全国ワンマンツアー「ふざけんな世界、ふざけろよツアー」に来て頂いた全ての皆さん、本当にありがとうございました!

先日の東京国際フォーラムでのファイナルにて完結いたしました。

心から楽しんだツアーでした。
毎回ツアーをやる度に「最高傑作を!」と意気込んでいますが、正直スタートするまでは緊張だらけです。

私だけ盛り上がっていても何にも始まらないので。
実際に会場に来てくれた皆と一緒になって、初めて思い描いていたものが具現化されていくのを見るのは、最高にスリリングだし、クセになる。

今ツアーのキーワードでもあった「チクショーチクショーふざけんな」という言葉。

ツアー通して何回叫んだか分からないですが、みんなで青筋立てながら大声出しているうちに、私の抱えていたつまんないストレスも全部どっかに吹っ飛んでいきました。

スッキリした。

しかし、大勢で「チクショーチクショーふざけんな」と大合唱している光景はなんだか現実離れしていて面白かったな。
馬鹿げていて、楽しくて、それでもちゃんと皆音楽の中に居て、感動も高揚もごちゃまぜでした。思い出しても最高。

ファイナルは会場がホールだったこともあり、演出・衣装・装飾もプラスαで準備してました。

一番やりたかった映像の演出を取り入れることができて嬉しかった。
スクリーンと舞台装飾の機能を両方兼ね備えたものを作ってもらい、ステージにどーんと配置。
合体して強くなるロボみたいでかっこ良かった。

歌詞の投影も、演奏に合わせて1行ずつ手動で出して貰っていたのです。
映像チームも演奏で参加していたようなものですね。

そして、カイワレの曲中で映し出されたのは人形劇。
ファイナルに来られなかった皆さんはどんなものか分からないと思うので、近々カイワレの映像を動画でアップしようと思っています。

カイワレ映像を作って下さったのは、「君が私をダメにする」のMVを撮影して下さった竹葉リサ監督です。

人形を操ってくださったのは『一糸座』の皆さん。
江戸時代から脈絡と続く人形劇の文化を、現代に継承する、いわば糸あやつり人形のプロフェッショナル集団なのです。

伝統的な人形劇と言えば、浄瑠璃みたいに和装で古典の演目をやるイメージだったのですが、一糸座の皆さんは古典に留まらず現代劇も素晴らしい。

今回のカイワレにピッタリなキャスト(お人形達)に竹葉監督も惚れ込んで、映像作品に協力して貰ったのです。

ファイナルを終えてすぐ、神奈川芸術劇場に足を運び、一糸座の公演を観に行きました。

日本とチェコの国際共同公演、『ゴーレム』という作品でした。

モダンで哲学的で…もう凄い…。
語彙が追いつきません。
『いいもの見ちゃった…』
というシンプルな感想。
私、お芝居終わってからまだゴーレムモードです、抜け出せない。

芝居や劇を観に行くと、ストーリーがあって、時間軸があって、最終的な『結末』に導かれるというのが一般的ですよね。
ゴーレムをみて、その根幹を揺るがされた気がしました。

意味や結末の最終決定権を、大胆に客席に放り投げてくる。
1番面白い作業を私達にさせてくれるというか。

観客の感性を信じていなければできないことです。
いやー、素晴らしかった。

まだやってるので、お芝居など好きな方は是非、神奈川芸術劇場に観に行ってみてね。


かくして今ツアーで得たものの膨大さに驚いている私ですが、
たくさん貰ったエネルギーや養分を次に向けて使います。

曲もつくるし、小説も書くし、フェスも出るし、ビルボードで洒落たワンマンやるし、美味しいビールもたらふく飲むぞ。

みなさんまた楽しい夜に会いましょう!

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