月別アーカイブ / 2019年10月

その間5メートルのブログでも言ったかしら?
俺は、LUNKHEADを始めて早々に
僕と樹という曲を作ってしまって
それ以来6/8拍子(通称ハチロクという)の曲が作れなくなってしまった。
作ろうとするんだけど
どうにも、僕と樹に勝てない。
別に勝ち負けじゃないんだけど
自分の中でこう、納得できる曲にならなくて
なのでハチロクの曲は僕と樹以降全然できなかった。
で、いよいよ自分の殻をぶっ壊したい!!
と思って作ったのがBRAVE SONGだった。

全体の構成としてはとてもシンプルだし
あんまり凝ったことはしてない。
泥臭くていなたくてダサい曲だなあと思う。
でもそうでなくてはいけなかった曲だとも思う。
これは、新居浜を旅立つ時の俺のことを歌った歌だから。
早朝でもなかったし歌も歌ってなかったけど
それからだいぶ時間が経って
俺はバンドマンになって
メジャーデビューして
そんなに売れなかったので
ツアーも当日入りできる場所だと前乗りの経費ケチって
朝6時集合とかだとまだ暗いうちに家を出る。
朝早く起きるのはなかなか辛いけど
冬の、夜と朝が入り混じったあの早朝の空気は今でも好きだ。
陽の光が遠くからやっと届いて、暗闇がだんだんと力を失っていくような
誰もいなくて
カラスが鳴いてて
静かだからか昼よりも残響が多い。
耳が冷たすぎて逆に熱い感じがする。
ああ、始まっていくのだな
戦うのだな
という気分になる、あの空気が好きだ。
その時に心の中で歌っていたあの歌は…
ナイショだ。

曲のアレンジに関してはなんだろ?
あんまり特筆することがない。
サビのコード進行がちょっと凝ってて
前半と後半で変わっていく。
前半が
D→A→Bm→F#m→G→D→A
っていう、いわゆるゴールデン進行なんだけど
後半は
D→A→Bm→G→A→Bm→G
って感じにお尻のところがちょっとドラマチックに変化している。

この曲も男気ソングなので
割とセットリストの中に組み込みにくい。
ヘチョナヨソングが多いので…
なのであんまりライブで出番がない。

ALL TIME SUPER TOUR初日の松本で久々にやったけど
好きな人が結構いるんだなあ。
またやりたいなあ。

この曲は(ていうかこの曲も)タイトルをとても悩んだ。
ビクターの会議室でみんなで話してて
なんか、こう、日本語じゃない気がする…
みたいなことを俺以外のメンバーが話してて
なんか、こう、ケツを叩いてくれる歌、みたいなことを
うまいこと言えないものか…と途方に暮れていた時に
ディレクターの菊池さんがぽそっと
「ブレイブソング…」
とつぶやいて
そ、それや~!!まさにそれや~!!
となって
そんでBRAVE SONGになったという。
タイトルまでダサいけどとても気に入ってる。
さらりと書いてるけど
タイトル決めが暗礁に乗り上げた時の雰囲気ったら最悪です。
アルバムタイトルを決める時とかも。
孵化だってめちゃくちゃ大変だった。
最終的に孵化は龍のアイデアだったかな?
その頃はまだツアータイトルを全力でふざけてたので
孵化→フカ(サメ)→YOUはシャーク(北斗の拳、愛をとりもどせ!!のYouはShockのダジャレ)の流れで
ツアータイトルが
ヒレを取り戻せ東名阪ツアーだったり
背ビレvs尾ビレ対バンツアーだったりになった。
これもどちらも龍の意見だったけど
これ、本当に大真面目に
ビクターの会議室のホワイトボードに書き出して
真顔でプレゼンしてたのです。

やっと孵化が終わった…

次からはいよいよAT0M。
AT0Mからは結構最近って感じがするんだけど
なんと…10年前なのか…
やっと折り返し…

合田です!

ALL TIME SUPER TOURがようやく始まりました。
10/19松本ALECX、10/22仙台enn 2nd、どちらも熱く、楽しくライブができました。
来てくれたみんな、本当にありがとう!
みんな最高だった!
20191019_212223.jpg
↑松本ALECX(位置の問題か俺の顔が暗い)


20191022_210821.jpg
 ↑仙台enn 2nd(左右めちゃ余白あるな)

今回は「ALL TIME SUPER BEST」のツアーなのでセットリストはベストオブベストです。
ちょこっとあまりやらない曲も入れてますが、自分でやりながら、おぉ〜ベストだな〜って感じます←当たり前w
LUNKHEADっていい曲が本当に多いと思ってます←自分で言うw
結成20周年ですが、今でも楽しみながら染み入りながらいろんな曲を演奏できて幸せです。
にしても歳を重ねるごとにライブが激しくなっている印象ありますね。
同録の映像見て「うそ〜ん!」って思うときありますからね(笑)。
ライブ翌日はベッドから起き上がるのがなかなか大変だったりします。
首のあたりゴリゴリゴリ!!って感じです(笑)。
やっぱライブは出しきらないと。
余裕だぜ!っていうLUNKHEADのライブってもしかしたらかっこ悪いのかも。
いや、大人なんだからそれでもありでしょ!って言う人もいるかもしれませんが、少なくとも今のLUNKHEADのモードはそれではない。
メンバーみんな同じことを思っているはずです。
松本も仙台もすごかったですが、まだ20本のうち2本を終えただけ。
いつもの感覚でいうと、ツアー終盤みたいな感じに近いです。
それくらい今回のツアーに本能的にかけているということなのかもしれません。
でもまだまだいけるなって感じ。
まだ18本あるんでどこかで会いましょう。
ライブ以外にもみんなの映像でMVを作る企画とか、ラジオ用のインタビュー録ったりとか、いきなり新曲やったりとかいろいろやってます。
なんかこの人たち、いつも必死だよね、くらいに思ってくれたら最高かなと(笑)。
次は11/3(日)新潟リバースト。
多くの方に会えますように!

ローケチ(11/1 23:59まで)
e+(11/118:00まで)
寒くなってきたからみんな気をつけてね〜!

こころは
曲ができた時
これはもうリードかな?
と、正直思った。
そのくらい会心の曲ができたと思った。
ドロっとしたイントロからのAメロ
からのパッカーン!!としたキャッチーなサビ
歌詞も音と絶妙に合ってて
これはめっちゃええ曲ができたぜ~!!
と、俺は思った。
アー担の菊地さんも
こころいい曲だわぁ~
と言って、こころを推してくれていた。

ところがどっこい
結局アルバムのケツ2の曲におさまり
アンニュイなイントロがアレだったのか
ライブでも大して盛り上がらず
気づけば全然ライブでやらなくなってしまった。

実は、詞もメロディもアレンジも
めちゃくちゃ気に入ってる曲なんだけど

そういう曲、ありますよね~

この曲、ちょっと面白くて
イントロで壮が弾いているフレーズに
俺が上の方でフレーズを重ねて二人でひとつのフレーズみたいになってる。
たまにこういうのがある。
その間5メートルとか。
で、ここでいちばんキモなのが
俺がイントロで一音めに弾いている音
コードはadd9風味のAmなんだけど
ここにいきなりF#が入ってくる。
Cメジャースケールなので
F#は完全にスケールアウトしていて
ほんとならダメー!なはずなんだけど
このF#が絶妙にイントロの不安な感じを出してて
このフレーズが浮かんだ時に
やったぜ!!
と、思わず思った。
そして面白いのが
アウトロで壮が弾いているフレーズが
イントロとまったく同じだということ。
イントロだと俺のフレーズと相まって
なんかドロドロとしたフレーズに聴こえるのが
アウトロだとなんと爽やかなことか。
これぞアレンジの妙。
不思議だな~。
個人的にはこれがすごく良くて
イントロとアウトロで同じフレーズが鳴ってて
それがまったく違う印象で聴こえるっていうのが
歌詞の主人公と重なって
それこそ、主人公のこころが
こころ自体は変わらないけど
感じる想いや見える景色が変わっていくみたいで
それがとても良い。

あと何故か1サビ後のリイントロの部分が
俺のギターソロみたいなアレンジになっている。
これ、あれだな。
完全にナンバーガールというか、田渕ひさ子というか
なんならI don’t knowというか。。

シンプルな構成だけど
ドロっとしたイントロを忘れるような爽快なエンディングで
聴き始めと聴き終わった時の印象が全然違って
短編小説を読んだような起承転結感が
とてもよくできてると思うんだけど
何故か埋もれてしまった。
存在自体も半ば忘却の彼方に追いやられた。
いつもツアーの中でのべ100曲くらい俺らやるんだけど
候補にすら入らなくなってしまった。

ALL TIME SUPER TOURの仙台でやるために
久々に聴いて
そしてまったくもってすっからかんに忘れていたので
耳コピから始めたんだけど
良い曲ですなあ?

最後サビの煮え切らない感じが好きです。

こころで笑うことを教えてもらったのに
気づかせてくれたのに
ちっぽけな俺らはまた
つまんないことでくよくよして
忘れて動けなくなっちゃう。

けどまたその度に気づけばいいじゃん。
何回でも。
生きてる限り。

そのことに気づけたっていう。

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