ハワイへ戻ってきてから約4ヶ月かけて自宅の中の壁を全部塗り替えました!
アメリカだと壁のクロスよりはペンキで塗る方が多く、 業者に頼まずにDIYしちゃう人も少なくないです。

まず最初にするのはペンキの色を決めるところから。
ホームセンターに行くと沢山の種類と色のペンキが並ぶので決めるまでがかなり大変。 またホームセンターによって置いてあるペンキブランドも違うから更に更に大変!

ある程度気に入ったペンキサンプル紙を持ち帰り、 色を数個決める。
そしてまたホームセンターでサンプルサイズのペンキを購入。

下にある小さい缶がサンプルサイズ!
薄いグレーにしたいのはわかっていたけど、何十個もある薄いグレー…笑
最終候補の4つを塗ってみて、最終的に決めたのは

ベンジャミンムーアのグレーアウル。
ペンキのブランドの中にもさまざまなグレードがあり、今回わかったのは…
ペンキをケチるな!!
安いグレードを買うと元の色が滲み出たり、ムラができたり。
ベンジャミンムーアのリーガルのランクはかなり上の方。
インテリア用のペンキをセレクトし、光沢のグレードも選びます。
マット感があるものからかなりキラキラツルツルした物まであります。
大体はエッグシェルで少しマット。 バスルームなど水回りやドアやキャビネットなどはちょっとツルツルなセミグロスを選ぶのが無難。

ホームセンターへ行き、
ペンキのブランド
ペンキのグレード
中用か外用 (インテリアかエクステリア)
ペンキの光沢具合
ペンキの色
を係の方に伝えれば、そこで全て調合してくれます。

ペンキをゲットしたらつぎは塗る準備!

まずはテーピングから。
塗りたくない部分を保護するため、そして滲みやはみ出さない様にしっかりと爪をつかいながらテープを密着させます。

コンセントカバーは外せるものは外し、
難しいものはテープで。


壁にあいてある小さな穴も塞ぎます。 (釘とかの)

中はこんな感じの粘土風になっていて、

穴塞ぎ〜!(前のオーナーさんがかなりのアート好きだったみたいで、釘穴が沢山…)

ちょっと時間を置いて、乾いたら、濡れた雑巾で周りを拭き取ります。

ペンキが落ちるのを防ぐためのドロップクロスを床に敷いたら準備ばっちり。

ペンキのほかにも大事なのはローラーとブラシ選び。
こちらもケチってはいけない!!
安い物は毛がピョンピョン跳ねてしまったり、すぐに筆先が固まってしまったり。

個人的に好きなタイプのはこちらの斜め型のブラシ。

細かい天井の境目などスラスラ塗れちゃう。

ローラーも沢山の大きさやフカフカ具合があるので、
サイズは壁のサイズなどを考え、
フカフカ具合は極力1番フカフカのを選択するべし!

安い物はすぐにぺちゃんこになってしまい、塗り難くなるので
力を入れてしまいがち。そのためムラができてしまいます。

道具の準備ができたところで、ようやくペンキオープン!
お店でシャカシャカと混ぜてくれますが、開けたらとりあえずまたペンキをかき混ぜます。

それをトレイに流し込む。
こちらも沢山のサイズがあるので、ローラーにあったものを選択。

いざ!塗る!
ローラーの場合はVの字をいったりきたり。

アメリカの壁の殆どはデコボコとテクスチャーがついているので、あらゆる方向から塗らないとムラになります。

そしてここも重要ポイント!!
塗りたての色は乾いた色よりかなり明るく、一瞬混乱しがち!

ペンキも勿体無いからとチマチマ使っていくのもNG。
ケチケチせずかなりどっぷりと塗る事によって2度塗りを避けます。

高いところは椅子や脚立を使い、きれいに塗っていく中で問題発生。
玄関の吹き抜けが高すぎて、脚立でも難しかったです。


仕方なくこちらはプロに任せることに。

2人組で約1時間。
吹き抜けと階段部分で$700しました。かなりリーズナブル。
興味本位で家全体頼むとしたらいくらくらいときいたら…
$10,000(130万円くらい)は越えるかもと…ひぇー!!
でもさすがはプロ。使っているローラーのフカフカ具合も子犬並みでした。笑

壁を塗り終え、1時間くらいしたらすぐにテープを剥がします。
長時間しておくと、塗りたての色と一緒にハゲてしまう部分もあるから。

そして完全に乾いたらまたテープを貼り直し、今度は床近くにあるベースボードとドアを真っ白に塗ることに。
使ったのはこちら

ベアーのスカッフディフェンス。
インテリアペイント。
セミグロス(ちょっとツルツル)
色はウルトラピュアホワイト。

元の白と比べたらかなり真っ白!
むしろ前の色はちょっと黄ばんでいたかのような白でした。

こうして徐々に部屋ごとに分けて塗る事4ヶ月。
ようやく完成しましたー!

元の暗めな黄色…緑?の色から

明るくサッパリなグレーへと大変身!


今回使ったペンキの全てはこちら。

壁用が8缶。
ドアやベースボードように5缶(色は一緒だけど、さまざまなペンキブランドや種類をためしたため)。
1ギャロンの1缶大体$30前後したので、
壁で約$240。 ドアで約$100。
ブラシやテープ、その他諸々のアイテムでざっと
$500くらいかかりました。

大変だった部分もあったけど、自分でDIYした方が確実に安い!!

もしアメリカでペンキを塗り直すことがあれば、是非参考にしてみてください!