コロナ禍がはじまったあたりからスタートして
完パケたのが今年7月と
制作だけで1年以上
大御所プログレバンドのようなスケジュールとなりましたが、いよいよ発売間近です。

色々ありました。

呼吸困難、動悸…
身を削るような打ち合わせ(作業じゃないんだ)。
いつも何かしら持ってきてくれる手土産。

サウンドとあい交わらない言葉たちですが
人が作ると(なぜか博多弁)です。

メンバーだけでなくMV制作含めて
関わってくれた全員に感謝ですよ、バンド。
感謝って言葉では足りない
それらすべてでseabirthですね。

seabirth / (untitled)




01.Devine
02.Desired Places
03.I might
04.Life
05.Fog
06.Phobia
07.Gullfaxi
08.Mindlessness
09.Snow swan
10.Tears
11.B.O.T. 2 (CDのみのBonus Track)

Release Data
DELTAHEDRON
2021.11.3
¥2,750
DLHR-007






最寄駅の隣駅まで向かう道沿いに新しく讃岐うどんの店できてたな…ということで行ってみた。
食べログによると千石の名店が近所に移転してきたということらしい。
千石といえば
俺が通った高校は都営三田線の白山にあり、その次が千石駅。
高校時代は同級生も住んでいたし、最近よくラーメン打ち合わせをするseabirthれいすけも学生時代その辺りに住んでいたと、ラーメン打ち合わせ後のドライブ中にあの辺りを流しながら話していた。
俺が通った高校は今は思い出のカケラも残らないほど隣接する東洋大学と一体化しキレイな佇まいになっていた。
先日Facebookに連絡をくれた同級生の情報によると、東洋大学の附属高校になったという噂もあるらしいが、ちゃんと調べるほど思い入れもない。

入店。
できたばかりの店内は木材をふんだんに使った純和食な、良い感じで
小気味良いJAZZが流れている…
いや、このJAZZが流れる店ってのが厄介で
作業終わりの覚醒した脳/耳が
せっかく晩飯ってことでひと休みさせてるのに、再覚醒してしまうという…まあ、しかたないのだが。

あさりの酒蒸しと生醤油「冷」を注文。
注文を終えると、まずはうどん部、イオラシャイン/コーメーにLINE。

あさりの酒蒸しは早めに登場。
一口目から「ジャリ」っと。
砂抜きちゃんとしないとー、と料理もできないくせに思うわけだ、若干テンション下がる…が、出汁、美味い。
あさりの酒蒸しを食べ終わり、マスク。

その間、ずっとJAZZが流れている。
ちょっとでも時間があると耳を持っていかれる。
まだ見ぬうどんのことを考えながらダイエット中だというコーメーに執拗にLINEを送る。
その間も完全にバトルモードなラッパの音が店内に響く。
「うっせーなぁ、マイルス」
Shazamで調べたらアート•ブレイキーだった、誰やラッパ吹いてんの。
いっそう、生醤油「冷」が待ち遠しいが
いっこうに注文が届く気配がない。
ようやく先に入店した隣の席のテーブルにうどんが置かれる。

この焦らし…名店、なかなかやりおる。

アート•ブレイキーのドラムソロ…彼のテンションは最高潮だろうが俺のテンションは崩壊寸前。
冷静になれ、冷静になれ
…と、あさりを食べ終わったのだからマスクをしないと。
コロナ禍以降、外食する時
いつも外したマスクは
シャツをめくってシャツと腹の中に入れる俺は、いつも通りシャツをめくる…
あれ???
マスクがない!!
どこだ?どこだー??



あ…
してる
マスク…してる。
波平のメガネメガネ…。

落ち着きを取り戻したら
タイミングよく
生醤油「冷」がテーブルに置かれる。
マスクを外して実食。

美味かった。

おやすみ。




1996年9月4日、シングル『声』発売から四半世紀…

『声』に関して書こうとしたが…は、これまでも制作ネタ割と書いたりしてるので
今回はデビューアルバム『CUE』1曲目
『BLUE』の小話でも。

ちなみに書いてる今日は9/2。

バンドが新しくはじめたネオアコースティックバージョンという取り組みの、更なるクオリティを求め
ヤナ、ナカムーがリズム構築に邁進してる中
25年ぶりに気づいたことを。

専門用語多いからなるべくわかりやすく…

2人がやってるのは
ヤナの新しいシステムのそれぞれの音
キック(ベードラってやつね)とか
スネア(これはわかるよね)とか
ハット(ハイハットって小さめのシンバルを2枚重ねててKISSのピータークリスがHard Luck Womanで右手を交差して叩いてるやつね、ってカッコの中のほうが文章が多くなっていくのでこの辺で勘弁してもらっていいすか?いいです)とか
音を決めていったり、バランスを整えていったり…
そんなことをデータでやり取りしながら
ここんとこずーっと、やってるんす。
優雅に見える白鳥は見えない水の中ではバタバタやってるんす…てやつです。

俺は自分の音色チェックのためにちょい便乗して
そのリズムに対してギター弾いて
「あいよー、合体してー(ナカムーやヤナから送られてきたリズムトラックのデータに合わせてギターを弾いて、そのギタートラックを今度はナカムーがリズムトラックと合体させて…ミックスってやつね)」と。

で、これを読んでる頃には終わってるライブ当日に演奏した『BLUE』もそうやって今でいうリモートで
リズムトラックとギタートラックを別々に録ったものを合体してもらって聞いてみたわけです。

そしたら違和感が。
「ナカムー、アタマの入り方、合ってないから、そのあと全部、俺のギター後ろにズレてるよー」と。
「えー、なんかさあ、アタマのギターの入り、変なとこからはじまってるから、わざわざ合わせたんだけどぉ?」と。
「いやいや、BLUEはねえ、俺だけ食って入って(えー、この説明は大変、「食う』って4分音符♩のウラつまり8分音符♪、4拍目8分ではじめることを『食う』って言うんだけど)るんだよー」と。

実はね、『CUE』発売直前に脱退してるので、たぶん在籍時もあんまり『BLUE』はほとんどライブで演奏してないと思うので、再結成後以降のライブでしか演奏してないんだけど、俺は何も考えず今でも『食って』入るのが当たり前になってて。

「えー、まこっちゃんだけ食って入んの変じゃね?」的なことになり、オリジナルの音源を聴いてみたわけです。

エンジニアの小西さんのアイディアか?はたまた、プロデューサーの堤さんのアイディアか
『THANK YOU』のメロトロン風なシンセの音や、『奇跡が起きるまで』のヴァイオリンの音が
摩訶不思議な妖しい逆回転風なサウンドエフェクトしてフェイドインした直後
センターのヤナのキック(ベードラってやつね)とナカムーのベースが
「ドン!」と真ん中で鳴る直前に
左右のギターがほんの一瞬前のめり的に
「ジャカジャーン」て鳴ってるのが、わかりますね?わかります。

この、「ジャカジャーン」の「ジャカ」の部分が『食って』る部分です。

これ、右側(上手側)で鳴ってるのが俺のギター。
左(下手側)で鳴ってるのはなんと世治のギターです。

つまり、意図して
2人が
ドラムとベースの「ドン!」より
半拍(8分音符)早く『食って』入るアレンジにしているわけです。
「ジャ」と「カ」はそれぞれ16分音符ってことすね。

ヤナとナカムーは気づいていなかった、あるいは無意識に知らなかったけど
俺と世治は2人で合わせたアレンジだった
25年ぶりに気づいたこと…なわけです。

再結成時の
LIQUIDROOMの模様を収めた
『COME AND GO』でもしっかり「ジャカ」って食ってますね。

たわいもない話でもあり
そんな細かいところまで拘っていた…
とも言える話です。

俺は脱退もあり、たいして弾いていない曲ですが
身体に染み付いていて
無意識にこの「ジャカ!」を25年経った今でも律儀に弾いていたわけですが
世治はその後の25年間どうだったのでしょう?
明日(つまり9/3)
ライブの最終ゲネプロなので
ぜひ、確認したいと思います(律儀にやってるかねえ)。

…ここで、9/3、ゲネから帰ってきました。
世治、めっちゃ「ジャカ!」やってました。
「世治、BLUEのさ、入り、ジャカジャーンて食って入ってる?」
「もー、もちろん、入ってるよ❤️(あ、ハートマークはあえて俺がつけただけ)」
ちょっと1人で感動…
泣くかと思いました。
「だよねー❤️(これは俺の気持ちのほんとハートマーク)」

これだけ原曲と形変えといてなんなんですが
ここだけは2人とも変えてません、無意識に。
この曲の根幹はこの「ジャカ!」だと確信。


9/2の文章に戻ります。

この日のライブではBPM(Beat Pet Minute、曲のテンポを数値化したものです、数が大きいほどテンポが早くなる)を135くらいでやってますが
『CUE』に入ってるオリジナルは140くらいかな。
60で1秒で1拍って意味ですね?聞くな?そうです。

つまりBPM140の半拍は
60秒÷140÷2=0.21428571秒…

メジャー25周年を記念して
デビューアルバム『CUE』にまつわる
こだわりの
0.2秒の話…でした。

これ、アーカイブでも確認できちゃうねえ。
バネはやってるのかね?
俺、意識し過ぎて忘れたりしてね。
ククク、楽しみぃ〜。

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