これまでお伝えしてきたように、若い時分から無理をして分不相応なお家を購入する必要はありません。若い時は誰でも十分なお金や所得はないものです。それは当然のことなので、焦る必要もなければ、親を恨む必要もありません。でも「家を持ちたい」と思うのであれば、お金や所得が少ないなりにも準備をしておくことが必要です。

では家とどのように関わっていけばよいかと言いますと、当然ですが、貯金をするべきです。毎月できる範囲で構わないので。数百万円の貯金が出来れば、角地が買えたり、好きなメーカーで家を建てることもオプションを自由に選べぶことも出来るでしょう。数十年という長い期間過ごす家ですから、数百万円の差で大切な立地や環境を我慢する必要はなくなります。

しかし、貯金が出来なくても、今は殆どの部分を超低金利の住宅ローンでまかなえることが出来ますので、そんなに悲観的になる必要はありません。マイカーローンや教育ローン等に比べて住宅ローンの金利の低さは皆様ご存知の通りです。ではなぜ貯金を進めるのかと言いますと、新居に引っ越す際には目に見えないお金が必要になるからなのです。今は家具、家電やカーテン、引っ越しに至るまで住宅ローンに組み入れることは可能なのですが、想定外の小物や消耗品の出費は少なからずあるものです。その時に多少でも貯蓄がないと新生活のスタートがスムーズに切れません。だからこそ、お金を貯めようという当たり前のことをお伝えしたかったのです。

けれども、貯金はそう簡単にできることではありません。「もうちょっと頑張って毎月お金を貯めておけば良かった…。」「5年前から貯金を始めておけば良かった…。」なんて悲しい思いをすることもあるでしょう。だから今月から少しずつでも貯金を始めてみてください。習慣さえつけてしまえば知らないうちに貯まっていくでしょう。

asu9Knexno.JPG

とはいうものの、「そんなこと分かっているけど出来ない!」と思っておられる方がいらっしゃるなら、私あてに"ブログを見た"と言ってご連絡ください。新生活をスムーズにスタートできる裏ワザをこっそり教えますので。(^^)/


次回につづきます







私が代表を務めております、株式会社ライトハウスのホームページはこちらです https://light-house-osaka.com

戦前はほとんどの人が借家でしたが、高度経済成長期頃からは多くの人が家をもてるようになりました。 

とは言っても、日本では若い時には賃貸に住み、一定の年齢に達すると家を買うのが普通という考えが古くからあるのも事実です。また、お金のない人が賃貸で、お金のある人のみが家を所有しているというのも現実でした。 

しかし、このかつての常識は現在では見事に崩れ去ってしまっています。 

現在のお金持ちの象徴であるIT社長やIT長者が多く住む六本木ヒルズはほとんど賃借人です。つまりヒルズ族の多くは月100万円以上という高い家賃を払って借りているのです。 資産数百億円を持つ彼らは家に対し、将来どうなるかわからないから、不動産を購入することはリスクである、という意見が多いようです。 

こうした富裕層の思考の変化に伴い、現在はグレードの高い賃貸物件も多く作られるようになっています。 

10~20年前では賃貸物件は分譲物件に劣るというのが当たり前で、狭くて設備も貧弱という物件が多く、そういった理由で賃貸物件が嫌われていたのでした。 しかし現在では鉄筋コンクリート造で広さもあり、仕様も分譲マンションに似た優良な賃貸物件が全国的に大量に供給され続けています。 

そして、一部エリアでは供給過剰になっています。そのため賃貸市場ではお客様獲得競争が起きており、入居後、一定期間賃料が発生しないフリーレント物件や敷金・礼金をとらないといった物件もたくさんあり、賃料も過剰競争にさらされ、近年はやや下落しており、この傾向は少子高齢化に伴って今後も続くと思われます。 

分譲マンションに負けず劣らずの防音対策が施され、キッチンやバス・トイレの仕様も質が高く、耐久性もある物件が大量に供給されており、今後も供給され続けていくと思われますので、すぐに家を購入することなく、しばらくは優良な賃貸物件で暮らすという選択もアリでしょう。 

そうなると、購入か賃貸かどちらを選ぶかはますます得か損かだけで判断できなくなっていきます。不動産の購入は損得ではなく、ご自身のこれからの人生、ライフスタイル、生き方、パートナーの意見などによって、総合的に考えていかなければならないのです。
4xe3hqs4S8.JPG


次回「できる範囲で貯金をしましょう」につづきます



私が代表を務めております、株式会社ライトハウスのホームページはこちらです https://light-house-osaka.com

p_IB0TFNSA.JPG
「焦って買う必要はない」と強調するのには、かつてのように「家を持つほうが得であるとは必ずしも言えない」というもうひとつの理由があるからなのです。

昭和40年代から50年代に家を買った人の家自体は老朽化して価値はないかもしれませんが、土地の値段でみれば買った当時の数倍になっているケースがほとんどです。ですから私たちの親世代で現在80歳位の高度経済成長期に家を購入した方々は「買っておいてよかった」という思いを持たれている方が大半です。

ところが平成元年前後のバブル期に購入した方の家の現在の価格は当時の4分の1程度にしかならないケースが多いのです。つまり、含み損を抱えたまま未だにローンを返している状態です。さらにリストラなどで給料が下がったり、失業した方の中には毎月の住宅ローンが返済できないために自己破産された方もたくさんいらっしゃいます。 

5年前までは日本が抱える就労人口の減少、少子高齢化や経済低迷による所得の減少で全体的に見れば不動産は買いやすい価格に下がってきておりましたが、ここ2年は下げ止まりの状況が続き、駅近物件や人気のある一部地域については上昇傾向にあります。

いま現在は、私たちの親世代のように不動産を買っておいたほうが後々間違いなく得であるということはもう言えなくなり、上昇傾向にあるほんの一部のエリアを除き、将来の値上がりを期待して家を買うという投資的な考えは持たないほうが良いのです。 

次回「しばらくは賃貸に住むという選択もアリ」につづきます


私が代表を務めております、株式会社ライトハウスのホームページはこちらです  https://light-house-osaka.com

最新のおすすめ物件、Facebookで配信中です https://www.facebook.com/lighthouse.osaka






↑このページのトップへ