岡嶋二人 氏の著書
「クラインの壺」
すごくもやっとするお話です!
イヤミスです。

ゲーム作家原作を手掛ける作家の上杉。
ゲームブックの募集に落選し気落ちしているところに、
バーチャルリアリティシステムを手掛ける会社からオファーがあった。
『クライン2』と言うゲームを作ることになる。
上杉とバイトで応募してきた梨沙は、ゲームのモニターとして参加する。
バーチャルとは思えない体験に、徐々に恐怖を覚える二人。
そして途切れる記憶の断片。
行方不明の梨沙。
バーチャルか、現実か区別がつかなくなっていく上杉。
最後の行動に出ようとする上杉だが、果たしてこれは現実なのか?

仮想空間と現実の混同。よくありそうなテーマですが、とても怖かったです。