月別アーカイブ / 2010年07月

さーて8月はwipeの新曲をガツガツ作りこんでいくかね?…
と思っていた矢先に
「がいっス!、8月はSUZUKIのレコーディング、がいっス!」と
山田がウチから機材まで持ち逃げしようと企んでいるため
(我が家のポットまで)
俺も順序を替え…とはいえこれが正しい順番なのだが
sphere 3rdアルバムの構想を具体化していこうと思っている。

すでに新生sphereとなって8曲を3回のライブでお披露目しているが…
ということはもうゴールは見えている風だが
俺の中ではアルバムに入れたいと思えるのは4~5曲ってところなので
いつものバランス…生ドラム8:ドラム・レス2…ぐらいで考えても
あと3曲ぐらいはバンド用に上げていきたいところ…だね?キヨシ。

9月にwipeライブをはさむものの
次回sphereライブは11月なので
制作に没頭できそうだし
先日のレコーディングスケジュールの確認ミーティングによると
ドラム録りのスタートが10月末からなのでちょうどいい。
残りの曲は『Separation and Diffusion』制作時のように
リズム隊と上物隊で別行動で仕上げるのもありだね?キヨシ。
3rdアルバムの意味をもう一度おさらいしておこう。

と業務連絡を二つほど放り込んでみた。

wipeは8小節ぐらいのネタを2つ3つ用意して
スタジオに飛び込めばあとは野郎とプリンセスで煮込めば良いものができる。

なんてことを画策していたら先日○○くんから
何やら楽しそうなお願い事が舞い込んできた。
お盆期間を利用しての「納涼リミックス」だな。


世治から
「hideさんの誕生日に渡したCDは
 『Soft Bulletin/THE FLAMING LIPS』でしたー」とメールがきた。
俺はてっきりプリファブ・スプラウト辺りと思い込んでいた。

人の記憶とはいい加減なものだが
ブログを更新し何日か経過したのち
当の本人からそれについて返信がもらえる…というのも面白い。

なので、今回網を張ってみようかと思う。

・レコーディングの前日、俺ん家に泊まりに来たけどお互いなぜか寝つけなくて
 「どうせだから巻き込んじゃおうぜ」って感じで世治ん家に押しかけたよね、ヤナ。
 あのとき世治ん家で朝方鳴り響いた目覚まし代わりの1曲はなにか?

と網を張ったのにヤナがブログをチェックしてないでスルーされると嫌なので
お近くの方は俺に気づかれないようにヤナの耳に入れてくださいね。


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先月あたりにも書いたが
フリーマガジンANTHEMが復活を遂げる。
創刊?復活刊?は8月1日で
おそらくいろんな場所(CDショップとか?)で
探せると思われるので目に止めてほしい。

web版も登場。

自分も「人生に影響を与えた1曲は」という内容で
寄稿させて頂いた。

カッコつければ他の曲でも良かったのだが
ホントの意味で人生に…そして今後も影響を与えつくし
おそらく今日に至るまで世界じゅうで語りつくされ
遥か遠い頂に君臨するロック界の超王道を選んでみた。
そしてその曲は普段から滅多なことでは能動的に聴こうとは思わないほど
こちらの制作にまで影響しかねないほどの完成度をいまだに保ち続ける神曲だ。

70年代のロック・ミュージックとグルーピーと音楽ライターを題材にした
映画「あの頃ペニー・レインと」のDVD(デラックス・ダブルフィーチャーズ)にて
未公開シーンが挿入されていて
音楽ライターを目指す少年主人公が
劇中架空のバンド、スティルウォーターのツアーに同行取材をしたいがために
しつけの厳しい母親を説得する際に
ドラッグや暴力、排他的な印象が付きまとう母親世代がみるロックに対して
「こんなにも美しい曲があるんだから…理解して」とばかりに
「その曲」を聴かせる…というシーン。

権利の関係上か文字通りそのシーンは未公開で
未公開シーンの中でも「その曲」は鳴らずに
カウント表示が出て「その曲」をかけながら映像を観るよう促がす指示が出る。
演者である主人公の少年とその友達が
無音の中でその曲を聴いている演技をするのだが
おそらく世界じゅうのこのDVDを買った多くの人たちの中で
「その曲」が鮮明に流れたにちがいない。

おっと、言わない…ANTHEMを探してくれ。

話はそれるが
「どーしてこうなったんだ?」と配給元やメーカーのセンスを疑いたくなる
「痛い邦題」というのが世の中にはたくさんあるものだが
中にはむしろ邦題のほうが素晴らしいと思えるものもある。
「あの頃ペニー・レインと」は完全に後者だと思っている。


久しぶりにwipeが集まり
10年ぶり?…な新曲も作りはじめている。

まだ正式には決していないが
9月25日のwipeライブでもANTHEMが何かしら企んでいる。


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先日、めいっこの誕生日祝いに
トイ・ストーリー3を映画館に観にいってきて初3D体験をした。

3Dメガネをかけ飛び出る映像を
純粋に驚き思わず手を伸ばして掴もうとリアクションしてしまうめいっこを見ながら改めて
映像の世界の進んだ道と音楽の世界が進んだ道のちがいを考えた。

もはや商品化されている3D機種が
一般家庭に浸透する日も近いのかも知れない映像の世界では
ビデオテープからはじまった歴史は
DVD→ブルーレイとメディアのコンパクト化と
容量・解像度の増大化にも成功し
作り手側の表現の枠も広がった上に
ポピュラリティとしての巨大商業化をも成功したのに比べ
音楽の世界は自らの意志で音質の劣化とサウンドのシンプル化へと向かい
…あとはご存知のとおりだ。

クニとこの話をした際に
「映像のすぐ目の前であるかの様に質を高めたという意味では
音楽のリアルとはまさにライブってことですよね」
とまあアイツがこんなに流暢に話せるわけもなく
ほぼ「えーっと」「あのっ」を俺が翻訳したのだが…
彼の言いたいポイントとはやはりズレているのだ。

クニの話で例えるならそれは現実目の前にある風景であり
映像の世界はそれこそ育った環境でしか知りえない情報以上のものを人が知るとき
「さらなる映像美を」と人自体が求め発展を繰り返した結果が今につながる。
自分が行けない場所なりシチュエーションなりを感じたいがためのよりリアルな映像。
人が想像しうる桃源郷への叡智をかけた創造。

一方音楽はそれこそ16世紀に発展の絶頂を向かえ
それ以降は劣化あるいはポピュラリティを突き進んだ。
しかしこれも需要がそうさせたからであり
目という媒体ほど耳という媒体が不確か故の問題なのかも知れない。

それでもアジア人より
その情報処理において繊細なセンサー
(鼓膜の作りが実際そうらしい)を持つ欧米人は
音質の劣化と文化の継承という観点からも
圧縮音楽とも上手く付き合おうとしている。
日本はある時期Jポップという独自の商法を生み出した時点から
発展という芽を自ら摘んでしまったのだ。
人とのちがいを優越感を持って誇れる時代は遥か先だ。

たまたまスタジオに置いてあったフリーマガジンの中で
外道の加納秀人氏がとても興味深い話をしていた。
個性を競いあったあの時代は氏にとってツェッペリンもクリームも
リスペクトこそあったが同時にライバルでもあったと。
俺もまさに同じ気持ちでこの歳になった今でも
オアシスやレディオヘッドはライバルであり
マルーン5やコールドプレイは後輩としてとらえている…
それこそ個性を重んじるもののプライドとして。

いつか音楽は映像芸術の一部としての存在になるのではないか。



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