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第六回「簓」

(さらさらと音がするからいう)

①日本の民族楽器の一。二〇センチメートルほどの竹の先を細かく割って束ねたもの。田楽・説経・歌祭文や田植囃子などで、簓子とすり合わせたり、二本の簓を打ち合わせて調子を取ったりする。すりざさら。簓竹。
②細かく割った竹を束ねたもの。飯器などを洗うのに用いる。
③物の端の細かに砕けわれたもの。また、だいなしになった物のたとえ。
④「びんざさら」の略。



この漢字、初めて見たかも。ささらって読むらしい。まだまだ知らない事って沢山あるんだなぁと痛感しますね。
とりあえず、どんな物か見た事がないので画像を調べる前に、文章の説明だけ読んで想像してみた。
『二〇センチメートルほどの丈の先を細かく割って束ねたもの』
 
ドラムを叩くときにそういうので叩くときがあるのよね。細い木が束ねられるスティック。それの名前もちゃんと知らなかったので調べてみたら「ロッドスティック」っていうらしい。へ〜。
 
簓はロッドスティックみたいなものなのかなぁと想像しながら画像を検索してみると、やっぱりそういうことらしい。こういうのが民族楽器としてあるのを私は知らなかった…。勉強になりましたね。
 
今行った作業、文章だけでどんな物かを想像するために使う筋肉を「想像筋」というらしい。これはラーメンズの小林賢太郎さんの言葉。昨今はスマホというとても便利な物があって、何かわからない事があるとすぐに調べて答えが出せる時代です。でもそれってちょっとつまらないなと感じてしまうところもありまして。
 
何かわからない物を想像するから面白いっていうのもあるでしょ?説明文だけ読んで想像を膨らませて、みんなで答え合わせをしようとしたら全然違う物だったとか。それが面白い。だからとりあえず一回想像してみるっていうのをやるように心がけてます。
 
この件について似たような事を前にさまぁ〜ずのお二方も話してました。『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』という番組の中で、「最近の若い作家とかはすぐに調べて答えを出してしまうのがつまらない」と言っていた。そのときに出ていた例えとすると、「あの映画に出てる俳優さんの名前何だっけ?」って話題が出て、「う〜ん」って悩む時間が楽しいし、あれでもないこれでもないっていうのも楽しいし、誰が先に正解を思い出すかの勝負が面白いという話。これを聞いてて私はとても納得したのでした。
 
そう考えると、世の中の知らない事の数と同じ数の面白い事があるのかなってちょっと楽しくなりますね。だって、知らないんだから想像し放題でしょう。
今日のこの「簓」も含め、まだまだ世の中には面白い事が溢れてるなぁと感じたのでした。
 
今度、ファンクラブイベントかなにかでこの「想像筋」の選手権みたいなのやったら面白そう。
誰も知らないような単語をお題として出して、それが何かを想像して発表するみたいな。で、評価の基準は正解を出した人じゃなくて、いかに面白い想像をできたかどうかにする。そしたら小学生から大人まで平等に戦える。
なんなら小学生の方が強いかもしれないよね。頭が柔らかくて。
 
いつかそういうイベントできたら楽しそうだなぁと想像したところで今日はこの辺で。


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