月別アーカイブ / 2019年04月

すべて、のブログで
そして朝が来たもシングル候補で
俺はそして朝が来た推しだったと
書いたような
書いてないような
いや、書いたような。
この曲はやっぱ頭のAadd9が印象的だなあ
リフはAadd9 F Gの繰り返し
シンプルなようで凝ってるようでシンプルな
山下君のリフがよい。
全体的にとてもポップなコード進行なんだけど
ザラついててヒリヒリしてて
ザ・ランクヘッド!!って感じで
好きだなっ!
でも、音源聴くと
歌がヘタクソだなっ!
ヘタクソというか
ヘチョい
今もヘタクソだけど
開き直ってちょっと漢らしい声になってきた
と、自分では思ってるので
今の自分の声は結構好き。

マニアックな話をすると
アウトロの最後
Dm Em F F
ときてCで終わるところ
山下君は
ラーシードーレーと弾いてるので
ルートに対しての5度と捉えると
ルートは
Dm Em F G
といくほうが自然なんだけど
そうすると、なんだかちょっとバカっぽいというか
なんていうかダサくて
俺と悟はFでステイしてようぜ
という話になった。
そしたら山下君も
じゃあ俺もラーシードードーって弾こうか?
と言ってきたので
いやあなたはラーシードーレーと弾いててくれと。

めちゃくちゃライブでやるわけじゃないけど
俺が好きでやりたいので
割とやるほうなんだけど
なんか、オーラス感が凄いので
ひょこっとセットリストに組み込みづらい。
ので
アンコールでやることが多い気がする。

なんといっても歌詞が好きで
頭から終わりまで全部好き。
歌詞こそ
ザ・小高芳太朗感満載だと思う。

俺の人生を決定的に変えたマンガ
日本橋ヨヲコ先生の
極東学園天国の中のリーチのセリフ
「自分の好きなことで嫌われたくねーから怖いんだな
最後の砦だけは死守してえんだな」
このシーンがとても好きで(頭から終わりまで全部のシーンが好きなんだけど)
俺にとっての最後の砦のことを考えながら
歌詞を書いたなあ。

自分で言うのもバカみたいだし
完全にイタいやつだけど
この曲に何度も救われてきたし
何度も奮い立たせてもらってきた。
まあいいじゃないか
俺を救えない曲は誰にも届かないんだよ。

「また誰かの声にいつか背を向けてしまう時
譲れない心の最後の砦の前で
違った事思い出せ」


これ、何かで言ったけど
最初、この曲のタイトルを始まりにしようと思ってた。
そんでレコーディングスタジオの待合室で
みんなに、タイトルなんだけど始まりってどうかな?と言ったら
みんながいいじゃんと言ったので
始まりってタイトルに決まったと思った瞬間
つけてたテレビのスペシャかM-ONかで
LOST IN TIMEの
「始まり」のライブバージョンが流れて
ちーん
はいざんね〜ん
となって考え直した。
(別にタイトル被ってる曲もたくさんあるけど、できることなら被りたくないし回避できるなら回避したい)
今思い返してもすごいタイミングだったし
おかげでそして朝が来たっていうタイトルができたので
ロストには感謝しかない。
「そして朝が来た」って言葉
決して希望って感じはしない。
どっちかというと
とうとう朝が来ちゃった、みたいな感じ。
もう戻れないっていうか
腹ぁくくれや!ていうか
そういう感じが俺を奮い立出せるんだよな。

LUNKHEADってアルバムは
1曲目が恋をしているだったり
カナリアボックスがシングルだったりしたせいで
ポップで軽い印象に受け取られた。
アルバムのイメージって
全体の内容よりもリード曲や一曲目の雰囲気で決まっちゃうところが多分にある。
そして朝が来たが1曲目だったら
良いか悪いかは置いといて
LUNKHEADってアルバムはまた全然違うアルバムになったんだろうなあと
今でもふと思う。
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結成20周年
デビュー15周年
長い……
そろそろ令和になろうかというのに
まだ2006年までしか振り替えれてない。
正直みんな飽きてきてませんか?この企画

loop
最初はくるりのワールズエンド・スーパーノヴァ
みたいな曲を作りたくて
そんで作り始めたけどやはり
まったくそんな感じの曲にはならなかった。
曲出しの時点ではボビーが全然ピンときてなかったのに
レコーディングしたら
これほんといいよね!って言ってて(よくある)
それにイラッとした記憶。

これもブラック・ミスティ・アイランドと同じく
AとCの同主調。

歌詞は、あんまり意味なくて
リズム重視で書いたんだけど
何万回の夜は解けて
っていう歌詞を龍に
何万回の夜は溶けて
じゃないのか?と言われた記憶が鮮明にある。
いや、これは
謎を夜に暗喩してるから
夜は解けて、でいいんだ
という話をした。

何万回の夜だけ朝が来る
何万回の夜は解けて
何万回の夜はどこへ

夜ってなんか
いろんなこと考えてしまうじゃないですか
けど酒飲んじゃって
わけわかんなくなって
そんで寝ちゃって朝が来て
なんも答えが出ないのに
夜はどこかに消えて
みたいな
ないか……

時速7万マイルは
地球の公転するスピードで
ちゃんと意味があるんです。
適当に時速7万マイルと言ってるわけではなく
とはいえ
目を閉じて地球の公転するスピードのリズムが聞こえるわけねえ
まあ、歌詞だから。

アルバム「LUNKHEAD」が出て
札幌に行ったとき
札幌でめちゃくちゃお世話になってる
レコードショップ音楽処の石川さんが言った。
「アルバムよかったね〜あたしヒャクピー好きだわぁ」
ヒャクピー…??
そんな曲ないけど…??
おや??
ヒャクピー?
100p??
loopか!!
たしかに!!!

間奏の俺と悟がユニゾンでハモるところ
え、いいな
俺もそっち弾きたいんだけど…
と、山下君は少しジェラっていた。
未だにこの間奏はライブでも
俺と悟でラブる傾向にある。

なんつうかこう、アーバンな曲を作りたかった。
アーバンな曲とはなんぞや??
なんつうかさ、こう
青臭い泥臭い感じじゃない
ジャジーでオシャレでキザな感じの曲
結局、そんなにオシャレでもない曲になったけど
俺らにしてはがんばった。
イントロからAメロBメロはメジャーA
サビからリイントロはメジャーC
2サビ後の間奏がメジャーA
ラスサビからアウトロがメジャーCで
最後の最後にF#m7でメジャーAに転調して終わる。
メジャーAとメジャーCを行ったり来たり
メジャーCはマイナーAの平行調なので
メジャーAとマイナーAの同主調ってやつ
この転調はすごく美味しくて
わかりやすく壮大になるので
LUNKHEADの曲でもめちゃくちゃ使われているんだけど
この転調に出会ったのは
バンプオブチキンのLAMPだった。
ただ、LAMPはサビで転調!とかじゃなく
Bメロの真ん中で突然転調する。
そのセンスってちょっと真似できない。
ちなみにCメジャーでギターソロを弾く時はだいたいAのペンタトニックスケール(Aマイナー=Cメジャー)で弾くと収まりが良いんだけど要所要所でCのペンタトニックスケール(Cマイナー)を加えるとエモいギターソロになるっていうのもバンプオブチキンに教えてもらった。
これも同主調だなあ。

アーバンといえば新宿
アーバンといえば歌舞伎町だった。
夢と欲望と成功と
暴力と挫折と諦めと
理不尽と無慈悲と
華やかさと死と
全部が詰まった街が歌舞伎町だった。
どれだけ満ち足りても百になれないほど
てっぺんは果てしなく
どれだけ失っても零になれないほど
ぽっかり空いた穴は暗く深かった。

学生時代
路上ライブをしたくて
そのために発電機がほしくて
ケバブ屋の屋台のトルコ人に龍が話しかけて
そんで発電機を売ってもらって以来
コマ劇前のケバブ屋の屋台に夜な夜な入り浸るようになった話は
何度もしてるので
知ってる人も知らない人もいると思うけど
本当にたくさんの人にあった。
ヤクザ、チンピラ、風俗嬢、外国人、浮浪者、警察
歌舞伎町は今よりもずっとカオスだった。
すぐ先で学生がチンピラに殴り殺された事もあった。
風俗ビルが火事になって何十人も亡くなった事もあった。
ケバブ屋で店番頼まれてる時
浮浪者が肉くれよって
ゴミ箱から拾ってきたマックの飲み物のカップを差し出してきたりもした。
客引きをしてる若者を見て
ヤクザの偉い人がため息つきながら
あいつらもかわいそうになあ…
と呟いた事もあった。
闇金に手を出して
首が回らなくなって
こき使われてるらしい。
もちろんカタギになんて戻らせてもらえない。
今思うと相当エキセントリックな日々だったし
よく俺無事だったなと思うけど
友達になったトルコ人が歌舞伎町内の屋台やってる外国人達の組合長みたいな偉い(しかもテコンドーの先生の資格持ってるぐらい強い)人だったり
歌舞伎町のヤクザは本当のプロなので
無害な俺らみたいなのにはめちゃくちゃ親切でジェントルだったってこともある。

そうやってラッキーなことに
めちゃくちゃ貴重な体験をしたし
貴重な景色を見てきた。

歌詞に出てくる褥「しとね」は
布団、とか寝床って意味なんだけど
歌舞伎町を寝床にしてる人達をたくさん見てきて
そこの華やかな人達
鳴り響く音、喧騒を
詩と音
諦めてしまってる人達
虚ろで、惨めで、それを
死と根
って書けたところが
とんちが効いててとても気に入ってる。
あと最後の
ボトルを慕と流にしたのは
お酒ってどんなに慕っても流れ出ていっちゃうよな…って思ったから。

意外と知らない人もいるけど
ブラック・ミスティ・アイランドは
黒霧島、です。
ダジャレかよ!!
でも、黒くて霧がかった孤島って
なんだか歌舞伎町みたいだなと思って。

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