月別アーカイブ / 2006年02月

最近の俺の流行りはプログレ名盤をヘッドフォンで夜中に聴くこと。
先日Pink Floydの『狂気』に続きYesの『危機~Close to the edge~』を聴いた。
やはり素敵なアルバムだ。
普段はあまりヘッドフォンを使わない。というよりあまり好きでない。
許す限りの大音量をスピーカーから鳴らすほうが当然いい。
だけど昨今ヘッドフォンで聴く人のほうが多いよね。
iPodなどもかなり普及してると思うし。
iPodなどの圧縮音楽(なんて言うんだ?)に関しては腐るほど言いたいことあるが
(実際ミュージシャンでiPod聴いてるやつとかの意識は疑うが…)それはまた次の機会にするとして…
で、ヘッドフォンの話。
やはり新しい発見とかある。
新しい発見というより違った空間というべきかな。
それはそれでおもしろいね。

冒頭の小川の流れる音と小鳥のさえずり~
シンセのフェイドインからバンドのインプロヴィゼーションの流れが俺の今までの解釈と全然印象が変わってしまった。
困ったなあ。でも楽しいなあ。

昨日WOWOWで『ROCK THE CLASSIC~PINK FLOYD 狂気~』って番組をやっていた。
ロック名盤の制作過程をメンバー/関係者が当時を振り返りながら掘り下げるという番組。
すばらしい企画だね。ほんと。
以前sphereの日記でも「諸君!今のつまらんポストロック聞くのなら『狂気』を聞け!」
という内容を書きましたが。

メンバーやアラン・パーソンズがアルバム収録順にその曲が生まれた経緯や実際の録音過程を話していた。
ガキの頃からもう何百回と聞いて染み付いている曲のKeyとなるフレーズのトラックのみソロで聞けるなんて、とても不思議な感覚だ。

「On the run」のシーケンスフレーズの話。
「Time」の鐘の音の話。
「Great gig in the sky」の女性スキャットは即興ほぼワンテイクだった話。
あの美しいピアノフレーズの逸話など。
どの話もとても興味深かった。

だが俺にとってもっと興味深かった話は
アルバムの制作過程(つまりディティールやマテリアル)の話よりむしろ彼らがあのモンスターアルバムにこめた想い。
音で表現した人間の狂気〝Dark Side Of The Moon〟。
「今から振り返ると子どもでもわかるようなシンプルな単語ばかり使っているね」と
ロジャー・ウォーターズが語っていた。
彼らにとっても歌詞やメロディーは戸口なのだよ。
口ずさみやすい歌詞も美しくシンプルなメロも。
共感できる話がいっぱいあった。

メロディーや歌詞は俺にとっても似ている。
よく画(え)に例えて人に説明するクセがある。
例えば天使の絵があるとする。
その天使はとても穏やかでだけど厳かでそして少し何かにおびえている。
人類の、あるいは地上の来世を案じているのか。
世紀末のアルマゲドンに備えているのか。
俺にとって歌詞やメロディーは天使そのものを表している。
その天使の表情や風景などのロケーションを歌詞とメロが示してくれる。
俺が描くのはその天使の内面の不安。
あるいはその風景のディフォルメ。
ただ美しい鮮明な「色」だけでは人には何も伝わらない。
少なくとも俺が観て心を動かされる画には
そういった「色」だけではない「色」を何重も塗りなぐった上での鮮明さに満ちている。

共感するの当たり前だよな。
確実に俺は彼ら(音ですべてを自由に表現してよかった時代の人々)の子どもですから。

ぼちぼち次回sphereライブの詳細が決まりだした。
前回の2005.12.19@Zher the ZOO YOYOGIの打ち上げの際に盛り上がったメンツで
そのままライブやっちゃいます。
結局ハコもそのままZher the ZOO YOYOGI。日時は5月20日。
ちなみにクニの誕生日だ。
「クニ!ライブの日時が決まったぞ。5月20日だ」
「えっ!マジでずが?ボグの誕生日なんでずげど!」
「よかったなあ、みんなに祝ってもらえるじゃん」
「はあ、ぞうでずね…(誕生日ぐらい自由になりだいなあ)」

出演はいつもの鍋仲間です(笑)…いや、ちゃんと書きます。
書いちゃっていいのかな?
いいよね。結局主催者になっちゃってるんで。

まず、ex.仲間こと木村世治のhurdy gurdy
そう。この時点で期限付きレンタル中のやすきよの1day2stagesが決まったわけですな。

同じくex.仲間の山田浩文率いるRaFF-CuSS。
厳密に言うとwipeは解散したわけではないのでex.でもないんだけど。

去年出会った児嶋亮介くんトコのUTARI
去年末には我が家の鍋にもデビューしました。対バンは初ですね。楽しみですね。

そしてついにという感じのdisburden。
もう出会って3年?兄/弟のような存在(彼の中では父/息子なのだろう)の信一くんが率います。
そして今回のイベントはいろんな経験をしてほしいという意味もこめて信一と俺の共同企画で進めます。

我が家と間違えてステージ上で鍋パーティ始めないよう気をつけよう!
また、詳細決まりだしたら書くねん!

↑このページのトップへ