こんばんは😊
日々の営み、お仕事、お世話、介護、育児、会議、etc…
お疲れ様です!
上田 一豪さん監督、ブロードウェイミュージカル
NEXT TO NORMAL 観劇してきました。
音楽講師の友さんが、久々の質の良い舞台、と大絶賛。
6人のみの舞台が、
その6人たるや想像をはるかに超える、大声量と
迫真の個性の演技のせめぎ合い。
東京シアタークリエは、初日堂々たる大盛況博し
連日大入り、満員御礼。
追加の3公演を得て尚その人気は止まず
チケット難でリピートが叶わず
コロナで中止になる舞台もあるなか、
東京公演、岐阜公演、名古屋千秋楽を無事完走。
並み居る雑誌の舞台高評価のうちに、華々しいフィナーレを飾ったのでした。
この舞台語るにあたり、
ストーリーの核となる、双極性障害という精神疾患の理解が問われます。
米国の極一般家庭、母親ダイアナが遺伝的素因で発病。
それにより家族に暗い影を落とす日常の数々。
傷つき苦しむ夫ダンと娘ナタリー。幻覚として登場する生後4ヶ月で亡くなった息子ゲイブが17歳に成長した姿で母親の前に現れ
傍目にはNormal(普通)に見える家族が心が通わず崩壊してしまう。
それぞれに発する心の叫び、鬱々とした嘆きを
魂のレベルで語りかけています。
傷つき絶望しながらも、
なお前を向き、医師Dr.マッデンとの相性も兼ね薬物療法と共に、自死の危険に対応した電気けいれん療法ECTも加療された。
娘ナタリーに理解の深い恋人ヘンリーにも支えられ
家族が再生する過程が描かれます。
妻ダイアナが見ている息子ゲイブ(ガブリエル)の幻覚を受け入れられない夫ダンも、クライマックスにははっきりと認識し、その影に抱かれながらの歌唱の相乗は胸を打ち涙します。
普通という、絵に描いたような理想とは到底かけ離れた人の本質が突きつけられる。
普通でなく、普通の隣りでいいと自分らしく生きられる道を模索する家族。
2チー厶制で、同じ役のキャスト同士が楽屋が重ならない配慮で、
誰がコロナに感染しても、舞台そのものは中断しないという、秀逸な感染対策。
そのAチー厶は、2013年初演に出演されたベテラン勢。
大ちゃんたちは出演初めての、新顔のまっさらな挑戦のNチーム。
観客は両チーム見比べも楽しめます。
私はAチー厶は見れませんでしたが。
Nチームは望海風斗さんファミリーの、舞台の深刻さと真逆の、大ちゃんとの夫婦漫才カテコが名物になるほど、
深いメッセージ力で考えさせられるストーリーに涙した後の、ほっとする会場の一体感を味わい、劇場を後にする時には熱い高揚感に包まれる。
このような素晴らしい舞台にこの先出会えないかも知れないと思うくらいに、
いっぱいの愛が伝わる舞台でした。
大ちゃん、素敵な舞台をありがとう!
キャストの皆さん、カンパニースタッフ、バンドのみなさん、
感慨深く高い芸術性の舞台、本当にありがとうございました。
ここまで、読でくださり。
ありがとうございます。
みなさんに、幸せが
訪れますように。
心が健やかで、
穏やかに過ごせますように。
それではまた☺️✨