先日、リリースとワンマンの発表を記念してLINE LIVEをやりました。

 

題して「コニャックを飲んでみた」

https://live.line.me/channels/306/broadcast/11995686
※9月23日(月)23:59まで公開 

 

まだ新曲を聴いていない方にはさっぱり意味のわからないイベントだと思うのですが、実は新曲の冒頭に

 

「私が死んだら心臓はコニャックに漬けてレモンの木の下に埋めてね」

 

という歌詞があるのです。↓

 

 

※各音楽配信サイトで楽曲先行配信中。


コニャックに漬けた心臓を埋葬したことで有名なのはショパンですが、

私は今回のアルバムを制作している期間に狂ったようにショパンの曲をリピートしていたので自ずと影響されてしまいました。

どうせならショパンみたいな滅びかたがいいなあ、なんて。

 

しかし、肝心のコニャックというものをちゃんと味わったことがなかったのでアルバム完成の祝杯とかこつけて飲んでみようと思ったのです。

 

樽の中で6年も熟成されていたコニャックは、チョコレートのような果物のような芳醇な香りでした。お酒に弱い人は香りだけでも酔っ払うのではと思うくらいに。

 

はやる気持ちを抑えきれず、勢いよく飲んだらガツン!とやられました。

 

まず上咽頭のあたりに強烈な爆発を感じ、次に食道から胃への一本道がごうごうと燃えている感覚。ああ〜お腹の中があったか〜い。(ナンセンスソムリエ)

 

その後、ゆっくり落ち着いて味わってみると、フルーティーでとても美味しいお酒でした。酒好きは気を付けて飲まないとダメなタイプの酒だよあれは。

 

画面越しですが皆さんと乾杯できたし、新曲の感想聞いたり、雑談したりとコミュニケーションとれることが嬉しかった。

 

途中で限定版Aに付く特典DVDをちらっと一緒に見てみたんですが、内容は2年前の復活ライブ映像でした。

MCで私がこらえきれずに泣いてしまい、そのシーンが流れた瞬間みんなも泣きに入りタイムラインが葬式ムード。私の追悼VTRみたいな空気になってたぞ。笑

 

放送終了後にアーカイブでみんなからのコメント全部読みました。

本当にありがとう。

いつも一生懸命支えてくれるし、ギャグセンスもあるし、ひねくれてるくせに本当は純粋な心の持ち主だしな(笑)最高のファンを持って私は幸せです。

 

 

 

公開されたMVについても少し裏話をしました。

 

今回の監督は「大予言」「ふざけんな世界、ふざけろよ」「解放区の旅」を撮ってくださった大喜多監督と再びタッグを組んで作りました。

 

新曲を聴いた監督が「よし、根っこだ!でっかい根っこの下でライブするんだ!」

と言い出したとき、「ほほお!」という驚きと同時に「ははあん」という納得がありました。やっぱり大喜多監督はすごいや。

 

で、台風の過ぎ去った八月某日。監督と映像チームのスタッフさんは巨大な木の根っこを探して多摩川流域を練り歩いていました。情熱大陸。

 

撮影の日、まるで巨大なシャンデリアみたいに釣り下がっている木の根っこを見上げてその迫力に圧倒されました。

 

これは根っこであり、血管であり、シナプスなのかもしれないと思いながら。

 

演奏シーンに出演してくださったのは

ギター 田渕ひさ子さん

ドラム 柏倉隆史さん

ベース tatsuさん

 

の偉大な先輩方。

 

レコーディングではベースは「髭」の宮川トモユキさんが演奏してくださったんですが、今回スケジュールが合わずで一緒に撮影ができず、急遽ピンチヒッターとして助けてくださったのがtatsuさん!

 

実はtatsuさんとは以前、意外な形でライブをご一緒したことがあります。

 

Base Ball Bearの史織ちゃんがやっているsticoという激渋なバンドがあるのですが、tatsuさんはそこでベースを弾いていらっしゃるのです。

私はポエトリーリーディングで参加させてもらい、その夜また新しい世界が開けました。

演奏に合わせて中原中也の詩や、「焼肉焼いても家焼くな」とか「やめられないとまらない」とかランダムにそして即興的に繋いで叫ぶのがものすごく楽しかった。ああいう実験的なことって普段できないけど、ものすごくアドレナリンが出ます。なぎ汁ブシャー!!

 

 

ともあれ、巨大な根っこの下で先輩達と並んで演奏できたという最高の撮影でした。ありがとうございました。

 

 

個人的に一番気に入っているカットは根っこの下で仰向けに寝ているところです。撮影が夜まで続いたので実はあのシーン半分寝てます。あんまりMVでガチ寝してるとこ映らないよね。

 

皆さんもMVを観て見つけた自分だけのマニアックハァハァポイントを教えてくださいね。


<お知らせ>
黒木渚 ONEMAN LIVE 2020「檸檬の棘」開催決定!
 

2020年1月11日(土)【福岡】DRUM LOGOS
開場17:00 / 開演18:00 / 前売料金 ¥4,500(1drink別)
問:BEA / 092-712-4221(平日11:00~18:00)

2020年2月21日(金)【東京】EX THEATER ROPPONGI
開場18:30 / 開演19:30 / 前売料金 ¥5,500(1drink別)
問:ディスクガレージ / 050-5533-0888(平日12:00~19:00)

*22歳以下の学生へ500円キャッシュバック有り
(当日キャッシュバック窓口にて学生証をご提示ください)

LINEチケット 1次先行抽選受付URL
受付期間:2019年9月7日(土)00:00〜9月23日(月)23:59
https://ticket.line.me/sp/kurokinagisa

こんばんは、黒木渚です。


本日発表があったとおり、2019年10月9日に新しいアルバムをリリースします。


タイトルは「檸檬の棘」


四年ぶりのフルアルバムです。

 

kurokinagisa-lemonnotoge_H1-tsujyo.jpeg



2016年に発声障害を患ってからというもの、以前のようなペースで音楽活動ができず、

みなさんを待たせてばかりでした。


何も言わず待っていてくれてありがとう。


こうして新しい作品を持ってまた会えることが本当に嬉しい。



どうにか諦めずに今日までやってこれたのは皆のおかげです。


ファンの皆とスタッフ達の辛抱強さには頭があがりません。一人一人抱きしめて回りたいくらいだ。笑




「檸檬の棘」は今の私の生き写しです。


病んだ喉と格闘しながら生きてきたこの二年間。


頭の中にどんどん湧いてくる音や言葉に体が追いつかず、苦しくてどうにかなりそうだった日々。


バカみたいにもがいているうちに、蓋のようなものがスコンと外れて、一気に音楽が溢れ出てきました。


檸檬の棘。檸檬の棘。私の愛しい分身。



なんだか、もう怖さも感じません。


うまく歌えないことも、知らない場所に飛び込むことも、芸術のために何かを犠牲にすることも怖くない。



これからは、作りたいものを作り、歌いたいように歌い、

ファンの皆を驚かせることを生き甲斐として楽しくやっていきます。


ペースは遅いかもしれないけど、音楽にも文学にも誠実に歩いて行こうと思っているので、気長についてきてください。

一緒に面白いものを見よう。



それから、リリースを記念してワンマンライブをやります。


やはり、どうにか自分の声で伝えたいアルバムなのです。


111日(土)福岡DRUM LOGOS

221日(金)東京EX THEATER ROPPONGI




まずは、この二本に全力を注ぎます。


本当は全県ツアーなどやれたら良かっんだけど。

ずっと待たせている地方の皆にも会いに行きたいけれど、地固めしながら確実に前に進むためにも、

まずはこの二本に集中させてください。


ちゃんとやり遂げたら、必ず会いにいくからね。



ああ、本当に発表できて嬉しい。

もうこんな日はこないんじゃないかと絶望した時期もあったけど、諦めなくてよかった。


早くライブで会いたい。一緒に歌いたい。ビールで乾杯しようね。

黒木渚「檸檬の棘」リリース記念 LINE LIVE「コニャックを飲んでみた」


 良番を押さえたい方はFCチケット先行予約が始まっているのでそちらでゲットすると確実ですよ。

 あと、アルバムの限定版と購入特典は数に限りがあるので絶対欲しいという方は予約がオススメです。

詳細は黒木渚公式HP
http://www.kurokinagisa.jp

 kurokinagisa-lemonnotoge_APH.jpeg

先日は新作小説「呼吸する町」のサイン&握手会ということで、
三省堂書店有楽町店さんにお世話になりました。


台風の予報だったので心配していましたが、

当日はカラリと晴れて最高のビール日和。


歯を食いしばってビールの誘惑に耐えつつ会場へ。


サイン会へは沢山のかたが来てくれました。


久しぶりに見る顔、小説きっかけで来てくれた人、

はるばる九州や東北から会いに来てくれた人、

おまけに高校卒業以来の懐かしい再会もあったりして嬉しかった。


「新曲も待ってます」

「またライブでも会いたいです」

と声をかけてくれる方もたくさんいました。


そういえば前回のサイン会の時は喉の調子が悪くて前代未聞のサイレントサイン会だったなあ、と。

まだまだ完璧なコンディションとは言えないまでも、ここ2年ほどの試行錯誤で随分と良くなった私の喉。


先日無事にレコーディングも終えることができたので、


「もうすぐ音楽も届けられるから楽しみに待っててね」


と声に出して一人一人に伝えられたことが本当に嬉しかった。


ちゃんと戻ってきてくれた自分の声にも改めて愛しさを感じたのでした。



あと、サイン会あるあるなんだけど握手するときに5人に3人くらいは手が震えています。

緊張が伝わってくると、不思議なことに私の気持ちはほぐれてゆく。

本来は私も割と人見知りですが、自分より緊張している人と手を繋ぐとリラックスできる謎セラピー。



サイン会が終わったあとは、光文社チームの皆さんに打ち上げをしてもらいました。


乳酸菌配達員の物語を書こうと思ったのも、光文社チームの皆さんとの何気ない雑談から生まれたひらめきだったので、とても感謝しています。


文芸の世界のことなど何もわからず飛び込んだ私でしたが、気づけばもう4年ほど書き続けており、今作で四冊目の小説です。

一冊の本が完成するためには、実はびっくりするくらい多くの方の協力が必要なのです。


いろんな行程を経て、やっと出来上がった単行本。

私の思いだけではなく、チームの思いも乗せて、沢山の本好きの方に届くといいなと思います。


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