❶釣りの話

最近は曲作りをするとき、よく「釣り」をイメージする。
海の中に獲物はいるはずだが、どんな姿なのかは釣り上げるまで分からない。大物かもしれないし、小物かもしれない。
で、あんまり釣れないときは、場所が悪いか、竿がわるいか、餌がわるいか、あるいはそもそも技術がないのか。それとも運がわるいだけなのか。とか考える。
でも、結局いちばん大事なのは、「根気」なんじゃないかと考えたりして、もう少し辛抱して続けてみると、釣れたりなんかする。
もちろん、「体力」も必要で、大物がかかった時はそれを釣り上げる筋力みたいなものがなければいけない。

というわけで、ツアーが終わったら、「釣り」がしたい。

❷ラーメンの話

バンドのライブのセットリストを見るときに、「ラーメン」をイメージする。
ラーメン屋のメニューをみると、とんこつラーメンとか、味噌ラーメンとか醤油ラーメンとか、餃子やチャーハンもあったりするが、私はそういうなんでもあるラーメン屋はあまり好きではない。
宮崎の「きむら」や鹿児島の「海乃屋(写真参照)」はメニューはひとつ。『ラーメン』のみ。
それがとんこつか、醤油か、ジャンルは不問。その店にとってのラーメンとは、それ一つなのだ。
セットリストにも、いろんな曲があるが、やはり、これが私たちの『ロック』だという筋が通っていると良い。

しかし、そういう頑固一徹なラーメン屋が、夏の期間だけ、「冷やし中華」を出したりして、これがまた美味かったりする。

長尺のライブだと、こういう冷やし中華的な曲をできるのもまた良い。

インスタントなら、「うまかっちゃん」が二位と大差をつけて優勝だ。これは6歳の頃から変わらない。

tzHwPvu5KF.JPG

辛いことや、嫌なことは次々とおこるけど、楽しいことは、たまーにしか起こらない。

辛いことや、嫌なことは待っていなくてもやって来るけど、
楽しいことは、こちらから探しにいかなければ出会えない。

それでも、楽しいことは起こるものだから、やめられない。

「書を捨てよ、町へ出よ。」とはかくいうことだとおもう。

こんな私にも、東京で友達ができた。
彼らにであえたことは、東京に出てきてよかったと思う理由の、大きな一つになっている。

お互い良い10周年を迎えよう。

_var_mobile_Media_DCIM_100APPLE_IMG_0908.JPG

58tVgspNIj.jpg
「永遠について語るとき、私たちの語ること」について語ること

「永遠なんてものはないから、今を生きよう」という考え方を一回棚に上げて、「永遠はきっとあるから、心配しないで」というアルバムです。

なんでこんな考え方をするようになったかというと、プライベートなことから、バンドのことから、周りでおこっていること、色々ときっかけはあるのですが、今の自分にとってはこの考え方がピッタリあっているし、世の中にとっても必要な考え方だと思っています。

「色んなモノの考え方があって正解も不正解もない」のは確かで、私も「Lie to myself」や「Oh my God」では、そう歌っているのですが、「変わらないもの」は必ずあります。
それがあるから私たちはこの星に生まれ、生きているのです。

そしてそれは目には見えないから、確かめられません。心のなかで信じるしかないのです。それは「愛」という言葉が近いのかもしれませんが、どうもその言葉を使うのが照れ臭くて、こんなタイトルのアルバムになってしまいました。

いろんな場所で、いろんなシチュエーションで、このアルバムを聴いて頂けたらうれしいのですが、、しいて言うなら、、憂鬱な朝や、落ち込んで眠れない夜に聴いてみて欲しいです。これはバンドの希望じゃなくて、私のかなり個人的な理想です。

そして、少しの間でも嫌なことを忘れて、正しい自分の姿に戻る手助けになれば嬉しいです。「正しい」というのは、悲しいことに涙し、嬉しいことに笑えるような状態です。美味しものを食べて美味しいと言え、つらいときに友達に電話をかけられる状態です。

歌詞の意味が分からなくても全然よいです。「なんか分かんないけど、この曲聴くと気が晴れる」。そんな一枚になれば、そんな一曲が含まれていれば、私はこのアルバムをつくって本当に良かったと思うし、極端ではありますが、音楽をやっててよかったと思います。

「永遠について語るとき、私たちの語ること」を、宜しくお願い致します。

※とはいえ歌詞の意味でどうも気になることがあればいつでまお尋ねください。コメント、Twitterなんでも、ライブ中に挙手していただいても。

YUioH6isw5.jpg


↑このページのトップへ