月別アーカイブ / 2010年09月

もう25年もの間、俺は車なしの生活があり得ないでいて
最近はむしろ健康のため(ぷぷっ)歩いていくようにはしているが
コンビニにいくにも車な男だ。
基本、車を磨きあげたり、ボンネット開いてエンジンいじったり…
なんて愛し方はしない…乗るだけ。
移動道具としかみていないのだが今乗っている車は珍しく気にいっていて
「ドライブしたい」という気持ちにさせてくれるし
仮にクニがキズでもつけた日には大変なことになるだろう…。

先日、また車に食わせた中からYESを引っぱり出して
轟音と共に都内をぐるぐる一人でドライブしていた。
食わせている
『Fragile/こわれもの』
『Close To The Edge/危機』
『Tales From Topographic Oceans/海洋地形学の物語』
『Relayer/リレイヤー』
『Going For The One/究極』
『Yessongs/イエスソングス』
『Yesshows/イエスショウズ』
の中からその日はライブテイクが聴きたくなりイエスソングスを選択

オープニングSEのストラヴィンスキーの『火の鳥』で俺もすっかり高揚して
この曲のフルサイズを聴きたくなった俺は
渋谷の宮下公園駐車場に愛車を止めて急ぎ足でタワレコを目指した。
以前『春の祭典』のことを書いたが
この人の曲はロックコンサートのオープニングがよく似合うんだな。

ひと通り聴き終え再度YESに戻り
俺の中での定番中の定番である『Close To The Edge/危機』に酔いしれる。
リック・ウェイクマンのパイプオルガンの静寂と
moogシンセに移行したあとのフレーズ
ディミニッシュの下降フレーズをきっかけにバンド全体が再生して
一気にフィニッシュへとなだれ込むくだりが大好きだ。

他方、先日のwipeライブ前のリハを行っていた下北沢のスタジオにて…
休憩するためロビーで談話している最中にそのアイディアは突如沸いたのだった。
wipeのリハ中になぜにsphereのことを思いついたかは知らんが…。

sphere 3rd album制作にむけ
メンバーにはまだ渡していない1曲を含まず
あと3~4曲を作らねばならないのだが
「お!どうせ作らねばならぬなら組曲作ろ…」と閃き
それを口にしwipeメンバーの承認を取った。
「いいじゃないすか(他のバンドのことだから勝手にせい)」

DROPに始まりsphereに於いてもライブで繰り返している「SE数珠つなぎ」。
sphereの1st album『Echo and Narcissus』ではCD全体をそうしたのだが
これらは各曲を繋ぐことで1つの世界を表現しているわけだが
あくまでも軸となるのは繋がれた各曲で
その各パーソナリティを増幅させる働きもある。

当然、組曲はまた別なベクトルとなるであろう…な。
が…未だ制作にかかっていないので全くの未知数。
作り出したら色々と見えてくるのだろうな…って考え出したら
こりゃ楽しそうだ。

完成に至れるのかはわからないがチャレンジしてみる価値アリだな。


http://www.spheresongs.com/

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俺が青いもの(たまに赤や茶色っぽいもの)を背負って
「そこ」に立つという共通点はあるが
wipeとsphereでは(もちろんそれ以外の名義のモノも)
「その先」で受け取るあなたたちには
大きな差となって伝わっている…とお見受けする。

『sisiter』からはじまるメニュー。
ヤスヒロのカウントからももこ(あれ以来一言もそうは呼んでないが)と
二人が疾走しはじめ
20小節休符中の俺のアタマをよぎったのは
「うっ!この中に入っていくのか」という戸惑い。
俺を含めた各員の当時のパーソナリティをストレートに表現した楽曲は
「今の俺」が侵入するにはそれなりの勇気がいるのだ。
さらに…ももこの薦めてくれたラーメン屋「麺恋処いそじ」の美味は
俺から牙を抜いていた。

戸惑いながらも…侵入するしかないわけで
一度侵入したら牙どころかシッポも角も翼も生えてくるし
剣やら斧やら槍やらミサイルやらも自然と装備されるわけだ。

おぉ…気持ちよい。気持ちよかったぞ。

この歳でステージ上で一同お揃いのTシャツを着た件も含め
気持ちよかった。

もう「気持ちよい」なんていう衝動で音楽をやる歳ではない…はずが
そう感じてしまうのだ…恐ろしい。


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そんな感じで…
東西ローマは分裂・統一を繰り返す中
1年間というわずかな期間ながら
一つのローマ帝国を一人で支配した最後の皇帝テオドシウス1世は
後世にコンスタンティヌス1世同様に「大帝」と呼ばれる。

政略においてキリスト教を利用するかわりに
キリスト教を保護する政策をとっていたこの時期の皇帝たちであったが
死の直前になってはじめて洗礼を受けるなどして
羊と羊飼い(つまりは信徒と教会)という関係にならないように努めていた。

大病を患ったテオドシウスが三位一体派にて洗礼を受けたことは
激化するアリウス派と三位一体派の抗争の歯止めになり
結果三位一体派(のちのカトリック)の勢力拡大の後押しにはなった。
女祭司制度の廃止され女祭司が常に絶やさないできた「聖なる火」も消され
ユピテル(ゼウス)に捧げられた古代オリンピックも廃止され
帝国じゅうの彫像も「異教」として破壊の限りを尽くされ
カトリックはローマの国教と化していった。
これらの政策にはミラノの司教アンブロジウスの影響が強かった。

390年テサロニケのキリスト教徒が暴徒化し
テオドシウスはこれに対し軍を派遣し暴徒を鎮圧したが
報復が過剰であったとアンブロジウスは抗議し公式な謝罪を求め
ローマ皇帝に対し破門の処置をとる。
8ヶ月のちにテオドシウスはついに屈し羊は羊飼いに許しを請うた。

キリスト教がローマ帝国に勝利した瞬間だった。
1000年以上というから…
人々の当たり前のように隣りにいた神々は
ひとつの神に排除された。


この時期の俺が毎年ローマ人について考えるのは
塩野七生さんの『ローマ人の物語』の文庫本がこの時期に発売されるからであって
毎年恒例だったおふくろと嫁とクニ(笑)との旅行では
終わりゆく夏を感じながらこの文庫本を片手に
今井浜の夕暮れ時をテラスで過ごしたりしていた。
夕暮れ時に帝国の末期に想いを馳せれば
人間社会の切なさをとことん感じられたりする。

去年はおふくろの一件でもちろん取り止めていたが
そんな時期に亡くなったおふくろを感じるためにも
今年はその旅行を再開する。
例年に比べちょっと時期は後ろにずれ今年は10月初旬であるが
この夏のおかしな天候で…それなりの空気は感じられそうなので
今から楽しみにしている。

その前にwipeでのかっちょいーライブを見せつけてね。


wipe

■日程
2010 9/25日(sat)
■場所
Zher the ZOO Yoyogi
『ALTER-MUSIC』
■出演  
WIPE/CATSUOMATICDEATH/mother fall asleep
■adv./day
¥2,300/¥2,500(without1drink)
■チケット
wipe official websiteにて予約承ります。
・店頭販売
・ローソン(L:77678)・e+
■お問い合わせ
wipe official website


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