お知らせ

家を買おうというとき、多くの人たちは「現在の自分たちの状況からすると、どの程度の家が買えるのか」という『制限』から考えていきがちです。無理をしないためにはそれも大切なことですが、『制限』を考えていくのは実際に購入する段階になってからでも遅くはありません。

ではまず、現実的な条件を一旦忘れて、理想の家を考えてみるために自由奔放な発想をしてみましょう。みなさんはどんな家に住みたいですか?住みたい家のイメージを自由に膨らませていくことが、本当の理想の家を手に入れるためには欠かせない作業なのです。家を選ぶとして、どんな点を重視するのか、下記の項目でチェックしてみてください。実現可能かどうかは考えずに、当てはまるものは片端から選んでいきましょう。

□会社に近い家を選びたい
□妻の会社に近い家を選びたい
□実家に近い家を選びたい
□妻の実家に近い家を選びたい
□海や山に近い家を選びたい
□都会に近い家を選びたい
□畑や田んぼに近い家を選びたい
□静寂のある場所で家を選びたい
□にぎやかで喧騒的な場所で家を選びたい
□繁華街が近い家を選びたい
□仕事の能率や効率を最優先させたい
□子どもを育てるのに最適な環境を選びたい
□自分の趣味が思いっきり楽しめる環境を作りたい
□とにかく家ではくつろぎたい
□こどもの通学、学校区を最優先に家を選びたい
□実家への帰省に便利な沿線に住みたい
□たくさん集めた趣味の収集品を家に展示したい
□自分の書斎が欲しい
□子どもに部屋があればよい
□セキュリティを重視したい
□庭でガーデニングをしたい
□毎晩部屋からきれいな夜景を見たい
□きれいな空気のところに住みたい
□時間を効率よく無駄にならないように使いたい
□子どもに友達がたくさんできるような環境を選びたい
□とにかく通勤時間を短くしたい
□休みの日には家の周りで何かしらレジャーを楽しみたい
□満員電車にできるだけ乗らないようにしたい
□家と事務所を兼用にしたい
□家とスタジオやお店を兼用にしたい
□妻が住みたい家を選びたい
□家の近くで農業をやりたい
□とにかく広い家に住みたい
□自分で自由に設計したい
□地震に強い安全な家に住みたい
□人生の自由度をいつも持っていたい
□長期のローンを組むようなリスクをできるだけ背負いたくない


いかかでしょうか?自分の望んでいるライフスタイルの傾向がわかってきたのではないでしょうか?

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次に選んだ項目に優先順位をつけてみてください。
自分が家に対し、何を最も重視し、何を望んでいるのかがわかってくると思います。同じように奥様にもこの項目チェックを試してもらい、お互いの優先順位を確認し合ってください。この項目にない条件がある人は、どんどん書き入れていきましょう。

ただし、ここでチェックした項目は「現時点でみなさんが望んでいるライフスタイル」です。一通り確認した後は、少し長いスパンで自分がどのようなライフスタイルを送りたいか考え、将来の自分がどのような家を望むかにも思いを馳せてください。というのも、私の周りの人々やお客様をみていると、20代、30代、40代と年齢を重ねるなかでいくつかの契機があり、それによって住みたい場所や家の種類が変わってくることが多いと感じるからです。

多くの若者が刺激を求めて大阪市内に夜ごと集うように、繁華街に近い家を望む若い人が多いのはある意味本能的で自然なことかもしれません。しかし、30代になるくらいから、この若者の画一的な嗜好に変化が出てくるようで、自分の生き方を見直し、「あれ?僕にはこの街の喧騒は合わない・・・。」など自分の肌で何かを感じ、郊外志向の人も現れてきます。
また、結婚や出産といった大きなライフイベントによっても家の嗜好は変わってきます。子どもができれば、自分たちの嗜好より、子どものための環境が最優先事項になるでしょうし、実際にそういうお客様もたくさん見てきました。

家は大きな買い物ですから、住み替えて別の暮らしをしたいと望んでも、なかなか身動きがとれないという状況が起こり得ます。そのことも理想の家選びをする際に念頭におかなければならないでしょう。

今回で「理想の家のイメージ作り」についてのお話はおしまいです。


次回「理想の家に伴うリスクを知る」につづきます







私が代表を務めております、株式会社ライトハウスのホームページはこちらです https://light-house-osaka.com

今回と次回に分けて「理想の家のイメージ作り」について触れてまいりたいと思います。

人が生活していく上で大切なものを「衣食住」という言葉で言い表します。着るものがあって、食べるものがあり、住む家があれば、とりあえず人間は暮らしていけるということですが、今は衣・食については十分すぎるほど満たされていると言っていいでしょう。

住にしてもインテリアの部分に関しては随分と充実しています。ソファーやテーブルは自分の好みのものを揃える、自分好みのテイストで部屋の中を飾るということが今は当たり前のようにできる時代になりました。

そうした中で、唯一自分の思い通りのものが買えなかった最後の部分が「」なのです。住=家だけが自分のライフスタイルに合わせて自分らしいものを求めることができなかったものなのです。それがここに来てようやく実現できるようになってきたと私は思います。

もちろん今でも家を持つことは大変なことですが、親の世代よりも選択肢は驚くほど広がってきています。以前は会社まで一時間以上離れた地域に庭付き一戸建てを買うことが共通した『夢のマイホーム』でした。しかし、現在では多種多様になってきています。

人気がある地域でないとヤダ、という人は、もうしばらくは貯金をして頂くしかありませんが、そうでなければ、いくらでも選択肢はありますし、背伸びをしなくても十分にいい家を手に入れることができるようになりました。


皆さんの趣味・嗜好も皆さんの人生の数だけ存在することでしょうから、趣味・嗜好やライフスタイルから出発して家を選びはじめて、それから、買う。それによって自分の人生を豊かにする。家を購入する際には、ぜひそこを大切になさってください。


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次回「理想の家に近づくための手がかりを探してみましょう」につづきます







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これまでお伝えしてきたように、若い時分から無理をして分不相応なお家を購入する必要はありません。若い時は誰でも十分なお金や所得はないものです。それは当然のことなので、焦る必要もなければ、親を恨む必要もありません。でも「家を持ちたい」と思うのであれば、お金や所得が少ないなりにも準備をしておくことが必要です。

では家とどのように関わっていけばよいかと言いますと、当然ですが、貯金をするべきです。毎月できる範囲で構わないので。数百万円の貯金が出来れば、角地が買えたり、好きなメーカーで家を建てることもオプションを自由に選べぶことも出来るでしょう。数十年という長い期間過ごす家ですから、数百万円の差で大切な立地や環境を我慢する必要はなくなります。

しかし、貯金が出来なくても、今は殆どの部分を超低金利の住宅ローンでまかなえることが出来ますので、そんなに悲観的になる必要はありません。マイカーローンや教育ローン等に比べて住宅ローンの金利の低さは皆様ご存知の通りです。ではなぜ貯金を進めるのかと言いますと、新居に引っ越す際には目に見えないお金が必要になるからなのです。今は家具、家電やカーテン、引っ越しに至るまで住宅ローンに組み入れることは可能なのですが、想定外の小物や消耗品の出費は少なからずあるものです。その時に多少でも貯蓄がないと新生活のスタートがスムーズに切れません。だからこそ、お金を貯めようという当たり前のことをお伝えしたかったのです。

けれども、貯金はそう簡単にできることではありません。「もうちょっと頑張って毎月お金を貯めておけば良かった…。」「5年前から貯金を始めておけば良かった…。」なんて悲しい思いをすることもあるでしょう。だから今月から少しずつでも貯金を始めてみてください。習慣さえつけてしまえば知らないうちに貯まっていくでしょう。



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とはいうものの、「そんなこと分かっているけど出来ない!」と思っておられる方がいらっしゃるなら、私あてに"ブログを見た"と言ってご連絡ください。新生活をスムーズにスタートできる裏ワザをこっそり教えますので。(^^)/


今回で、「家を買うぞ!と本気で決心する前に考えて欲しいこと」についてのお話は終了とさせて頂きます。今後「理想の家のイメージ作り」についてお伝えしていこうと思います。


次回「『とにかく買う』から『選んで買える』時代になりました」につづきます







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