月別アーカイブ / 2020年07月

第159回直木賞を受賞し、「動機はそちらで見つけてください」 アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる島本理生の同名小説を映画化した『ファーストラヴ』に中村倫也、芳根京子、窪塚洋介が出演していることが発表されました。
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本作で主演を務めるのは北川景子。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の公認心理師・真壁由紀を演じます。ミステリアスな容疑者に翻弄されながらも、彼女の心理を解明していくうち、自身が心の奥底にしまい込んでいた"ある記憶"も暴かれていくという複雑な役どころを体当たりで演じ、女優としての新境地を見せています。監督は『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ『TRICK』シリーズや『SPEC』シリーズなど数々のスタイリッシュなサスペンスで熱狂的なファンを生み出してきたヒットメーカー・堤幸彦。さらに脚本は、「八日目の蝉」(NHK)や『彼女がその名を知らない鳥たち』の浅野妙子が手掛けます。

今回出演が発表された中村倫也は北川景子演じる由紀の義理の弟で、由紀とともに、事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉役に挑みます。中村は本作でクールでドライな弁護士をまさに体現。「ここまで頭から離れなかった人物は初めてかもしれません」と語るように、由紀の過去の記憶のカギを握る難しい役どころだが、中村が放つ色香や佇まい、表情の機微が、張り詰めた糸のごとく、見る者に心地よい緊張感を与えます。

由紀と迦葉が向かい合う父親殺しの容疑者・聖山環菜を、名実ともに若手トップクラスの芳根京子が演じます。父を刺殺しながらも供述を二転三転させ、「環菜と向き合えば向き合うほど、引きずり込まれそうで震える恐怖を、初めて味わいました」と振り返るほど真意のつかめない複雑なキャラクターを、鬼気迫る演技で熱演。

そして、由紀の夫であり、迦葉の兄、二人のよき理解者となるカメラマンの真壁我聞を窪塚洋介が温かく優しい眼差しで演じます。窪塚は、「求められたのは"何もしない"こと」と落ち着いたトーンで作品に抑揚と緩急をつけ、物語に奥行きを持たせています。

各コメントは以下です。
◆中村倫也(庵野迦葉役)
このビターな世界の中で、迦葉はどんな過去を背負い、またどんな未来を歩いていくのか、日常生活まで入り込むほどずっとず〜っと考えていました。ここまで頭から離れなかった人物は初めてかもしれません。僕がこの世界に入る前から一ファンとして多大なる影響を受けてきた堤さん、窪塚さん。もはや百戦錬磨の芳根さん。そしてなにより、同世代の星、北川さん。試写の案内が届くのが楽しみな今日この頃です。ご期待ください。

◆芳根京子(聖山環菜役)
環菜と向き合えば向き合うほど、引きずり込まれそうで震える恐怖を、初めて味わいました。撮影が終わった今も、思い出すと涙が溢れます。現場の温かい空気と、スタッフ・キャストの皆様に心から救われました。真壁先生が北川さんで本当に良かったです。初めての堤組で経験させてもらった事は、一生忘れません。

◆窪塚洋介(真壁我聞役)
何もしないことの難しさ。 堤監督との12年ぶりの仕事で求められたのは"何もしない"こと。何の狙いも持たずにただただ良き夫、良き兄としてカメラの前で在ることは想像以上に難しかった。 つい作為的になりがちなところを北川景子さん始め、演者とスタッフが真摯に自分の仕事に向き合う様に支えられて挑戦することが出来たように思います。

◆堤幸彦監督
今回のキャストはまさにベストな人選であった。お陰で密度の濃い化学反応がいくつも。
中村氏は眉目秀麗な弁護士を演じるが、彼の役が持つ『影』はストーリーの低いところで少しずつ温かい流れとなって全体をくるんでいく。難しい役どころだったがストイックに演じ切ってくれた。
芳根京子さん。役に憑依するとは彼女の事だ。撮影のシステムも熟知していて狙った場所で狙った以上の演技をする。まさに天才。涙の魔術師。
そして盟友 窪塚洋介。いろいろと過去から演じてもらったが、今回はまさに「はまり役」ではないか。信念と優しさ、まるで扇の要のようにいい声で動揺する魂を鎮めていく。
他にもたくさんのこの映画にとっての適材適所な役者が渦巻いている。本当にたくさん。なんとも贅沢な作品作りであった。感謝!

映画『ファーストラヴ』は2021年全国公開。
映画公式サイト

配給:KADOKAWA
(C)
2021『ファーストラヴ』製作委員会
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累計2500万部突破の同名大人気スポーツ青春漫画を実写映画化した映画『弱虫ペダル』の撮影中のオフショット映像&写真が初公開されました。
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本作は主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(おのだ さかみち)。あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなった坂道が、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為にレースでの勝利を目指す、今年一番熱い青春ストーリーです。

先日のキックオフイベントで永瀬が「暑かったり、寒かったり、雨が降ったり、さまざまな状況での撮影は過酷でした」と語るように、ハードな撮影の中で本気でキャスト達が挑んだ自転車の走行シーンに注目が集まっている本作。今回は、そんな過酷な撮影現場の合間に、本物の部活のように和気あいあいと過ごすオフショット映像が公開されました。
 
映像では、永瀬、伊藤、坂東の三人が制服姿で休憩中にはしゃぐ姿が。まるで現役高校生のように坂東のカメラに向かって無邪気な笑顔をみせる永瀬と伊藤。

坂東はとにかくカメラの回っていないところでも元気にはしゃぎ回り、メイキングカメラを異常に意識したり、自らスタッフのカメラをもって撮影したりと、そのはしゃぎぶりに周りからは「鳴子劇場」とまで言われていたほどだったそう。本作でクールな今泉を演じた伊藤からは、その様子にしばし愛のあるダメ出しやツッコミが入る場面もみられた。そして、走行シーン撮影の合間には、永瀬の足元で暖を取る坂東が、一人離れたところにいる伊藤を見て「いじけちゃったよ」といじると、永瀬が坂東にすかさずつっこんだりと、1年生トリオの仲睦まじい様子をみせています。

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また、坂東カメラで撮影した竜星・栁・菅原の写真も公開。早朝から日没までの限られた撮影時間の中で、夕焼けをバックに3年生たちを撮影するも先輩たちからはやや不評のよう。しかしその撮影の様子は部活の合宿のように和気あいあいとしており、ハードな撮影で疲れ切っていながらも、充実感溢れるキャストたちの姿が収められています。

映画『弱虫ペダル』は8月14日(金)より全国公開。
映画公式サイト

配給:松竹
(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008
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乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波の出演で、4月にオンエアされたTVドラマシリーズ「映像研には手を出すな!」が早くもBlu-rayとDVDで、9月16日より発売されることが決定!
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"最強の世界"を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の姿を、独特な世界観と共に描き出す本作。作品のアイデアを次々と生み出す、極度の人見知りな主人公・浅草みどり役に齋藤飛鳥。超お嬢様でカリスマ読者モデルながらアニメーターを目指している天真爛漫な水崎ツバメ役に山下美月。アニメに興味はないものの金儲けの嗅覚と持ち前のビジネスセンスでプロデューサー的立ち位置の金森さやか役に梅澤美波。普段は国民的アイドルグループのメンバーとして華麗に活躍する3人が体当たりの演技で挑み、その迫真の演技とVFXを駆使した映像のクオリティの高さで、SNS上で大きな盛り上がりを見せてきました。

Blu-rayとDVDにはドラマ本編はもちろんのこと、全6話分の「ビジュアルコメンタリー」、また各話終了後にSNSで公開され、主演の齋藤飛鳥本人も毎週楽しみにしていたというほど、各方面で大きな話題を呼んだ「VFX BREAKDOWN」など、ファン必見の映像特典を収録。さらに、5法人限定でバンドル商品の発売も決定。セブンネットショッピングでは名シーンを切り取ったポストカード18枚セット付、楽天ブックスでは水崎氏のオレンジタオルと扇子セット付商品が販売されるなど、それぞれのショップでしか手に入らないオリジナルグッズ付商品がラインナップされています。
9月25日公開の映画版 "最強の世界" へ突入する準備にぜひドラマの振り返りを!

TVドラマシリーズ「映像研には手を出すな!」Blu-ray&DVDは9月16日(水)より発売
映画『映像研には手を出すな!』は9月25日(金)より全国公開
公式サイト

発売元:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
販売元:東宝株式会社
©2020 「映像研」実写ドラマ化作戦会議 ©2016 大童澄瞳/小学館
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