これまでお伝えしてきたように、若い時分から無理をして分不相応なお家を購入する必要はありません。若い時は誰でも十分なお金や所得はないものです。それは当然のことなので、焦る必要もなければ、親を恨む必要もありません。でも「家を持ちたい」と思うのであれば、お金や所得が少ないなりにも準備をしておくことが必要です。

では家とどのように関わっていけばよいかと言いますと、当然ですが、貯金をするべきです。毎月できる範囲で構わないので。数百万円の貯金が出来れば、角地が買えたり、好きなメーカーで家を建てることもオプションを自由に選べぶことも出来るでしょう。数十年という長い期間過ごす家ですから、数百万円の差で大切な立地や環境を我慢する必要はなくなります。

しかし、貯金が出来なくても、今は殆どの部分を超低金利の住宅ローンでまかなえることが出来ますので、そんなに悲観的になる必要はありません。マイカーローンや教育ローン等に比べて住宅ローンの金利の低さは皆様ご存知の通りです。ではなぜ貯金を進めるのかと言いますと、新居に引っ越す際には目に見えないお金が必要になるからなのです。今は家具、家電やカーテン、引っ越しに至るまで住宅ローンに組み入れることは可能なのですが、想定外の小物や消耗品の出費は少なからずあるものです。その時に多少でも貯蓄がないと新生活のスタートがスムーズに切れません。だからこそ、お金を貯めようという当たり前のことをお伝えしたかったのです。

けれども、貯金はそう簡単にできることではありません。「もうちょっと頑張って毎月お金を貯めておけば良かった…。」「5年前から貯金を始めておけば良かった…。」なんて悲しい思いをすることもあるでしょう。だから今月から少しずつでも貯金を始めてみてください。習慣さえつけてしまえば知らないうちに貯まっていくでしょう。



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とはいうものの、「そんなこと分かっているけど出来ない!」と思っておられる方がいらっしゃるなら、私あてに"ブログを見た"と言ってご連絡ください。新生活をスムーズにスタートできる裏ワザをこっそり教えますので。(^^)/


今回で、「家を買うぞ!と本気で決心する前に考えて欲しいこと」についてのお話は終了とさせて頂きます。今後「理想の家のイメージ作り」についてお伝えしていこうと思います。


次回「『とにかく買う』から『選んで買える』時代になりました」につづきます







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