アスは
ほとんどオフィシャルのリリースコメントに
思いを綴っちゃったので
それを転載します。

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LUNKHEAD ALL TINE SUPER TOURの一企画として
新曲作っちゃおうぜっていう軽いノリでこの曲は始まった。
その時はメロディの片鱗すらなかったけど
今まで出会ってくれた、俺らを好いてくれたみんなに
導かれるようにこの曲が生まれて
そして俺の無茶振りでツアーの中でこの曲のアレンジを
みんなの前で詰めていこうってなって
これまでのツアー19ヶ所
リハーサルでも合わせずみんなの前でだけってルールで
アンコールでみんなと一緒に演奏して
みんなに見守られながらこの曲は育っていった。
毎回緊張したしドキドキしたけど
こんな風に曲が育っていくなんて聞いたことがないし
みんなと一緒に曲が育っていく感じが
楽しかったし嬉しかった。
これは、ちゃんと恩返ししなきゃと
急遽レコーディングしたんだけど
出来上がった音源を聴いて
本当に作ってよかったと思った。
LUNKHEADをやってきて20年だけど
こんな風にファンと一緒に作りあげた曲は初めてです。
これはLUNKHEADの曲であり、あなたの曲です。
「俺ら」の「明日」っていうふたつの意味を込めた
この曲のタイトル「アス」
俺らは、いつも
君がいてくれるから頑張れてます。
君がいてくれるからしんどい事も頑張ろうと思える。
君が笑うから俺らは笑えるんです。
ほんとです。
いつもありがとう。
だからいつもいつも
君が健やかで
君の大切な人も健やかで
美味しいものを美味しく食べられて
綺麗な景色を綺麗だと思えて
夜よく眠れるように祈ってます。
そして
辛い時、理不尽な事に晒された時
穴を掘って叫びたいような時
何も信じられない時
この世の全てを呪いたいような時に
すぐそばに俺らがいる事を思い出して欲しい。
なんの役にも立たないかもしれないけれど
そこに俺らの音楽はあります。

君の明日が幸せでありますように
優しい恵みの光が降り注ぎますように

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曲を作る時、歌詞を書く時
しんどくないと良い作品ができない
と思ってしまう呪いがあると以前書いたけど
アスは本当に、みんなからのプレゼントなんだと思う。
リボンを解いてワクワクしながら蓋をあけるみたいに
曲も歌詞も生まれていった。
本当にありがとう。

今日は3月12日
渋谷O-EAST
無限観客ライブ
考え方ひとつ、思い方ひとつ
コップに水が半分あって
もう半分しかない、と思うのか
まだ半分もある、と思うのか
これは無観客なのか無限観客なのか

今日はまた新しいLUNKHEADの歴史が生まれる日だ。
日本中で俺らの20周年のファイナルを祝ってもらえるなんて
最高じゃないか。
悔しくないかって言ったら
悔しいよ?そりゃ
本当に頑張ってなんとか取れた今日のEASTだから。
この日のために頑張ってきたから。
だけどもさ
日本中のみんなが本当に
俺らと一緒に悔しがってくれてて
それが俺は
俺らの悔しさなんか吹き飛ばしちゃうくらい嬉しかった!!
俺らは幸せものだなあ。
ありがとう!!
今日のEAST
無観客なんかじゃなく
無限観客なんだって思わせてくれたのは
まごう事なき
あなたです。
あなただ。
これを読んでる、そう、あなたですよ?
誰でもないあなたです。

さあ、始めようじゃないか。
俺たちの明日に向かって。


金色のナイフのブログで
徳間の品川さんがこの曲でタイアップを狙っていたのが
うしおととらだった。
で、結構いいところまでいってダメで
1期はソナーポケット
2期は若旦那
(ちなみにこの曲のMVで龍がドラムを叩いているという)
そしていよいよ白面の者との最終決戦が待ち構えてる3期
品川さんはじめ徳間の皆が頑張ってくれて
卓上にあったバンドはついにLUNKHEADだけになった。
こういう大きいプロジェクトは
本当に大変なことがたくさんあるのだと思う。
なんとかねじ込んでくれた品川さんからの条件は
曲がすでにあるんだけどそれでよければ
ということだった。
曲を自分達で作れない。
誰かが作った曲で勝負しなければいけない。
うしおととらのタイアップでなかったら
断ってたかもしれない。
だけど
うしおととらは俺らがまさにうしおと同じ中学生の頃に
連載されていた漫画で
リアルタイムでうしおは俺ら世代のヒーローだった。
そして何と言っても品川さんや徳間の人達が
それでもLUNKHEADでいきたい!!
と思って頑張ってくれた結果だったから
それが本当にありがたくて嬉しくて
是非お願いします!ということになった。

曲を作ってくれたのは
元アンダーザカウンターの大隈くんで
アンダーザカウンターとは
昔めちゃくちゃ一緒にライブしてた。
送ってもらったデモを聴いたら
きっと俺らのことを思いながら曲を作ってくれたんだろうな
って思ったくらい、LUNKHEADっぽかった。
そして品川さんからの最大限の譲歩で
実際にアニメで流れるのは90秒バージョンのワンコーラスなので
それ以外は好きに構成を作っていいし
メロディとテンポさえ変えなければ
コード変えてもいいし何してもいい、ということだった。

それが2015年の夏だったんだけど
決まってからの展開が早くて
すぐにワンコーラス分の歌詞を書いて欲しい、と。
徳間の新井君がすごい心配してて
なんか俺って歌詞にこだわりがあるっぽく思われてて
(あるけど)
品川がいろいろ言ってくると思うんですけど大丈夫ですか…?
みたいな。
それは全然大丈夫だよ!って言った記憶がある。
やるとなった以上、俺が一人相撲してても楽しくないし
なんて言ったってうしおととらのエンディングテーマ
俺らも徳間もアニメの制作チームも
アニメを楽しみにしてる原作ファンの人たちも
みんなで納得できる最高のものを作りたかったから
むしろ燃えてた。
だって曲が俺じゃないのだから
歌詞にすべてぶっこめるしかないのだから
そりゃ燃えるわ。
なんてったって白面の者と戦うクライマックスに向かうんだから。

歌詞を書くにあたって
うしおととらを全巻読み直して
そしてまず90秒のワンコーラスに詰め込めるべきエッセンスをつぎ込んだ。
俺が特に好きな幾つかの場面。うしおのセリフを。
それで出来た歌詞を品川さんに送って
こことここは直して欲しい
という返事が返ってきたけど
それも1回か2回か
本当すぐに仕上がったと思う。

品川さんは口はあんまりよくないけど
竹を割ったような性格っていうか
こっちがデカい声ではっきりと意見を言えば
ちゃんと聞いてくれて考えてくれる人だったから
やりとりしててもやりがいがあって楽しかったし
お互いが意見を出し合うことで
歌詞はどんどんブラッシュアップされていって
それも楽しかった。
めんどくさい曲者と聞いていたけど
なんだ、全然そうじゃないじゃん
ただ音楽が大好きな口の悪いおじさんなだけじゃないか
と思った。
タイトル案をいくつか出しといてくれって言われてた時も
これはもう決戦前夜以外はないなと思って
なんで決戦前夜しかないのか、という俺の見解を長々と(しかも強気)送ったら納得してくれたし。

で、8月の終わり頃にワンコーラスの仮歌を録って
いよいよ決定!というところでまた問題が起こって
これはゴニョゴニョかな…言えないやつ
あわや白紙…!!?
という事態にまでなって
新井君が言うに
最初90%大丈夫って言ってたのが
70%、50%って減っていって
気づいたら12月くらいになってた。
もう期待せんとこ…みたいな
結局、俺らっていつもこういう感じなんだよなっていう諦観
と思ってたら急遽正式に決まって
これはもう本当に徳間の皆が頑張ってくれたんだと思う。
ありがたや…!!
と思ったら、これまたそこからの展開が早くて
決まった途端、すぐレコーディングします!っていう。
どれくらいだろ?一ヶ月以内、くらいだったかな?
そこから曲を詰めて
で年明けすぐにレコーディングして

悟も桜井さんも原作読んでたので(山下君は読んでない)
やっぱり感慨もひとしおで
悟の2番の後のベースソロ
あれは白面の者が現れるところを表現してるらしい。
確かに…!!
オドロオドロした導入から最後ぐわーってなるところ
まさに白面の者が現れたー!!ってなった。
エンジニアのシンさんもうしおととら好きで
別件で徳間に行った時にうしおととらのポスター見て
録りたいなって思ってたら実現した、とのことだったので
レコーディング現場はもう本当に楽しくて
みんなでずっとキャッキャしてた。
で、その後の山下君のギターソロ
録りながらコンソールではもう
戦ってる…白面の者とうしお達が戦ってるのが見える…!!
とみんなで痺れ上がってたんだけど
山下君だけついぞ1ページも読まずにレコーディングに臨んでいて
一人だけ「あ、そんな感じ?」としらけていて
痺れ上がっていた俺らは一体なんだったんだろう?
という気持ちに全員なった。
でも実際めちゃくちゃギターソロはいい!!
まさに白面の者と戦っている画が浮かぶ。

歌詞は2番もこれはもうこれしかないな
って感じでまさに白面の者に向かううしおととらを描いた。
本当にただただうしおととらな歌詞だったので
LUNKHEAD的にこれ大丈夫ですか?みたいなことを言われたけど
うしおととらのタイアップの曲で
うしおととらのことを書かないで何を書くの?的な
今日びアニメのタイアップなんて
若手バンドのプロモーションの要素が強いのかもだけど
うしおととらやぞ
ここぞとばかりにそりゃうしおととらを歌うわ。
だからか
原作ファンからもめちゃくちゃ評判が良かった。
原作の藤田先生も
歌詞に潮ととらを出してくれてありがとうLUNKHEAD!
ってツイートしてくれた。
そして不思議とそれは
何だかLUNKHEADぽかった。
俺は潮みたいにまっすぐで強くないから
俺自身の言葉ではこういうことは歌えなかったと思う。
だけど潮に憧れた10代があって
で30過ぎた俺が今こうやって潮ととらと一緒に戦えてて
だからそばにいる潮のおかげで紡ぎ出せた感覚がある。
うしおととらって読んでると
本当に一緒に自分も戦ってる気持ちになるんです。
すごい漫画です。

アニメの潮役の声優だった畠中祐君と対談させてもらった時も
声優陣も本当に物語に、白面の者に飲み込まれてて
仕事って感じじゃなかったと。
白面の者と戦うシーンのアフレコの日は
決戦前夜を聴いて自分を奮い立たせてたと言ってくれて。

で、シングルのジャケットがまた
新井君が申し訳なさそうに
アニメの絵になってしまうんですけど…って言ってきて
俺ら全員
まじで!!めっちゃすごいやん!!最高やん!!
みたいな感じで盛り上がってたら
新井君は
え…!嫌じゃないんですか…?あ、そういう感じですか?
とびっくりしてた。
いや、そうやろ。うしおととらやぞ。
ジャケットはアニメの製作チームがわざわざ描き下ろしてくれた
白面の者と潮の母須磨子が向かい合い
その間に潮がいる構図で
めちゃくちゃかっこいい。
今思うとこれ、歌詞集のカバーの青と表紙の赤に似てるね。

まさかうしおととらを読んでいた20年後に
今度はうしおととらと一緒に白面の者と戦える日が来るとは思ってもなかった。



‎LUNKHEADの"決戦前夜"
‎曲・3:45分・2016年
music.apple.com

合田です!

しばらく投稿が空いてしまいました。
小高の曲解説ブログは毎日更新されてますね。
あれ、僕からしてもほぉ〜!となるのでおもしろいです。
ファイナルまでに終わるのかな〜。

さて、ALL TIME SUPER TOURファイナル3/12(木)TSUTAYA O-EASTですが、昨日発表があった通り、無観客配信ライブならぬ【無限観客配信ライブ】となりました。
発表が遅くなってしまったことをお詫びさせてください。
本当に申し訳ございませんでした。
メンバーコメント、当日の配信詳細はオフィシャルHPをご覧ください。



ここに至るまで本当にいろんなことがありました。
毎日のようにメンバー、事務所スタッフと話し、関係各所と協議し、社会情勢を注視する日々。
昨日の意見と今日の意見が真逆、なんてことの繰り返しでした。
でもこの日々と、この決断は語弊を恐れずに言えば、正しいものだと思っています。
みんなに不安要素なく楽しんでもらいたい、だからこその決断です。
ご理解いただけると嬉しいです。
もちろん、会場でみんなと一緒にライブしたかったです。
20周年ツアーのファイナル、そして所属事務所からの卒業ライブ、いろんな意味合いが込められた特別な一日ですしね。
そういう意味では残念ではありますが、逆に前向きに捉えれている部分もあります。
というか相当前向きです。
全国のみんなと、どこにいてもスマホ越しPC越しにライブで繋がれる、これって最高じゃないでしょうか。
確かにあのライブハウスの爆音を浴びることはできませんが、同じ時間を全国のみんなとどこにいても共有できる、これってすごいことです。
一昔前だったら無理だったことが今は当たり前のようにできる。
これから先、こういうことをやるアーティストさんも増えてくるでしょう。
とてもわくわくしています。
配信だからっておとなしく弾きませんよ、僕は(笑)。
暴れ倒します(笑)。(カメラさんごめんなさいね笑)
そのへんも楽しんでいただければと思います!
さらに今回Youtube Super Chatを導入しました。
いわゆる「投げ銭」と言われるシステムです。
今Youtubeだけじゃなくていろんなアプリ等でやってる人多いですよね。
Youtube Super Chatはとても手軽にできるのでご協力いただける方がいらっしゃいましたらお願いします。
(チャットの下あたりにある¥マークからご利用いただけます)
もちろん、無料配信なので気にせず楽しんでいただいて構いません!
どんどんチャットしていろんなファンの方と当日を分かち合っていただけると嬉しいです。
あ、チャンネル登録はお願いしますね❤(笑)
さらに「#LUNKHEAD」を使ってSNSで拡散してもらえるとまたトレンド入りするかもしれません
暗い話題が多い今日この頃、楽しいトレンドがあってもいいんじゃないかと思います。
セットリストも配信だからって短くすることなく、予定通りフルでお届けします。
もうこれでもかとベストオブベストオブベストなLUNKHEADを楽しんでいただけるでしょう。
二度とない、スペシャルな、プレミアムな一夜になります。

Youtubeチャンネルはこちら↓

あ、あと「アス」のリリースも決まりました。
LUNKHEADとファンのみんなの共作。
素晴らしい作品です。
スペシャルブックレットがついてます、が、これ、泣けます。
直球最後の作品、是非手にしてほしいです。
これです↓


やりますよ、我々は。

最高のライブをやってやる。

みんなと一緒にね。

最高に、最大に、心の奥まで楽しみましょう!

それではみなさま、3/12(木)19:00〜、よろしくお願いします!

こないだのLINE LIVE、前のドラムの龍と
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