月別アーカイブ / 2010年04月

アラ・フィフ・カウントダウンがはじまった五味は
その自身の音楽的なスタンス/スタイルを振り返ってみることにした。
自伝を書く際に自分のことを「カエサル」と呼んだユリウス・カエサルを真似て。


たいていこの歳になっても未だにギターを弾いているほどの人なら
幼少時代、地元地域において「神童」ぐらいには呼ばれていたことだろう。
五味が住んだ地域には同時期にその神童が三人出現した。

この三人が共通した行動として
学校が終わったら「シマムラ楽器にいく」であった。

JR総武線・本八幡駅の南口にあった島村楽器本八幡店近辺を
現在Googleマップで歩いてみても当時あった場所に存在しないのはなんとも寂しいが
東京近隣のベッドタウンとして今でも急速に街並みが変化している北口に比べ
当時の面影を残す南口はそれでもなんとか中学~高校時代にタイムトリップできる。

この楽器ショップが定期的に行っていたバンド・コンテストがあったのだが
川口浩和も沢田泰司も五味誠もこのコンテストに出場していた。
まあ神童と前記したが
正直に書けば川口と沢田は五味と比べれば一歩先をいっていた。
川口のクリームホワイトのLes Paul Customも
沢田の赤いランダムスターも鮮明に覚えていて
三人がそれぞれ大人になりそれぞれの道を進み
後に川口がFAIRCHILDのメンバーとして、沢田がXのメンバーとして
ブラウン管に登場したときはとても誇らしく感じたものだ。
当時の距離感のまま遅れ五味もZEPPET STOREとしてメジャーデビューしたわけだが
五味から見れば目の前にいるライバル・目標としてありがたい存在であったのだ。
川口の運指の正確さをまじかで見ては研究し
沢田の大きなヴィブラートをまじかで見ては研究し…。

しかしそんな努力をすべてひっくり返す事件が世界規模で発生した。
イングヴェイ・マルムスティーンの出現だった。

はじめて地元の幼なじみのオダに
(あれ?最初に聴かせてくれたのはオダじゃなかった?)
Steelerというバンドを聴かされたときの
(あれ?Alcatrazz聴いたあとにSteeler聴いたんだっけ?)
衝撃はいまだに忘れられない。

18~19才ぐらいのときの想い出。

こんな曖昧な書き方をするようではたいした衝撃ではないだろう…となってしまうが
ホント、目も当てられないぐらいの衝撃であった…ハズ。

彼が出てこなかったら五味の今のスタイルは存在していなかっただろう
…それだけリスペクトして影響を受けている…というわけではまったくなくむしろ逆で
彼の超絶プレイに「あきらめた」のだ。
スピード/テクニック競争にもまだついていけたのだが
イングヴェイが出てきた瞬間に「降参」と白旗を挙げたものだ。

以降、五味は数年ギターを肩からおろし
それまで培ったスタイルは…結果として…亡き者になった。
新しいスタイルは
「またはじめよ?」というアキラの誘いに乗った時点からいつの間にか構築され
…結果として…そのスタイルが五味の武器になった。

誰かの後を追うというスタイルを壊してくれたのは
後を追うにはあまりにも遠い存在のおかげだった。


wipeスケジュール


5/23 SimokitazawaClub251

"251presents?MIX?PHONEMICS!"
wipe/alcana/村松ショータローとニューインディアンデスロック
open:18:30 start:19:00
adv:¥2,300 door:¥2,500 (+1drink)
ticket:251.ローソン[L:70214].e+=4/23
wipe official websiteにてご予約承っております。


http://www.spheresongs.com

http://igoagainstslider.com/

http://makotogomi.net/

http://www.tetrahedron-r.com/

高円寺highでのsphereライブは無事終了。

オープニングSEのタイトル『Reinbach』は
仮題S40が示すとおりMAMスタジオの新システム導入後記念の40曲目ということで
幼少の頃憧れた阪神タイガースの背番号40番マイク・ラインバック選手と
ブログで書いたとおりの制作きっかけとなったバッハをかけてこのタイトルにした。
オープニングSEの話などをたらたらと書いてライブ本編に関して淡白だと
SEの制作に関わっていないキヨシがきっと怒る…暴君め。


さて
少しの間ではあるがsphereを一時的に止め
三たび転がるwipeの準備へと取り掛かる。
今回のwipeのベースは中西智子。

まあ問題はあったのです。
いきなり入ったスケジュールがalcanaとの競演、ということは彼女、2ステージ。
それでも前向きな意志を伝えてくれては断る理由など存在しない。
そんなわけでalcana50%、wipe100%でお願いすることになると思う(うそ)。

女性ベーシストとの競演は初期ZEPPET STOREのユキちゃん以来。
おおよそ20年の時を経て…ということになる。
当時はまだまだ女性ベーシストの需要も少なく価値も低く
現在のように女性ベーシストの活躍の場があったわけではない。
今回ベーシストをどうするかの選択枠の中に何人か候補が挙がったが
そのほとんどが女性であったというのも特筆すべき点だ。
それだけ今、女性ベーシストの需要と供給のバランスは
当時と比較すれば高次元で推移していると言えるだろう。
まあ相変わらず「初期ゼペは早かったのだ」と自画自賛…。

俺はalcanaを通じて中西智子を知ったわけだが
オファーして受託していただけるかは別として何人か挙がった候補の中でも
数多の女性ベーシストの中でもトップクラスに入ると思っている。
こんなことを書いてしまっては本人にはプレッシャーでしかないかも知れないが。
むしろ迷っていた点は「近すぎないか」という点と「wipeは男だろ」という点だが
前者に対する答えは「むしろコミュニケーションも取りやすい」で解決し
後者に対する答えは「むしろ新しいwipeを作っていくんじゃなかったっけ?」で解決。

いくらレーベル・オーナーだからといって内政干渉する気はまったくないのだが
alcanaサウンドの重要な役割を占め
それでもadditionalなポジションであることに対して
何度も疑念を出力してきているのだが
まあそれがalcanaのバランスだ…ね、やはり内政干渉になっている(笑)。
まあ書きたいことはそれだけ彼女に対する評価は俺の中で高いのです。
いくら以前のブログでオセロの黒いほうと名前を間違えて書いてしまったとしても。

alcana以外のステージを観たことがないので
wipeと溶け合ってどういう化学反応を示すのか
wipeにとってももちろんそうなのだが
彼女のファンとしてその進化を楽しみにしている。
完成してしまったブランドとしての価値以上の新しい価値を
お互いに作り出せると思えている。

そうそう、マイスペースで懐かしいwipeの曲たちが聴けるようになった。


wipeスケジュール

5/23 SimokitazawaClub251

"251presents?MIX?PHONEMICS!"
wipe/alcana/村松ショータローとニューインディアンデスロック
open:18:30 start:19:00
adv:¥2,300 door:¥2,500 (+1drink)
ticket:251.ローソン[L:70214].e+=4/23
※wipe official websiteにてご予約承っております。


http://igoagainstslider.com/

http://www.spheresongs.com/

http://makotogomi.net/

http://www.tetrahedron-r.com/

予想していないリクエストに対して半ば反射的に答えてしまった俺は
それまで溜めていた3曲分のアイディアを失う。
以前書いたが新しい手法として挑んだ
「アイディアを楽器というツールを使用することなく
 脳内にてギリギリまで膨らませ一気に出力する(しかも3曲同時)」は
この差し込まれたちょっとしたサービス精神のために泡と化した。
まあ断片だけなら救出も可能だろうし
これを行うことでのリスク以上に得られる面もいまだ実感はできないが
間違いなく俺の中に格納されたであろう。

ト短調は2分程度の小曲としてライブ用オープニングSEで使用する。
そんな曲でも自分の作品であることにかわりはないので
前回のライブぐらいから一応タイトル的なものをつけていて
前作は『Nocturne』と呼んでいたが
今作の仮題S40は『Reinbach』。

こういった小曲たちはなかなか音源として発表する機会はないが
sphereの1st album『Echo and Narcissus』では
SE数珠つなぎとしてどうにか発表できた。
いつかまとめて音源にできないかな…とも思う。
まあまずはライブ会場にて聞いてください。

前回好評だった缶バッジも追加とのウワサ。
1つもらってる人もさらに1つどーぞ。


高円寺high [Total Feedback]

■日程
2010年4月24日(土)
■場所
高円寺high
■出演  
sphere/Lemon's Chair/John juhl's Cornfield/euphoria/Marble Headstander
■open/start
17:30/18:00
■adv./day
¥2,000/¥2,500(ドリンク別)
■チケット
sphere official websiteにて予約承ります
■問い合わせ
sphere official website高円寺high (TEL:03-5378-0382/MAIL:info@koenji-high.com)


http://www.spheresongs.com/

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