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第三回「裏漏り」

急須・やかんなどから湯水を注ぐとき、注ぎ口の下をつたって湯水がこぼれ落ちること。



この言葉、初めて聞いた。裏漏りっていうのね。一瞬ちょっとヤラシイことを考えてしまったのを無理矢理戻して考えてみましょう。
 
この「裏漏り」という現象、そういえば日常的に目の当たりにしてる。私の場合は急須・やかんではなくて如雨露(じょうろ)だけど。
私のTwitterとかインスタグラムを見てる方はもう知ってると思うけど、私の家には結構デカめの居候がいます。ゴムの木とオリーブの木。デカいのはこの二つ。オリーブの木はもうすぐ私の身長を超えようとしています。
この居候たちに水をやるときに如雨露を使うわけですが、これが毎回裏漏りする。フローリングの床に毎回水滴が落ちて、毎回それを拭き取る。これをなんとかできないかと試行錯誤を続けているんだけど、今のところ改善策が発見できないまま…。
いつも「あ〜あ」って思いながら拭き掃除をしていたんだけど、今回のその現象に名前があるという事を知って、ちょっと救われましたね。

つまり、名前がついているという事は私の他にも裏漏りで悩んでいる人が世界には沢山いたという事の証拠なのだ。
自分だけが知っている事に名前をつける必要はありません。誰かに伝えて共有するために名前が必要。大げさかもしれないけど、「世界には僕みたいな人間がいるんだ!」ってある種の勇気をもらいましたね。
そう考えると名前って面白い。認めてもらったってことだ。空想委員会の楽曲に「名前を呼んでくれ」っていうのがありますけど、あれもそういうことだよね。名前呼んでくれたって事は認めてくれたってことだもんね。
名前呼ぼう。友達とか好きな人とか、名前を呼ぼう。それはつまり世界の中にあなたを見つけたよってことですから。

名前といえば、私が小学生の頃から悩んでいることがあるんだ。ずっと悩んでるんだけど、もしもいつか誰かと結婚して子供ができて、その子が男の子だった場合、なんて名前をつけていいのかが思いつかない。
これ、問題の根っこはどこにあるかというと、自分の名前が最高で他の名前が良いと思えないってところにあるんです。
私、周りのみんなには「委員長」って言われる事が多いのであまり知られてないんですが、本名を「三浦 隆一」と言います。
良い名前というのはこの「隆一」。父親を表彰したいくらい良い名前をつけてくれたなとずっと思ってる。今でも思ってる。由来は教授こと「坂本龍一」さんかららしい。(父親談)もう音楽をやる事が生まれたときから運命付けられていたかのような由来!
その響きをいただきつつ、「隆」という字は当時父親がファンだった強い力士の方からいただいたそう。(父親は相撲ファン)
響きといい字面といい、これを越える名前に出会った事がない。だから自分の息子に付ける名前が思い浮かばないのです。
 
いつか「隆一」を越える名前を思い浮かぶのか。もしくは生まれて来た赤ちゃんの顔を見たらふと思い付くのか。(友達にそういう例もあるらしい)もしくは奥さんが付けるのか。
こればっかりは誰にもわからない。乞うご期待ですね。
ということで、今回はこの辺で。


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