フラチナリズムさんの「&」という曲が好きすぎてTwitterで感想を書いたら、フラチナリズムさんのファンに沢山ふぁぼを頂いて驚愕。笑

この曲を聴いて1番印象に残ったのが

選び続けてきた人生だ
選ばなかった事すら人生だ

という大サビ前の部分。

全編を通すと綺麗事だけじゃ生きられないけれど、綺麗事だって良いじゃない、こっちから見たら綺麗な景色だよ。人を愛する事で誰かを傷つけて傷つけられても人を愛していくんだ、最後は自分がカッコ良いと思える人生を!っていう非常に良い歳の重ね方をした人が書ける人生の応援歌だなと心に沁みる。

個人的にはこの曲を聴いていると不思議と自分の若い頃を思い出した。

こんな私にも若い頃には夢があった。結局自分に見切りをつけて夢を諦めた訳だけれども、今は笑い話にも出来るが当時は荒れたし、何年も自分の弱さを恨んでどん底までいった時には無気力にまでなった(苦笑)

歳を重ねていくにつれて狂おしい程の後悔はなくなったけれども、ふとした時に思い出しては「あの時こうしていれば良かった」と思う瞬間は正直に今でもある。でもそれは歳を重ねながら夢以外の経験を詰んだからこその考え方だと今は分かっている。あの時の自分はあれが限界だった。

冒頭に書いた印象に残った歌詞は、そんな自分が叶えられなかった(自分で諦める選択をした)夢に対してしがみつく事を選択しなかった事も丸ごと人生なんだよと過大解釈かもしれないが、選ばなかった自分を肯定して貰えた気がして長年の胸のつかえが取れ、この曲を聴いた時にやっとあの時の自分の選択を本当の意味で受け止められたのだと感じた。

モリさんの感情豊かで力強い歌声に演奏陣の確かな技術と曲の壮大さの中にある優しさ、全てが噛み合わさったからあの説得力なのだと思うし、フラチナリズム以外だったらここまで胸に迫る事はなかったのかもしれない。

夢を諦める事も追い続ける事もラクじゃないし痛みを伴う。夢を追う間は楽しいけれども常に歯がゆさを感じたり不安になるし、かといって諦める時には半身を失ったかの様に激痛が走る。どちらも正解であるし不正解なのかもしれないけれど、どんな結果になろうがそれが自分の人生なんだ。

現在進行形で夢を追う人には精一杯やれる事をやって1歩でも夢に近付く為に頑張って欲しいし、色んな理由で諦める選択をした人にはきっといつか笑い話になるよと思う。

疲れて迷った時、自分を人を嫌いになりそうな時には「&」を聴いてみて欲しい。どんな自分だってそれが自分であり人生なんだと貶すことも説教する事もなくそっと微笑んでくれるから。

フラチの代名詞であるとにかく明るく楽しいKAN&PAIや単純にイエイなどライブで散々楽しませて貰ってそんな楽しいライブがきっかけでひっそりとファンになって今でもひっそり好きなんだが、今回「&」を聴いて分かりやすい陽だけではない深い人生観が垣間見えて本当に素敵なバンドだなぁと改めてしみじみと感動。

いつか体力が尽きる前にフラチナリズムのライブで跳ねて踊って時に泣きたい。