東野圭吾氏の著書
「パラドックス13」
パラレルワールドで生き抜こうとする老若男女11人のお話です。

ブラックホールの影響で、
3月13日13時13分13秒
地球にある影響が出る!
総理のもとに届いた情報。
パニックを恐れ、その情報はごく限られた者にしか伝えられなかった。
宝石強盗犯を追っていた警視庁管理官の誠也。上司から「13時から13時20分までは絶対に動くな」と言われた。理由はよくわからない。もっと上からの命令だという。
しかし、所轄の巡査が現場に一人乗り込んできた!しかも弟の冬樹だ!
銃弾線となった現場、
13時13分
世界からすべての人が消えた!
残された誠也の呼びかけで集まった男女11人。そこには冬樹もいた!
この世界は一体どうなったのか?これから自分たちはどうなってしまうのか?

変わり果てた東京で生き残るためのサバイバル。
みんなと生き残りたい誠也の判断がときに強引すぎる、押し付けすぎる!
とイラッとしますが、
命の尊厳。プライド。仲間。
など、揺さぶられる本でした。