お知らせ

こんにちは、Last Note.です。

最近、新しい家族が欲しくてたまらないのです。
新しい家族といっても、ペット……犬を飼いたいということです。
僕は前にこんな事を言っていました。

「ペット?いやぁ、よっぽど寂しくならない限り飼う事はないんじゃないかなぁ~?」

どうやらよっぽど寂しくなったようです。追いつめられているようです。
癒されたい……。
そんな思いが強すぎたのか最近、夜中に無意識にスマホを取り出して『癒し すぐ効く』と検索してしまいました。

相当ヤバいやつです。
『すぐ効く』って辺りが必死感が出すぎです。
そんな状態なので、犬に癒されたいのです。

でも僕にはトラウマがあります。

小さい頃、実家で犬を飼っていました。
ペキニーズという種類の子だったのですが、これがまあ全く懐かない!

いや、多分カワイイやつなんですよ。
室内飼いしていたんですが、犬が留守番していて、誰かが帰宅するとその気配に反応して部屋の中から『てってって!』と歩いていって尻尾を振ってお出迎えしてくれます。
帰宅したのが母親(エサをあげたりと一番世話をしていた)だったりするともう大騒ぎです。
尻尾を振って飛び跳ねまくり、ちょっとしたカーニバル。
……でも そこで帰宅してきたのが僕だった時の対応はというと……。

てってって
!(犬、玄関の前でワクワクしながら待機)

僕「ただいま~」

犬「…………はぁ……(こいつかよって感じでため息をついて部屋に戻っていく)」 

知ってますか。犬って結構しっかりしたため息を吐くんですよ。
できればそんな事実は一生知りたくなかったぜ……。
そんな苦い思い出があるので二の足を踏んでいた部分もあるんですが、今度はきちんと世話も頑張って好かれるぞ
!という決意のもとにペットショップへ向かいました。
いい子がいたら連れて帰る気満々という態度の僕に、店員のお姉さんの接客にも熱が入ります。

僕「やばい、この子かわいい


店員のお姉さん「飼ってほしいよ~、って言ってますよっ」 

僕「えっ、でも明らかに寝てませんかこの子」

店員のお姉さん「あれですよ、お客さんに飼ってもらう夢を見てるんですよ
 
僕「ま、マジかぁ……」

なんというバカな会話でしょうか。

でも勢いだけでそのまま買って帰るということは流石に躊躇われたので、家で飼うのに本当に問題はないのかちゃんと調べてからということにしました。
それを伝えた時の店員のお姉さんの冷めっぷりは凄かったです。
ついさっきまでは、

店員のお姉さん「可愛がって欲しいわん♪家族になりたいわん♪」

とか謎の犬語を駆使して犬になりきってアピールしてきてたのに、一瞬で犬語を忘れて
「またご来店くださァ~い……」
と面倒くさそうに言われてしまいました。


帰宅してから、犬を飼う時の注意点を調べます。
色々あったのですが、特に気になったのがこれ。

・フローリングだとツルツル滑って小型犬は足を悪くしてしまうかも
 

マットを敷いたり、滑らないタイプのフローリングにしたりしないと危ないのだそうです。
僕の可愛いまふまふ(※犬につける予定の名前です、歌い手とは無関係です)がケガなんかしたら大変だ

というわけで、今は犬を飼うために引っ越しをするかどうかを真剣に考えているところです。
いつかまふまふ(※しつこいようですが犬の名前です)を家に迎えることができるのか
!?

まふまふはちゃんとトイレを決められた場所でできるようになるのか!?(※犬の事です)

まふまふが高い声で無駄吠えしないようにしつけられるのか!?(※犬だってば)

いつか実際に飼えることになったらお披露目したいなと思っています。
そんな日、来るのかな~……? 

こんにちは、Last Note.です。

昨日6月4日は、R.mylive(略してアルマラ)というユニットで一緒に遊んだりもしている、歌い手のluzくんの1stワンマンライブ「1st TOUR -GENESIS-」を見に行ってきたんです。
随分大きなライブハウスを超満員に埋めて、堂々とステージに立つluzくんを見て、彼と出会ったときの事を思い出したのでなんとなく書いてみようかなと思いました。

それは、確か何人かで集まってSkypeでゲームをしながら話していた時のこと。
夜も遅い時間になり、寝る人も現れ始めたので欠員補充みたいな感じで入ってきたのがluzくんだったと思います。
最初に声を聞いた時の印象は、

「(この人、ずっと瀕死状態みたいな喋り方だけど大丈夫かな……)」

でした。
何しろ弱々しい、力のない、良く言えば優しい声なのです。

直接顔を合わせての会話ではなくネット上での通話だから相手の顔は当然見えず、複数人が一斉に喋り出す事もあるわけなので、luzくんの声は基本的に誰かの声にかき消されていました。
だから、本音のところを言うとそのゲームしている時の印象はほとんどゼロなのです。
ただ、luzくんも翌日のためにそろそろ寝る、という段階になって彼の隠されていた個性が発揮されます。

luz「じゃあみんな、おやすみなさい」 

優しい声色で丁寧に挨拶するluzくん。
でもみんなゲームに夢中なので気が付かないのか、誰も反応しません。

luz「おやすみ~」

みんながゲームに熱中していると、luzくんが数十秒の沈黙を破り、また挨拶してくれます。

ラスノ「えっ、まだいたの?www」

luz「だって、おやすみなさいって誰も返してくれないんやもん……」

今となっては、luzくんらしくて可愛い反応だなって思うんです。
でもこの時は彼の事を何も知らないので、「(コイツめんどくせぇ……)」とか 考えてました。
僕は初対面でしたが他の人はそういうわけでもないらしく、いつものことだと言わんばかりにスルーされてゲームが進みます。

普通なら、あきらめてもう一度おやすみの挨拶をして寝る感じでしょう。
けれどluzくんは違った。

luz「○○たん、おやすみなさい」 

○○「えっ、おやすみ?」 

luz「(嬉しそう)」 

luz「□□たん、おやすみ」

□□「はいはい、おやすみ」

luz「××たん、おやす……」

ラスノ「それまさか全員分やってくの!?」 

確か人数は8人くらいはいるんです。
しかも、相手が返事をするまでひたすらに

あれっ?聞こえてないのかな……○○たん、おやすみ」

とか寂しそうに呟き続けてるんです。
僕はその時思いました。

こいつ変なヤツだ


その後は、何かと話す機会があり少しずつ仲良くなっていった記憶があります。
luzくんと仲のいい歌い手さんとの3人での会話に誘っておいて、僕とその人は完全にはじめましてで何を話していいかもわからないのにluzくんが一瞬で眠ってしまいいなくなり、初対面のその人と数時間喋り続ける事になるというよくわからない事件もありました。
でも、なんだか憎めないのがluzくんなのです。

福井県から上京してきて、どんどん変わっていってしまうのかなーと思ったけど根っこの部分は何も変わらない彼が大きなステージに立つのを見て、凄く努力したんだろうなぁとちょっとだけ泣きそうになりました。
会うたびに心配するような言葉ばかりかけてた気がするけど、もうそんな必要はないんだろうな。
"福井県から出てきた歌が好きな男の子"は、立派な"アーティストluz(福井の英雄)"になっていました。

懐かしい話を思い出してたらなんだか眠くなってきたな。
luzたん、おやすみなさい。そしてライブ本当におつかれさま。

……LINE返事しろよ!!

こんにちは、Last Note.です。

アルバイトをしたくて申し込みをする際に書いて持ってきてと言われる『履歴書』というものがあります。
このブログを読んでいるのは小中学生が9割だと思うのでわかりやすく説明すると、残りの1割がまだハイハイができるようになったばかりの赤ん坊だと思うので丁寧に根気強く説明すると、
……えっと……自己紹介の紙です(面倒くさくなった)。 

この履歴書に、『免許・資格など』を記入しなさいという結構大きめのコーナーが用意されています。
まるで、

「免許や資格くらいはいくらでも持っているんだろう?アルバイトに応募するつもりがあるんならなァ!! 」

と挑発されているような気分になるのです。
そんなのはお前だけだ、という正論は必要としていないのです。
だってその当時……高校生で初めてアルバイトに応募しようとしていた僕は、そういう風に受け止めてしまっていたのだから。 

高校生の僕は、初めてのアルバイト応募(マクド○ルド)で緊張していました。

「面接うまく受け答えできるかな~!ポテト勝手に持って帰ってもいいのかな~!?

完全にあほの子だった高校生の僕は、夢や希望に溢れていました。

「仕事できるようになったら時給1万円とかになるのかな~?」 

……アホすぎる自覚はまだ、ありませんでした。
 
「履歴書の用紙をコンビニで買ってきたぞ!志望の動機?お金が欲しいから……っと。完璧だね!

全然完璧ではないのですが、高校生の僕は途方もなくストレートな性格だったのです。
嘘のつけないやつです。まっすぐ一本筋の通ったやつです。
オシャレして出かけようという日は、とっておきのユニクロコーデを着ていく安上がりなやつです。

全身セットで1500円のやつです。

「あとは……この
免許・資格などの欄だけか!例を見ると……なるほど、英検とかを書けばいいんだな」 

この時僕は思いました。
英検や漢字検定は級が低すぎて書くのは恥ずかしい! 
僕は自分をもっと良く見せたい!! 

そうです、高校生の僕は……アホだったのです。
ですがやっぱり嘘の付けないやつでもあるのです。
持ってもいない免許や資格を書こうとはしませんでした。

「何があったかな……自慢できるもの……羨ましがられるもの……尊敬されるもの……

アルバイト先の店長に尊敬されたがってるのか!? 
そういう欄ではないのに、方向性がおかしくなってます。
高校……中学……さかのぼって思い出しても、それらしい資格は取っていません。

「じゃあ小学校の時なら……あっ、あったぞ!!これしかない!!」 

なんとか記憶を絞り出した僕が、ドヤ顔で記入した資格は、

『○○小学校 ○代目なわとび名人』 

!?!?!?!? 

僕の通っていた小学校では、 全校生徒が休み時間などになわとびをして技を磨いていき、級を上げていくというシステムがありました。
それで僕はなんと、なわとび名人という頂点まで上り詰めたのです。

真面目に級を上げようとする生徒が他に誰もいなかったからだけど。 

だけど、僕はなわとび名人という称号・資格を誇りにしていました。 
小学校の高学年の頃は、下級生と廊下ですれ違うと

「(なわとび名人の人だ!かっこいいね~!)」
「(僕たちもあんなイケメンななわとび名人になりたいね!)」

という視線を感じていました。
実際に口に出してそんなひそひそ話を聞いたことはありませんでしたが、きっと下級生達はそう言っているに違いないと思い込んでいました。

「なわとび名人なら……履歴書に書ける!特別待遇も考えられるかもしれないな!?」

別の意味での特別待遇(面接の途中で帰らされる)は高確率でされそうだよ。
 ですが、高校生の僕はこれで一安心とばかりに履歴書を完成させて面接に挑みました。

店長さん「あの……このなわとびっていうのは何かな?」

高校生の僕「はい、名人ですッ

 

店長さん「うん、そうじゃなくて」

高校生の僕「念のため、なわとびを持ってきました
!やりますか!? 

店長さん「いや、やらなくていいよ」

高校生の僕「そうですか
毎日シフト入れます

店長さん「なわとびの練習はいいの?」 

高校生の僕「仕事の合間にやってもいいんですか」 

店長さん「それはよくないよね」

それじゃ決まったら連絡します、連絡がなかったら今回は残念ということで……的な事を言われて帰りました。
僕はその後、2か月ほど電話を待ち続けました。
受かっていると思ったから。
だって僕はなわとび名人だから。

今でも知らない電話番号から着信があると、そのアルバイトの合格の連絡かなと思ってしまう僕がいます。
あ、それは嘘ですけど。

大人になり、僕も嘘をつけるようになりました。 

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