昨日、公開された小説『壁の鹿』

初めて本格的な小説を書きました。

こうして、公開できる日が来ると嬉しいものですね。

もちろん、緊張もあるけど。


壁に掛かっている鹿の剥製が話し始める、という話です。

鹿の剥製との対話を経て、人間が再生して行く様子を描いています。

今回は、短編小説が2話公開されます。

鹿の剥製はどちらにも登場しますが、それぞれの話は違う人物を主人公にした物語です。


1話目の舞台は、とある女子校の寄宿舎。
変わりばえしない人間関係と、閉鎖的な環境の中で、少女達は何を思いながら生きているのか。

第1話は、正直苦労しました。

筆が進まないとか、そういう種類の行き詰まりでは無く、自分の内部に潜る作業が結構キました。

自分の中の、秘密や、冷酷さ、弱点や、嫌いなものについて、深く掘り下げて考えなくてはならず、黒木渚の強靭なメンタルを持ってしても、なんかぐったりしたな。(笑)

それでも、やって良かったと思う。
向かい合った分、作品は人間臭さを増した気がするし。
脳みそ切売りしてるようなもんだな。

対する2話目は、書くのがとても楽しかった。

恋愛絡みの話題もあったり、喜劇みたいな部分もあって、こちらは愉快に進みました。

1話目は、書くのに20日もかかったのに、2話目の執筆期間は2日でした。

10分の1(笑)
スピードのムラがすごい。

それでも、何とか書き終えて、こうして皆さんに公開できるのがとても嬉しい。

どうか皆さんを楽しませる作品でありますように。

小説書いてみて、作曲にも良い影響があったなと、しみじみ感じてます。

勉強のために今まで以上に本を読んだりもして、養分がまた蓄えられたし。

面白いもの、たくさん作れるといいな。

壁の鹿は、1月21日リリースの『虎視眈々と淡々と』のCDに入っているQRコードから、特設ページに飛んで読むことができます。

是非、みなさん読んでみて下さい。就寝前や、移動のお供に。

しおり機能もあって、コツコツ読む派の人も安心だよ。