よう。
むらさきのトラだ。
今から第2回の講義をむらさきのトラ的な思考で解説してやる。
最初に言っておきたいことがある。
ウェブサイトのメニューで選択肢を与えるなら、理想は5個で多くて7個が限界らしい。
なぜかは知らん。人間はそれがいいんだろう。
これはデザインにも関係するから覚えておくといいぞ。
あー、次だ。
世界中のWebサイトの数が12億を突破し、今も増加中だ。すげぇな。
それに対応するサービスも続々と誕生してるらしい。
昔流行ったネットサーフィンとか、今やってる無料ブログサービスとか、結構お世話になってるNEVERまとめもそれに入る。
じゃあ、なぜ検索エンジンの会社は無料でサービスを行うのか?
次はそれをみていく。
検索エンジンのシェア、世界ではGoogleだが、日本ではYahoo!の方が高いらしい。
ま、俺はGoogleの方がよく使ってるけどな。
Yahoo! JAPANはブラウザをホームページに設定することができるポータルサイトとして成功したらしいぜ。
あぁそうそう、過去のWebページを保存するサービス「Internet Archive」って知ってるか?
「Wayback Machine」っていう某ユーチューバーも紹介してたサイトがあるんだが、それに見たいサイトのURLを打ち込めば、10年前も50年前も遡って当時のそのサイトを見られるんだぜ。
もっと詳しくみていく。
2008年にヤフーのトップページからカテゴリ検索が消滅した。
昔は人がサイトを審査して手作業でカテゴリにサイト登録してたらしい。
例えば、プリン買いたかったら、カテゴリ→ショッピング→BtoC→グルメ→デザート→プリンって具合にな。面倒くさかったんだな。
2005年にはカテゴリ登録の優先表示もなくなって、ヤフーのカテゴリサービスっていうのが全部なくなっちまった。
Yahoo!カテゴリ登録サービス、日本でも2018年に終了するんだとよ。
実際いらないもんな。カテゴリでいちいち検索するより、普通にキーワード検索したほうがはやいもんな。
ついにヤフーはGoogleと検索業務を提携。2010年から2年の契約だったんだけど、今も続いてる。
だから、どっちで検索しても、検索結果の順位は同じだ。
ただ、Yahoo!検索結果には提携したNAVERまとめとか、yahoo!知恵袋やYahoo!検索(画像)とか、Yahoo!の関連サービスが入り過ぎだけどな笑
ここまでYahoo!を中心に見てきたが、お次はGoogleを見ていこう。
Googleは自動で審査して、キーワード検索でページが見つかる。
だから速いのな。
ただ、セキュリティーが甘いのが注意点だ。
Googleは検索エンジンの会社じゃなくて広告代理店だとよ。
Googleの売り上げの96%がサイトに載る広告費らしい。
俺、知らなかったわ。
広告費って高いもんはめちゃくちゃ高いみたいだぜ?
それからGoogleの検索エンジンにはページランクっていう概念があって、1〜10までページがランク付けされている。
人気のECサイトは4くらい。
楽天は4、
Facebookは9、
Twitterは10だ!
ちなみにランク外のやつもあるんだが、それはGoogleに認知すらされてないやつな笑
しかしながら、音声検索においてはGoogleよりBingってやつがシェアを占めてるらしいぞ。
さぁここまでGoogleの検索エンジンについて説明してきたわけだが…
Googleで人の記憶は変質する
とアメリカの心理学者が発表した。
人間の脳が情報を記憶する方法は、このような検索エンジンの台頭によって変わってきている…
そうだ、人間は検索エンジンで知りたい情報を簡単に得られるようになったから、自分の脳に問いかけることをしなくなってきたんだ。
これは危険なことだと思わないか?
FacebookのサーバーやGoogleのサーバーに頼っている人間から、革新的なアイデアは生まれない。
…これは某先生の受け売りだが。
俺達は検索やSNSに依存せず、自分の頭を信じて考えることをやめてはならないだろう。
ま、俺は人間じゃないけれど。
トラだけど。
むらさきの。