預ける。

高度な次元での無二のサウンドについていくオヤジたちも
そこで感じているのは一体感…シンプルなものなのだ。

何よりも演奏する側当人たちが一番楽しそう。
新しい…というよりは忘れていた感触を取り戻した。

さてさて
リリースに関すること
それだけでなくこれから計画していることなど
知らせなければいけないことがいっぱいあります。

ロンドンの旅の話はその折に触れて…。


☆07/09(土)高円寺HIGH/AMPcafe
Lemon's Chair presents
JAPAN SHOEGAZER FESTIVAL 2011]

[HIGH STAGE]
sphere/cruyff in the bedroom/Lemon's Chair/texas pandaa/Aureole
死んだ僕の彼女/SPEAKER GAIN TEARDROP/少女スキップ/sugardrop

[AMPcafe STAGE]
lily of the valley/moskitoo/swimmingpoo1/shelling/たなかけん(百景)

12:00/12:30  ¥2,000/¥2,500(1DRINK ¥500)

*東北地方・福島県より御来場の方は入場無料(要1DRINK ¥500)
(住居を証明できる、身分証明等の御提示を願います。)

主宰:High Fader RECORDS
協力:Only Feedback Record/TETRAHEDRON Records/残響record/
happyprince/novel sounds/kilk records/see recordings/neiro


■チケット
・店頭販売・・・
sphere お問い合わせフォームにて予約承ります。
■問い合わせ
sphere official website
高円寺HIGH (TEL:03-5378-0382/MAIL:info@koenji-high.com)


http://www.spheresongs.com/

http://igoagainstslider.com/

http://makotogomi.net/

http://www.tetrahedron-r.com/

地元の幼なじみであるオダとはmixiのメッセージで連絡を取り合う仲なのだが
彼との会話は大抵が当事…つまり小学校5~6年から高校3年ぐらいの時期に聞いていた音楽の話になる。

そんな中でもRUSHの話となるとやはりお互い気持ちは高ぶるのだ。

この時代にバンド活動をしていた…特にベーシストやドラマーにとって
やはりRUSHは特別な意味を持ち
ヤナもりゅうも…俺好みのドラマーは必ずリハ中に「YYZ」のリフを弾けばついてくる次第だ。

だがギタリストの中でRUSHを重要視している人を俺はあまり知らない。
自分もAlex Lifesonにどれだけ影響を受けたかと聞かれても
その答えを出しようもない…程度なのだ。
ただ最近になってわかったことは
自分のテンションコードや分数コードの構築は彼の影響なのではないか?
あるいは構成ごとにいちいち音色(俺の場合は歪み)を変えるのも彼の影響なのだろう…とは言え
やはりアンプから出力されるサウンドはあまりにもかけ離れているわけだから
ギタリストとしての影響はやはり低いと言わざるをえない。
しかしRUSHの曲作りの根底が彼のイニシアチブ下に置かれている以上
コード感と変拍子がRUSHの特徴の大きな魅力のひとつであることは疑いようのない事実なのだから
これは直接的な影響と言えるであろう。

彼が世界一のドラマーと世界一のベーシストを有して曲作りの第一歩をつま弾くように
自分もドラマーとベーシストをどう魅せるかが曲作りのスタートである事実や
常に新しいものに対して貪欲でありたいという姿勢
対比するようだが人と違うという孤独をむしろ優越に感じ貫くという一貫したアイデンティティー
それらは直接的に彼らに頂いたものであり
ナマで死ぬまでには体感しなければならない。

そして彼らは1984年の初来日以降一度として来日をはたしていない。

mixiでのメッセージで
オダがこの度行われているTimemachine Tourと銘打たれた
北米公演に参加したことを聞き
俺もこのツアーの追加スケジュールであるヨーロッパツアーに参加することにした。

ひとつのバンドを観にわざわざロンドンまでと
ミーハーも良いとこだが、来てくれないなら行くしかない。
でなければ死ぬまでに観れぬのだ。
これはもはや演る側でしかない自分のルーツ探しの旅である。
新しいバンドを聞いてもなんの刺激も感じられない不感症である自分の治療の旅。
あといくつ作品を作るのか自分でも想像つかないが
この旅もそれらの肥やしになってくれることだろう。

月曜日に出発します。


rush2





☆07/09(土)高円寺HIGH/AMPcafe
Lemon's Chair presents
JAPAN SHOEGAZER FESTIVAL 2011]

[HIGH STAGE]
sphere/cruyff in the bedroom/Lemon's Chair/texas pandaa/Aureole
死んだ僕の彼女/SPEAKER GAIN TEARDROP/少女スキップ/sugardrop

[AMPcafe STAGE]
lily of the valley/moskitoo/swimmingpoo1/shelling/たなかけん(百景)

12:00/12:30  ¥2,000/¥2,500(1DRINK ¥500)

*東北地方・福島県より御来場の方は入場無料(要1DRINK ¥500)
(住居を証明できる、身分証明等の御提示を願います。)

主宰:High Fader RECORDS
協力:Only Feedback Record/TETRAHEDRON Records/残響record/
happyprince/novel sounds/kilk records/see recordings/neiro


■チケット
・店頭販売・・・
sphere お問い合わせフォームにて予約承ります。
■問い合わせ
sphere official website
高円寺HIGH (TEL:03-5378-0382/MAIL:info@koenji-high.com)


http://www.spheresongs.com/

http://igoagainstslider.com/

http://makotogomi.net/

http://www.tetrahedron-r.com/

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