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(C)「くるり 20回転ライブ@立命館大学“ロックコミューン”部室」/SPACE SHOWER TV

2016年9月1日(木)、多様な音楽性で幅広い層から支持されるロックバンド「くるり」が結成20周年を迎え、それを記念したライブがLINE LIVEで生配信された。ライブが行われたのは、立命館大学の学生会館の一角。この場所で、くるりが結成されたのだ。

そう広くない部屋にまず現れたのは、なんと結成当時のオリジナルメンバーだった森信行。続いて佐藤征史と岸田繁がふらっと姿を現し、森信行を「元祖くるり」と紹介した。もう一人のメンバーファンファンは本日は育児休暇中でどこかで配信を見ているらしい。
 
「今日は公開練習ってことで、当時の楽曲を振り返りたいと思います」と佐藤が語ると、ごく自然な感じですっと演奏が始まった。1曲目はメジャーデビューシングル『東京』のカップリング曲『尼崎の魚』。「20年前にタイムスリップしたみたい」という視聴者コメントの通り、これまでさまざまな音楽に影響されつつ多様な作品を生み出していたくるりが、デビュー当時そのままのメンバーでその芯の部分に1ミリのブレもないことを示した。

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(C)「くるり 20回転ライブ@立命館大学“ロックコミューン”部室」/SPACE SHOWER TV

トークをはさみながら、その後『虹』、『リバー』、『7月の夜』、『夜行列車と烏瓜』、『モノノケ姫』、『ばらの花』、『GO BACK TO CHINA』、『ARMY』を演奏。『虹』での岸田のギターソロが長かったり『ばらの花』でエフェクターを駆使したりと、当時とは異なるアレンジで、20年目ならではの演奏に視聴者も大満足の様子。

 「この部室で何曲ぐらい作ったかな」という佐藤のコメントに、「『ワンダーフォーゲル』のAメロをここで作ったけど、最初はロックっぽくて4つ打ちじゃなかった」と、制作秘話も明かした。 

『GO BACK TO CHINA』では岸田が気まぐれで演奏を始め、最初の数フレーズを歌ったところで終了。「終わりかーい」「やめるんかーい」といった視聴者のコメントを見て、「ここで終わってもいいと思うんですよ。すごく思わせぶりなことを言って登場した人が何も言わずに去っていくってすごくないですか?(笑)」と、岸田節で笑いを誘った。

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(C)「くるり 20回転ライブ@立命館大学“ロックコミューン”部室」/SPACE SHOWER TV

演奏の合間には、スマホを取り出し、配信もしっかりチェック。デビュー当時のくるりの姿に喜ぶファンのコメントを読み上げ、「お茶の間の反応見ながら演奏できるとか、すごい時代になりましたね」と時代の流れをしみじみと感じる3人。

そして9曲目の『ARMY』演奏後、「誕生会みたいなもんですしね、打ち上げ会場も予約済みなので」ということで、名残惜しいが最後の曲に。岸田はわざわざメジャーデビュー時に使ったギターに持ち替え、デビュー曲『東京』を披露した。最後には、岸田が「せっかく結成メンバー集まったから歌っとこうか」と、お誕生日のうたを合唱。20年前と変わらぬくるりの姿にファンも大満足の、夢のような1時間半が終了した。 

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(C)「くるり 20回転ライブ@立命館大学“ロックコミューン”部室」/SPACE SHOWER TV


【番組概要】
くるり結成20周年記念ライブ生配信
配信日時:2016年9月1日(木)19:30~ 

【セットリスト】
01. 尼崎の魚
02.セッション曲
03. 虹
04. リバー
05. 7月の夜
06. 夜行列車と烏瓜
07. モノノケ姫
08. ばらの花
09. GO BACK TO CHINA
10. ARMY
11. 東京

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